タイヤは消耗品でありつつ重要部品。短期消耗品にはお金出したくないという本音。
比較詳細レポートは順次掲載中。耐久性は長期試乗テストとして普通に使っています。
軽自動車用なら1本4000円!輸入タイヤとそう変わらない価格で選べる国産ヨコハマタイヤ。
イエローハット専売のプライベートブランドとして販売されています。
レビューはこちら!格安ヨコハマタイヤ、プラクティバBP01を軽自動車で使用
めちゃくちゃ安いわけじゃないけど、凄いと思える魅力がある格安輸入タイヤ。
弱点も感じるけど大きくなく、輸入タイヤとしては適度な個性。
インドのタイヤメーカーCEATのEcoDriveというタイヤです。
タイヤといえば、パフォーマンス重視の「国内メーカー」と「欧州メーカー」、価格の安い「アジア系輸入タイヤ」。
乗ってわかることは、輸入タイヤはコストパフォーマンスが高い!正確には、当たり引いたら凄い!普通に使えて問題なくて価格は2分の1〜4分の1。
違いは省燃費性能や安心感。燃費差を予想すれば2〜3%の違いでしょうか。燃費20km/Lのクルマで0.5km/L程度の差が考えられます。
燃費は空気圧管理で変わるし、タイヤ価格を考えれば無視したって問題なし。高いエコタイヤ、期待するほど大きな得は...現時点ではね。
ネットショップで安く輸入タイヤが買えます。交換は近くの量販店でOK。
国産ブランドも海外製品版が安くラインナップされてます。
※リンクのあるタイヤは”使用レポート”を掲載中。ブランド名やメーカー名のリンクは特徴やマメ知識など。
どこかを重視すればどこかが犠牲になる。現状、すべてを満たしてくれるタイヤはないため、目的に合わせて選ぶ必要がある。
新車時装着タイヤが年々サイズアップしていることから、とにかく良いモノと選べばタイヤ4本10万円以上は当たり前となってしまった。そんな事からも優先順位を決めて比較した方が高い満足感が得られると思う。
価格ランク「低」。ベーシックな性能と低価格が特徴。
価格ランク「低中」。主に静粛性や乗り心地、ウェット走行性能、耐摩耗耐久性が重視される。
メーカーにより位置づけが異なり、スタンダードに省燃費性を盛り込んだタイプやドレスアップ系とかぶるタイプ、またプレミアム系と位置づけられる場合もある。
そのほか各メーカー、背の高いミニバン用タイヤも用意される。
価格ランク「中」。大口径ホイールでドレスアップする場合の主力。スポーティ性能も快適性能も価格もほどよく。
トレッドやショルダー部分のデザイン性が重視されフレッシュなブランドイメージも重要。性能的にも価格的にもほどほどで人気のクラス。
価格ランク「高」。基本的に国内メーカーでラインナップされるクラス。
静粛性と乗り心地で最高レベルが期待できる上、ドライ・ウェット路面のグリップ力も重視されている。ビッグセダンとの相性が良いとされる。
価格ランク「中」。一般クラスのスポーティタイヤ。
スリップアングルが大きくなった時のコントロール性や剛性感が重視される。そしてハイグリップ系よりは耐摩耗性が重視されることが多い。単純なグリップ性能だけでなく、過途特性やフィール、インフォメーションのわかりやすさなども評価される。
価格ランク「高」。どんな路面でも最低限走れる内容をキープしながら、グリップ力が重視されるタイプ。
ハイパワー車でもスムーズに速く、またハイスピード走行でも安心の走行性能。基本的にはドライ性能重視で、スポーティタイヤならではの感触をドライバーに伝える。単純なグリップ性能だけでなく、過途特性やフィール、インフォメーションのわかりやすさなども評価される。
価格ランク「中」。エコノミー&エコロジー。通称エコタイヤ、規格に合わせて低燃費タイヤ/少燃費タイヤと呼ばれる。
一定レベルのグリップレベルを確保しつつ、転がり抵抗を軽減させ、自動車の燃費性能を向上させる。一口に低燃費タイヤといっても性能は様々だが、2013年現在、メーカーの公表によると最大で4%の燃費改善に繋がるとされる。
国産タイヤ、輸入タイヤ問わずインターネットでタイヤを購入した場合、どこかでタイヤの組み替えをお願いすることになる。
基本的には、タイヤ販売店、整備工場、ガソリンスタンドが目安。
持込タイヤ交換よろこんで!とアピールしている店も多いから、きっとお近くで手頃な場所が見つかると思う。
通販のオートウェイでは、交換提携工場の一覧をホームページに掲載している(価格は要問い合わせ)。
筆者はこれまで、10セット以上のタイヤを通信販売で購入、あちこちで組み替えをしてもらった。記憶に残っている交換場所と価格は下記の通り。
※カー用品量販店では一部、作業を行ってくれない店舗もあり。
※なんで大口径タイヤが高いか?大きいタイヤは固くて作業が大変な場合が多い。アルミホイールを傷つけてしまう可能性も高いんです。
タイヤを生かすも殺すも空気圧の管理次第。といわれるほど重要な空気圧。この空気圧を変化させることでクルマを自分好みの特性に変化させることもできる。また少しの違いでも変化が大きく、どなたでもわかりやすい変化が起こる。
セルフのガソリンスタンドなら好き勝手に空気入れを利用して調整できるから、気になったらいつでも試してみることをオススメ。
※特記無い場合、文中のタイヤ空気圧、圧力単位は 「kgf/cm2」。
タイヤ空気圧の基準は、純正指定値。多くの国産車では運転席側のドアを開けたところにシールが貼ってある。軽自動車などは燃費を重視して極端に高い数値が指定されている場合も多いから、空気圧を増減することで好みの乗り味に近づけることが出来る。
下記表は、基準値より1割〜2割の変更をした際の 一般的な体感変化の傾向。タイヤ規格は日本のJATMAでの印象。
タイヤの空気圧を変えると誰でもわかるほど大きな違いを体感出来るという点は上に記したとおり。
例えば軽量ホイールに交換したとしても、空気圧が変わったことで乗り味に変化があったのか、燃費が変わったのか、判断が難しいほど。
そんな空気圧をチェックする上で大事なポイントが2点。
タイヤの空気圧をチェック、変更する上で大事なのが、タイヤの温度変化による空気圧変化が起こるという点。タイヤの温度が上がれば空気は膨張し空気圧は上がる。つまり「いつ」チェックするかという条件が大事。
一般的には冷間時や温間時に計測されることが多く。ネット上にある情報も大方この表記で掲載されていると思う。それ以外ではガソリンスタンドで空気圧チェックする場合。通常走行中の計測なんていうのもあり、何もしないのと比べればこれだって充分効果的。普通はこれでいいはず。
タイヤ空気圧をチェックするのに必要な道具は「空気圧ゲージ」だけ。ただしこの道具がくせもの。あまりに安価な空気圧ゲージはいろいろと問題があるし、それなりに高価なものでも使い方次第で精度が悪くなる。
今までに経験した空気圧ゲージの問題、例えば下記のよう。
カー用品店で販売されている1000円以下のゲージはオススメできず。結局ゴミになります。足踏み式の空気入れとセットになっているタイプも一緒。
まとめれば、一定レベルの品質のモノ、それを常に基準にすることが大事。
メーカーの指定する基準値だって、適当な空気圧ゲージでは合わすことができない可能性がある。メーカー指定の基準値は基本、冷間時の表記だけど、迷ったらガソリンスタンドでチェックを。どこでも同じような値を示すことが期待できる。
上のリストで上から三番目までのやつは使い物になりません。見当違いの値を示すか、最初はこんなもんかくらいでも、だんだん信用出来なくなります。 特に、足踏み式フットポンプのやつはハチャメチャ。何もしなくてもガス圧変化で圧力が掛かっちゃうのかな。
もちろん、全体的にチャックが変なのはお約束。お値段考えても仕方ありません。
エアツールの空気入れ&空気圧ゲージは、良いんですが、どうしても荒く使っちゃう。コンクリートの上にボン!なんてついついやってしまいます。圧力計は衝撃で狂います。
筆者がオススメしたい空気圧ゲージはモンスター田嶋ブランドの「モンスタースポーツ・空気圧ゲージ」。
特徴は安くて使える精度!アマゾンで3000円くらいで売っている。
定番といえばブリジストンブランドの空気圧ゲージだけど、お値段は1万円オーバー。
普段利用ならモンスターのこれで充分。目盛り良し、敏感さ良し、減圧しても指し直し必要なしの精度もある。さらに挿し直しても同じ値を示すからチャックの作りも悪くないハズ。
※個体差がある可能性もあります。
タイヤの内圧を示す空気圧は、いくつかの単位が平行して使われています。馬力&トルクと同じような感じですね。
よく聞く単位と、それぞれだいたいの値。
2.0kgf/cm2 = 28PSI = 200kpa = 2.0ber
3.0kgf/cm2 = 43PSI = 290kpa = 2.9ber
冷間とは走行前、温間とは走行後の空気圧。冷間といっても冷たいというニュアンスではなくて、気温と同程度のタイヤ温度になります。
タイヤの温度変化により内圧は変化する。ではどれくらい変化するのか目安が欲しいところ。
走行後、どれくらい変化するのか、筆者が確認している値を記します。
温間時の空気圧は、タイヤ銘柄やサイズ、車重、なにより運転の仕方によりバラバラです。1例としてご覧下さい。
※単位は「kgf/cm2」。通称「キロ」。
※例は日本のJATMA(ジャトマ)規格のタイヤ。目安にされる場合、規格にご注意下さい。
増えてきたETRTO XL規格では0.3キロ多めあたりを目安に。
タイヤサイズ:205/50R16
冷間時:F1.60キロ - R1.80キロ
温間時:F2.00キロ - R2.05キロ
フロントタイヤの仕事量が多いFF車だからか。一般走行時には1.60キロは低すぎなのでご注意。
タイヤサイズ:215/40R17
冷間時:F1.90キロ - R1.90キロ
温間時:F2.10キロ - R2.10キロ
アクセル全開時間は少なめ、ホイルスピンもなしでのデータ。
タイヤサイズ:いろいろ
冷間時:F2.20キロ - R2.20キロ
温間時:F2.40キロ - R2.25キロ
だいたい1人乗車でチェック。普通に走るだけならリアタイヤの空気圧ってあまり変わらないのかな。体感上、空気量の多いタイヤだと圧が上がりやすい傾向を感じる。
タイヤサイズ:255/40/18
冷間時 : F1.80キロ - R1.90キロ
温間時 : F1.85キロ - R2.00キロ
後輪駆動のビッグセダンとの組み合わせ。駆動輪であるリアが上がりやすかった。また車重からかブレーキの熱でホイールが暖まる。計測したのはホイールがなんとか手で触れる時。
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