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2024年執筆、3代目GT系フリードのハイブリッドとガソリン比較。
大人気コンパクトミニバンの最新モデル!燃費と走行フィールの比較です。
※2024年・執筆 この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
2024年登場のGT系フリード。ハイブリッドとガソリンモデル。同年式で、同一グレードでの比較。価格差は35万円の2台です。
ホンダ・フリード(ハイブリッド)「e:HEVエアーEX・7人乗り」。309万円。
ホンダ・フリード(ガソリン)「エアーEX・7人乗り」。274万円。
ボディカラーまで一緒でごめんなさい。
試乗開始時のoddメーターはハイブリッドが900km、ガソリンが100kmでした。
特にガソリンモデルはほぼ新車だったので、新車らしさがありました。次乗って違いあったら追記します。
フリードのハイブリッドモデルとガソリンモデル。燃費の比較と、試乗しての乗り味印象を比較。
ホンダ・フリード(ガソリンGT1)
新車価格:274万円
グレード「エアーEX」2024年式。
レビューは準備中です。
モデル・グレード | フリードHV | フリード(ガソリン) |
---|---|---|
「e:HEVエアーEX」 | 「エアーEX」 | |
全長 | 4310mm | 4310mm |
全幅 | 1695mm | 1695mm |
全高 | 1755mm | 1755mm |
ホイールベース | 2740mm | 2740mm |
車重 | 1480kg | 1400kg |
※ネット調べ。2WD。
価格286万円「e:HEVエアー」〜 純正ナビゲーション15万円〜。ETC車載器2万2000円〜。ドラレコ3万円〜。
取り上げているフリード・ハイブリッドモデルは「e:HEVエアーEX・7人乗り」。価格は309万円。
中間グレードで、2列目がベンチシートになる仕様です。
最も安価なグレードからは23万円高。後席用クーラーや本革ステアリングなどが備わります。
価格251万円「エアー」〜 純正ナビゲーション15万円〜。ETC車載器2万2000円〜。ドラレコ3万円〜。
取り上げているフリード・ガソリンモデルは「エアーEX・7人乗り」。価格は309万円。
上記と同一グレードです。
スペック的にはパワーユニットの違いとなりますが、乗ると違いを感じるのはいつもの通り。
ハイブリッドもガソリンも、何乗っても同じではないのが、面白いところ。
ゆっくり落ち着いた発進を心がけた時、ハイブリッドの方が滑らかに発進しやすいです。理由の一つがクリープの弱さ。
クリープとはブレーキペダルを離してアクセルペダルを踏んでない時の動き。モーターで擬似的に作り出しているんだろうけど、そのクリープがゆっくりで好印象です。
そしてこれが、ブレーキホールドからの発進でも効いてきます。ハイブリッドの方が唐突感がありません。
全開での加速時はガソリンが好印象というか、ハイブリッドは気になる部分も。性能ではなく感覚的にね。
エンジンノイズは大きいし加速力が強いわけでもないです。
でも違和感なんて少しも感じさせない、普通に良いと思える純ガソリン車らしい加速感が良いです。
アクセル踏むと回転数は3000回転に上がり、ゆっくり加速開始。そのまま4000回転まで穏やかな加速をし、そして伸びる。4000回転からスッと伸びます。
ギクシャクしにくい上に伸びが味わえ、お好きでしたら楽しめます。
アクセル踏んで1秒2秒、待てどモーター駆動らしい盛り上がりがきません。
ものすごく穏やかに、おだやか〜に速度を上げていきます。
言葉選ばず表現すれば、遅いと感じさせる加速感。2WDで1480kgという車重がいっぱいいっぱいなのか、なんらかの理由で抑えてあるのか。
合わせてもう一つ。低速から加速する時の話。加速力は穏やかで一定。なのにエンジンのステップ制御で聞こえてくる音は素早い回転上昇と細かなシフトアップ。忙しないし、小排気量車みたいな印象も。
ステップ制御による音って、ある程度の加速力があってこそ生きてくるというのを思いました。
速度上げてからの再加速では、忙しないシフトアップがなく、フリードの加速力にあったように、エンジン回転を上げていく感覚です。
ホンダのハイブリッド車はブレーキ操作性が悪くないのは魅力。ただ純ガソリンモデルと比較すれば、ペダル剛性(踏み込む重さ)が軽くて手応え薄いのは一長一短。
フリードも同様で、特別気にしなくていいと思うんだけど、試乗した2台ではフロントの動き方に違いを感じました。
減速時、ハイブリッドの方が動きやすい感覚。なのでペダルを戻してくる時、丁寧に時間をかけて戻したくなります。
これによって、加速&減速が繰り返される場面、ガソリンの方が気楽でした。
距離によるコンディションの差による違いか、重量配分の違いか。ちょっとした差です。
意外なところで違いを一つ。シフトセレクターを動かす時の操作感が異なりました。
比較すれば滑らかで上質感あるのはハイブリッドモデルの方。
ハイブリッドモデルのシフトセレクターは、軽く動き、カチッカチッと軽い節度感あって、滑らかで間違えにくいです(動画でご確認頂けます)。
新型のデビュー前、今度はどうなるのか?とワクワクしていた部分(先代は電制式)。結果はストレート式に変わったわけですが、これなら滑らかさで文句は出ないであろうという質感。
ガソリンモデルはガコンガコンと普通でした。個体差とは思えないだけ違いは大きく、100回や200回動かしたくらいで変わったとしたら、それはそれで問題。
見た目は一緒。内部構造の違いによるものかもしれないし、価格差あるので差別化されているのかもしれません。
当HPのYouTube公式チャンネルで、動画を公開しています。
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