「REVO-GZ」タイヤ比較と評価

タイヤ使ってみました!
スタッドレスタイヤ、ドライ&ウェット

コンフォート性能として乗り心地と騒音テストをメインに、タイヤによってはサーキット走行でのレビューも掲載中。内容はドライ路面重視です。

ブリジストン「ブリザックREVO-GZ」ドライ路面での使用感

ブリジストンのスタッドレスタイヤ「ブリザックREVO-GZ」についての使用レポート。

輸入と国産の輸出向けタイヤ、筆者はここで購入

タイヤの位置づけや価格イメージ

ブリザック&ミラココア01ブリザックといえば高い人気を持つスタッドレスタイヤ。イメージ上の人気だけでなくて、実際に東北地方で使用しても高い氷上性能で安心感強い。

2005〜2010年あたりの5年間では、ブリザック指名で筆者も利用していたほど。冬の東北、レンタカーを利用するにしても500km/日ほど走る日はやっぱりブリザック。

そんなブリザック、今回、ドライ路面ではどうだろう?しかもミニマムな軽自動車サイズでは??

夏用ノーマルタイヤとの比較ということで晴れた日の日中および夜間にタイヤの印象を考えながらドライブ。使用感および簡単な採取データをまとめます。

ブリザックREVO-GZの参考価格

  • 145/80R14・・・約10000〜11000円
  • 195/65R15・・・約12000〜16000円
  • 195/45R17・・・約21000〜26000円
  • 215/45R17・・・約26000〜30000円

タイヤ通販サイトで価格チェック(ブリジストンのページ)

ブリジストンのタイヤ一覧ページ

 

欧州向けなどで価格の安いブリジストンタイヤが販売されています。

 

タイヤを使用した車

ブリザックREVO-GZをダイハツ・ミラココアで使用。ドライ路面での使用レポート。

タイヤサイズは「145/80R14」

(試乗レポート!ミラココア試乗インプレ

タイヤを見て、使って、思うこと

タイヤは特に評価基準、判断が難しく、テスターの体調次第で比較評価が変わってしまうほど繊細です。主観を多く含む評価になってしまう点をご了承下さい。

※記事中のタイヤ空気圧、圧力単位は 「kgf/cm2」。
※XL規格=ヨーロッパのETRTO(エトルト) XL規格。

タイヤのキャラクター

スタッドレスタイヤ + 氷上性能を重視 ブリジストン・スタッドレスのミドルクラス。

「ブリザックREVO-GZ」使用レポート

使用レポート1・雪

雪上性能、関東圏での大雪の日、数日間使用。積雪10cmくらいまでを走行。それ以上の地帯はFバンパーが邪魔をするのであまり走行せず。
都市部の道路は混雑し、ゆっくりしか走れず。また田舎部では竹が倒れてきたりで大渋滞。これまた発進性能くらいしか試せず。ゆっくり走行はガタガタくるけど全然普通。首都圏だと発進性能が最も大事なのかな。

発進時、雪が多ければ少しはズズッといく。スタッドレスタイヤを履いていれば大きなホイルスピンはおきにくいから、そこでビックリしてアクセル離しちゃだめ。ゆっくりアクセルを踏んでいれば発進できる。
残念ながらそれ以上、詳しいことはわからず。

同じ日、知人が趣味用に持つジムニー&スタッドレス。けっこういいペースで走れたらしい。どうやら、発進時からガシッと出られるから、普通に走りたくなっちゃうとのこと。本格的4WDのマジックか。超ローギヤードのジムニーでは1速はエンジンが唸っちゃう前にすぐシフトアップ。

ジムニーの彼、雪の日は同僚の女性看護師や介護士を送迎する。うらやましいね。(笑)

使用レポート2・ドライ路面

今回重点的に記載したいのはこちら。晴れた日の昼・夜。つまりドライ路面でどうかという点。

ブリザックREVO-GZでとりあえず走行してみてわかることはハンドルの軽さ。切り始め、戻し始め、接地感がない無反応領域が全域である。いままでブリジストンのスタッドレスタイヤを使用されたことがある方なら予想できるあの感触。
筆者もある程度は予想していた。ステアリング中立付近で感じるトレッドブロックのねじれ=ブロック剛性の弱さ。グリップ力が弱った時のように反応がない。または反応が遅れる。

ブリザック&ミラココア02

試乗車のミラココアは軽自動車だから、タイヤ幅は145mm。扁平率は80%。

こんなサイズだからか、筆者が軽自動車スタッドレスが初めてだからか、予想を遙かに超える反応の悪さを実感。ハンドル切ればグニュグニュネチョネチョ。直線が続く道でも、交差点でも、コーナーでも。

現在のスタッドレスだから、ステアリング中立付近とかの剛性の弱さ、グリップ感がないような感触はしようがないと思う。どんどん改善されていくように、未来のスタッドレスタイヤに期待。

しかしこれ、それを差し置いてもものすごい。全域でグリップ力が弱まっているような感触だ。切り始め、戻し始めどころか、切っている途中も、切り増ししてみても、どこでもグニュッとしている。

どうしたらいい?繊細に荷重を乗っけて〜、なんて考えていたら、試乗車ミラココアの所有者から、ブロック飛んじゃうから止めてって。うまく運転する方法はわかりません。

一つ面白いハナシが。何も知らず自分はリアシートに乗る。ドライバークィクィとコーナーを曲がった際、思わず「ハハハ」と失笑。ドライバーも何を感じたか察知し、「ハハハ」と笑ってくれました。

タイヤが悪いんじゃなくて仕方なし

ドライ路面で走りにくいというのは現状、仕方ない事だと思います。
タイヤ小さくて車重も軽い軽自動車、それとスタッドレスタイヤという組み合わせでは如何にスーパーな日本のスタッドレスといっても厳しいんじゃないかと。あれだけ柔らかいブロックには意味があるからこそ、でしょうから。

タイヤが悪いわけじゃなくて、仕方ない。氷上性能などが中途半端になってしまったらスタッドレスの意味がなくなっちゃいますからね。

使用レポート3・快適性能

乗り心地や静粛性に関してはなかなか上出来。プルプルするわけじゃないし、固いわけでもない。全然普通です。静粛性に関しては体感上、特にうるさいということはなかった。

軽自動車だからエンジンがうるさいし、タイヤサイズ小さいという条件付きだけど、上出来。パターンノイズは聞こえてくるけど、多くの方が気にならないと答えそうな、そんなレベル。

参考:大きめサイズのスタッドレスをドライ路面で

トヨタ・マークXジオに225mm幅のスタッドレスタイヤを装着するとどうか?
銘柄は同年購入の「ダンロップ・winter maxx」。

この組み合わせでも褒められる訳じゃないけど、ミラココアよりは断然走りやすい。ステアリング中立付近がいまいちで、直線でのステアリング修正回数はノーマルタイヤの倍以上だったりするけど、切り込んでいけば手応えアップしたり。

せっかくの高額車がもったいないといえばもったいないんだけど、ドライ&ウェット路面で多くは望めないという現状、このくらいで妥協しなければならない?くらいの感じです。

ドライ路面も考えられたスタッドレスタイヤ
ダンロップ・winter maxxのドライ路面での印象

「ブリザックREVO-GZ」インプレ総合

ブリザック&ミラココア03

今回のブリザックREVO-GZ&ミラココアという組み合わせ、予想以上のブロックねじれにビックリ。単純に怖い、です。
細かい事はいいません、シーズン以外はノーマルタイヤに戻して下さい。多分、危険です。

具体的には時速60kmでも緊急回避できる自信ない。何かあったら10回中10回ぶつかってしまいそうな気がする。
最も、気にしなければどうということない。速度が出ない訳じゃないし、全くノーコンになっちゃうわけじゃない

そもそも、時速40km以下で走ってればいいような。

ノーマルタイヤで弱く凍った路面を走ればステアリングはツーテンポ遅れ、無反応部分もある。Fタイヤは滑っているけれどRタイヤは少し滑っているだけ。走ろうと思えば走れちゃう。あの感触に近いかな。

軽自動車以外でスタッドレス&ドライ路面ではどう?この場合もやはり、ハンドル中立付近ではグニュグニュ感がとっても大きい。
それでもコブシ一個以上切り込んでしまえば違う要素から手応えがでてくる。だから走りにくいだけで不安を感じる訳じゃない。普通に走っていればね、ウィンターシーズン以外も使える。

こんなクルマ、こんなドライバーにぴったり

  • 冬の夜間・早朝に走行することが多い方。
  • ウィンターシーズン以外はノーマルタイヤに交換される方。

騒音・ノイズなどのチェック

騒音計での計測

ブリザックREVO-GZ、市販の騒音計でノイズを計測してみました。単位はdB。
(dBについてはネット検索して下さい)。
騒音計ということで音圧に補正が掛かっていますが、人間が感じる不快さとは違います。耳障りな音とか、そういった感覚は含まれていません。

  • タイヤサイズと空気圧・・・145/80R14 / タイヤ空気圧 F2.4・R2.4(kgf/cm2)
  • タイヤの使用状況・・・購入後すぐから2ヶ月間、走行1000km前後使用。
  • 車両・・・平成21年式・ダイハツ・ミラココア
計測1:周囲の騒音
環境ノイズ / 49.0dB前後
停止時の車内騒音
エンジン回転数・・・900rpm / Fシート・・・46.1dB Rシート・・・42.1dB
巡航時の車内騒音・荒れた路面、細かなデコボコが多い道路
時速50km走行時 / Fシート・・・72.3dB Rシート・・・69.8dB
計測2:周囲の騒音
環境ノイズ / 58.4dB前後
巡航時の車内騒音・綺麗な路面、比較的新しい舗装の道路
時速50km走行時 / Fシート・・・66.3dB Rシート・・・67.4dB
時速70km走行時 / Fシート・・・70.3dB Rシート・・・69.5dB
 

タイヤ空気圧が高いと、騒音(ノイズ)は大きめになる傾向があります。体感上、ロードノイズはうるさくない。パターンノイズは聞こえるがエンジンノイズやシャシーからのカチャカチャ音の方が気になります。
すべてアマチュアレベルの計測なので、厳密な正確性については期待しないで下さい。

アクセルオフ時の転がり抵抗

アクセルオフ時に惰性で走る距離
時速80kmから50kmまでの減速タイム・・・17秒90  (3回計測の中間値)

ノーマルタイヤ(ブリジストンPZ-XC)と比較すると、こんな感じ。
時速80kmから50kmまでの減速タイム・・・21秒46 (3回計測の中間値)
PZ-XCは省燃費タイヤ(エコタイヤ)なので、分が悪いかな。

タイヤメーカーのアピールしている点

  1. 凍った路面に強い。レボ発砲ゴムGZ採用で氷上に強い性能。
  2. 氷上ブレーキ性能、ブリザックREVO2比較で12%向上。
  3. 様々な冬の道に効果的。非対称パターン。
  4. 直進安定性向上、非対称形状。
  5. 燃費性能にも考慮。サイズ限定ながらハイブリッドカーにも合わせたスペックもラインナップ。

参考画像。ブリジストンのHPより。

似たようなキャラクターを持つタイヤ銘柄

ミラココア、別のタイヤをテスト&評価

他のタイヤ、他の車種でもテストを行い、データを集めています。

タイヤイメージ

比較参照:低価格な輸入タイヤだとどんな感じだろう?
MOMO outrun M-1(ミラココアで使用)
比較参照:普通のタイヤだとどんな感じだろう?
エコピアPZ-XC &ミラココア試乗インプレ
タイヤに関する基本ページはこちらです
輸入タイヤや空気圧についてなどタイヤ基本ページ

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