CX-3の商品改良、2025年12月の変更点や感想です。
おそらく2026モデルと呼ばれるであろう改良です。
マツダは秋から冬にかけて次のイヤーモデルを登場させることが多いです。CX-3もマツダ2と合わせて行われます。
※2025年・執筆 この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
実際に試乗し、撮影しています。

マツダ・CX-3(DJ型)
新車価格:155万円〜
最新記事では2025年登録のCX-3、ガソリンモデルを取り上げています。
モデル途中からガソリンは2000ccが1500ccに代わり、ディーゼルモデルは1500ccが1800ccに変わっています。

内容は「グレードが絞られる」「価格が上がり」「標準装備が変更」。単純明快ですし、グレード名変更もすごくシンプルでわかりやすい。
グレードラインナップが絞られることで最低価格は40万円、値上がります。既存からの改良グレードだと、10〜20万円のアップ。
筆者の感想!ネットの反応にひとこと!変更点は端的にそれ以外を盛り込んで動画にしています。

まずは今回の変更点。
ガソリンモデルではアーバンドレッサーのみに、ディーゼルモデルではビビッドモノトーンのみに。それぞれ1つずつ、計2つのグレードに絞られます。
15Sツーリング、15Sビビッドモノトーン、XDツーリングは廃止。
今までの廉価グレードである15Sツーリング(228万円)が廃止され、270万円〜になります。
いつものマツダだと複雑なグレード体系変更で頭使いますが、今回は簡単。
価格上昇します。
アダプティブハイビーム、自動防眩ミラーが標準装備化。
UV&IRカットガラスが標準装備化。
メモリー機能付きパワーシート、パドルシフト、フロントフォグが廃止。

CX-3の改良を目にして思うこと。
消滅よりは全然うれしいけど、上級グレードのみ残してきた。ここから、在庫整理という感じは受けず、でもそろそろ最後かもよと連想させる。
そう、ファイナルエディションとかアニバーサリー的なイメージ。
マツダやCX-3を好きな人は買ってね。今後につなげるから応援してね、的なメッセージ。
またマツダ2の2025年商品改良をセットで考えると、ベーシックがマツダ2、プレミアムがCX-3。ここにしっかり差をつけ、それぞれの存在価値を高める。そんな様子が感じられます。
代わりに、CX-3とCX-30の価格差はつまり、CX-60を見ても320万円。この間にCX-5が登場するでしょうから、今後は300万円前後の価格帯が中心で、その中で用途に合わせて選んでね、という方向かもしれません。
乗り味は、CX-3(2025年式)228万円だった15Sツーリング、相当にレベル高いなと思いました。フロントシート限定、もっといえば運転席での印象で言えば、間違いなく価格以上。ライバル以上の質を感じます。
さらに装備だって悪くない。ライバルでいえば中間グレード以上と比較できる内容。
これが270万円になると、変化が起こります。今まではライズ・クロスビー・ヤリスクロス・WR-V・フロンクスあたりと競合。
今度は一段上にシフト。ヴェゼルe:HEVやCX-30、モデル末期のCX-5、RAV4その他。
コンパクトこそというボディサイズに魅力を感じなければ、1つ2つ上のクラスと戦わないといけない。もしくはフルハイブリッドと同じ価格帯で勝負することに。
勝負できるのか?比較して選ぶモデルじゃないのか?
CX-3の試乗レビューでは感じた特徴を丁寧に述べていきますので、そちらをご覧ください。

黄色い背景がネットの反応。続くのが私ヒラリーの反応です。
すみません、なんだかんだで一番多く目にしたコメントです。CX-3は登場から10年経ってるのは事実。
でも、見方変えることもできます。
一節によればトヨタ、9年を目安にしたサイクルに変えていくらしい。ホントだったら10年だってあんまり変わらない。
またミツビシ、デリカは20年近くて、それでも近日中にマイナーチェンジが行われます。それと比較すればまだ半分よ。
確かにそうも捉えられるとのは、上記の感想で述べました。
でもどうでしょう?次期型がなくなるってことはないんじゃない?日本に入ってくるかという問題かと。
タイでマツダが作っている工場があるらしく、その新工場で1台目のローンチが時期CX-3になると、以前目にしました。
その方向が変わってないとすると、あることはある。右ハンドル仕様はオーストラリアで強いマツダならきっとある。日本にも入ってくる。と予想します。
CX-30とCX-3の比較ですね。今度CX-3が270万円となると、価格帯もバッティングしてくる。こうなるとクラス1つ違って、ボディサイズ、リアシートスペース、内装質感、そもそも元の設計とか、様々な面でCX-30が有利。CX-3は厳しくなる。
そうなるとコンパクトなボディサイズでCX-3に魅力。これは駐車場事情にも関係してくる。平置きと立体だと、価格が異なる場合があるからね。
あとは乗り味の好み。ハンドルリングやステアフィールでいうと、CX-30の方がマツダっぽさがあって、静粛性のノイズ特性も独特な長所がある。
CX-3(2025)の方がマス向け、多くのユーザーに好まれそうなお味が強い。単純にCX-3の方がいいなと感じる方もいらっしゃるはず。
これは半分うなずけて、半分はうなずけないかな。半分正解というのは、CX-3ってリアバンパーがボコンと張り出し、デザインのため、もしくはサイズのために、大きくしてる可能性。空力の可能性もあるけどね。
一方でフロントシート優先のため、リアシートスペースを割り切っているだろうというのは感じる。これはマツダ2と一緒。
その他デザインに関する反応は多かったです。
270万円と考えれば、2000ccだったら割高感なくなるしね。でもそれで買うかって言ったら...買わないよね、って方が多いんじゃない?
もし現状でまた2000ccをラインナップすれば、CX-5と同じスタート価格になっちゃうよ。
マツダにはPE、PY、P5と、Pから始まるエンジンが複数ある中で、1500ccのP5-VPSはすごく魅力的だと思います。
走り好きの中でも、パワーを求める層が減っちゃったんじゃない?実は自分もそう。価格=走りではあって、価格<パワーではなくなりました。
パワーのためにお金を払うって感覚がないんだよね。昔は逆だったけど。
需要でも「小さくてハイパワー」を企画すれば「大きくてハイパワー」と同じ価格に。そういう時代。そしたら設計的に有利でパワー以外の魅力も訴求しやすいサイズの方が、人気を得やすい。
人間の趣味趣向は変わるもの。時代的なトレンドがあって、それによって変わる部分もお大きい。
その中でマツダは、トレンド変えて主導権を取りに行く作戦を試みてるメーカーだと思います。
乗れば特徴は全く異なるけどね。それより安くなくなってしまったのが悲しい。
マツダのグレード構成やオプション体系って難しいよね。それにパワーシート廃止はたしかに。
パワーシート廃止のなにが痛いかって、マツダの思想と照らし合わせてのポイントだから。
ドライビングポジションを追求すれば、細かく詰められるパワーシートがいい。特に冬は、着るものによって微調整が必要になる。筆者はアウターと靴は、これしか運転できないというのがある。それを感じる方には、やはりパワーシートがいいです。
マツダCX-3・商品改良2025という動画では、より多くの反応に反応してます。
ページ上部にリンクがあるので、ぜひ見てみて下さい。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転。
受け売りでなく、紹介ではなく、レビューです。
評論家との違いは、自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。