1ページ目です!2024年執筆のプリウス、グレード「G」2000ccと「X」1800cc比較。
価格差は45万円、ナビ除くと25万円差。乗ると違い大きい!エンジン、タイヤ、サス、乗り味は大きく異なり燃費もしっかり差を感じる2台の比較。
※2024年・執筆 この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
写真はシルバーボディがグレード「X」1800ccモデル。
白いボディカラーがグレード「G」2000ccモデルです。
価格は275万円と320万円。価格差は45万円です。
シルバー色はグレード「X」の専用色。エンジンフードのプレスラインや、サイドのキャラクターラインが際立ち、似合っていると思います。
シルバーがほしいから「X」にしたという方もいらっしゃるみたいです。
プリウスの1800ccモデルと2000ccモデル。内外装の比較と、試乗して乗り味を比較します。
モデル・グレード | プリウス「X」 | プリウス「G」 |
---|---|---|
2024年式 | 2023年式 | |
全長 | 4600mm | 4600mm |
全幅 | 1780mm | 1780mm |
全高 | 1420mm | 1430mm |
ホイールベース | 2750mm | 2750mm |
車重 | 1360kg | 1400kg |
※ネット調べ。2WD。
通常時に大きな違いはありません。ウインカーをつけた時に違いがでます。
ウインカー部が黄色く光るグレード「X」と、ポジショニングランプの白い光が黄色に変わるグレード「G」。
フロントバンパーの一番下の部分、ブラックかカラードかの違いがあります。
ホイールサイズの違いだけでなく、タイヤの外径も異なります。
グレード「X」が17インチ、「G」が19インチ。乗り心地やハンドリングにも違いが出る部分です。
プリウスはミニバンやSUVと異なり、天地方向に薄いので、17インチでも小さくは見えません。
テールライト兼ブレーキライトの間、いわゆる一文字部分に違いがあります。
グレード「X」では光らず、「G」では光ります。
実際は光の漏れや反射で「X」でも光ってるように見える時があります。
フロントシートの形状が異なります。
座り心地は同じと言えば同じだし、違うと言えば違う。パッと座った感じだと一緒。「G」のシートはサイドサポートが張り出していていますが、十分に幅広だし、サポートはフニャフニャなくらいに柔らかい。
「X」は長く座っていると、シートと腰の密着感が増して、クルマの細かな動きがわかりやすく。
リアシートは同じように見えるけど、シート表地の摩擦感が異なります。
「X」は滑りやすく、乗り降りがラク。
「G」は滑りにくくホールド感がある様子でした。
並べて比較したわけじゃないですが、「X」の時は滑りやすいとコメントし、「G」の時は滑りにくいとコメントしましたので、違いがあると思います。
フロントドアハンドルが異なります。
グレード「X」はプラスティック感そのままの黒。
グレード「G」は金属調の表面処理がされています。
助手席前の内装パネルに違いがあります。写真に写っているシルバーの内装と、ダッシュパネルのシボ(模様)の違い。
シルバーに塗装されたパーツは表面の模様と色合いが異なります。
指で触れている部分、ソフトパッド表面の模様が異なるとのことですが、写真ではわかりません。
ドライブモードセレクター(切り替えスイッチ)、プッシュスイッチで押すたびに変わる「X」と、上下に操作し中央に戻る「G」のスイッチ。
モードは「X」がエコ・ノーマル・パワーの3種類。
「G」はエコ・ノーマル・スポーツ・カスタムの4種類。
カスタムはディスプレイオーディオの画面を使って、パワートレーン、ステアリング、エアコンのそれぞれを好みに設定できます。
「X」はディスプレイオーディオとナビがオプションです。
ブラインドスポットモニターとセットで約20万円。
「G」は標準。5年分の利用権が付いたコネクトナビが使用できます。
「X」はリアのアームレストが省かれます。「G」は標準。
プリウスのリアドアに用意されるカップホルダーは構造上、カップのドリンクが置けません。
アームレストよりカップが置けるかどうかが大きいと思われます。
インパネ中央から助手席前に光るアンビエントライトが「G」ですと標準装備されます。
フロントシート両席のシートヒーター、「G」ですと標準装備されます。
OFF+3段階調整が可能なタイプです。
走行用バッテリーに対して補機類用バッテリーと呼ばれる、12V(市販の)バッテリー。これの搭載位置が異なります。
グレード「X」はエンジンルーム内、「G」はラゲッジルーム内に設置されます。
通常ですと室内用バッテリーは高価(2万円強)な傾向です。
当HPのYouTube公式チャンネルで、動画を公開しています。
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