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価格近くて乗り味はぜんぜん違う!
WR-V・クロスビー比較「1」

比較:内装と外装の印象比較

2024WR-V・クロスビー比較

1ページ目です!

2024年執筆、200万円前半のSUV比較。ホンダ・WR-Vとスズキ・クロスビー

重厚感&独自性!価格近い2台の比較をします。

WR-Vとクロスビー(比較)

「1ページ目・内装と外装」

  1. 比較:内装と外装、装備
  2. 比較:燃費、加速感など走行フィール

※2024年・執筆 この記事を書いたのは?

1.対象の2台

力強く王道的SUVスタイルのWR-Vと可愛らしくゴツかわいいクロスビーの2台です。

WR-V:ボディデザイン

ホンダ・WR-V「Z+」。価格帯は210万円〜(+ナビ15万円〜)

クロスビー:ボディデザイン

スズキ・クロスビー「ハイブリッドMV」。価格帯は208万円〜(受注生産で194万円のグレードあり)

中心価格は220〜230万円のコンパクトSUVで価格も近い。でも、乗ればぜんぜん違う2台の比較。インド繋がり的なところもあるのかないのか?興味津々で試乗してきました。

比較対象車はこんな感じ

WR-Vとクロスビー。内外装の比較と、試乗して乗り味を比較します。

WR-V

ホンダ・WR-V(GD5)
新車価格:250万円

グレード「Z+」2024年式。

レビュー!WR-V試乗レポート

クロスビー

スズキ・クロスビー(MN71S)
新車価格:208万円

グレード「ハイブリッドMV」2024年式。

レビュー!クロスビー試乗レポート

ボディサイズ比較(全高が異なります)

モデル・グレード WR-V クロスビー
グレード「Z」 グレード「MV」
全長 4325mm 3760mm
全幅 1790mm 1670mm
全高 1650mm 1705mm
ホイールベース 2650mm 2435mm
車重 1230kg 960kg

※ネット調べ。2WD。

2.感じた長所短所を端的に

WR-V

感じた長所

乗り心地が重厚、ブレーキが相当に扱いやすい、リアシートは2つ上のクラスと比較できるレベル。

感じた短所

想像するよりは静粛性が低め。ロードノイズだけでなく、エンジンノイズ大きく、回転数による振動の盛り上がりも大きいです。

クロスビー

感じた長所

アイデア盛り込まれた内装、クルマらしさが強く個性強く、好きなら運転が楽しい乗り味。高回転で伸びるエンジン。

感じた短所

洗練という言葉で表せば洗練度低め。フロントがぴょこぴょこしやすく、滑らかに運転するのが難しい。特にブレーキの扱いにくさ。

3.価格と主要装備

WR-V

価格210万円「X」〜 純正ナビゲーション15万円〜。

WR-V:ボディフロントインドからの逆輸入車。内外装ともに大きく立派にという見せ方は価格を感じさせないほどに立派な印象

クロスビーとの比較では割安さを感じます。見た目やサイズだけでなく、走行フィールの中でも乗り心地やリアシート質感は価格以上。

グレード「X」は防音材の違いもあるらしく、中間の「Z」と「Z+」は外装加飾の違い。中心は「Z・235万円」と思われます。

クロスビー

価格208万円「ハイブリッドMV」〜 受注生産で194万円「ハイブリッドMX」もあります。

クロスビー:ボディフロント

クロスビーはWR-Vと比較すれば少し割高とも思える分、エンジンに魅力があって、静粛性も高いです。

同時にWR-Vとの比較では細かな部分の作り込みがよく、小さな車内を無駄なく使おうという意気込みも感じます。

一方で乗り味はちょっと大味。楽しくもあり、荒っぽくもあり。

上級グレードの「ハイブリッドMZ」が209万円と価格近いです。プラス10万円なので、中心はMZかと思われます。

4.比較:内装の違い

WR-V:内装フロントシート

ホンダ・WR-V「Z+」。

クロスビー:内装フロントシート

スズキ・クロスビー「ハイブリッドMV」。

インパネなどフロントシート周辺

横長の画像はタッチで拡大します。

WR-Vのインパネ

インパネ:WR-V・昼インパネ:WR-V・夜間

造形はオーソドックス、方向は上級志向。力強く大きく見せて、ドアパネルはクラス以上と感じさせるくらいに凝っています。

シートは表地がビジネス的なグレーでありながら、ストライプの模様を意識すればプライベート感覚強まります。シフトセレクターも操作しやすい価格です。

クロスビーのインパネ

インパネ:クロスビー・昼インパネ:クロスビー・夜

ミニバン的に少しでも広くというイメージ、車内ウォークスルーも可能な内装。

白いパネルが大きく広がり(別カラーも用意されます)、ポップに親しみやすい印象が強いです。ナビ下やエアコン操作部の造形に遊び心も感じます。

シフトセレクターは真下に下ろす感覚。気をつけないと一番下の「Mレンジ」まで行きすぎちゃいます。

5.内装その他

WR-Vの内装、リアシートとその他

素晴らしいリアシート!良い部分がいっぱい

WR-Vのリアシートは相当にいいです!まず優れた着座姿勢。背中からオシリ、太もも裏から膝裏、そしてつま先まで、すべて辻褄あった状態で座れます。しかも、多くの体格をカバーするであろう作り。

WR-V:リアシート1WR-V:リアシート2

質感では座面のみならず背もたれのクッション性もよく、体を包みこんでくれます。

装備ではエアコン送風口にアームレスト。スペースだって広いです。

助手席の足元

WR-V:助手席足元

WR-Vはセンタータンクレイアウトではない、とのことだけど、助手席下は盛り上がった構造です。

シートを後ろに下げていると、降りるときに足があたり、気になります。

大人っぽい質感のメインメーター

WR-V:メインメーター ヴェゼルと近い作りのメーターで、左半分が液晶表示されます。右がアナログ、左がデジタル。これが違和感なく組み合わされます。

派手さ抑えてシックなデザイン、シンプルに見えて実は作り込んでいるであろう良質なメーターです。

クロスビーの内装、リアシートとその他

スライド機構付きのリアシート

前後スライドが可能で、リクライニング角度も変えられます。しかも両方とも、大きく動きます。

クロスビー:リアシート1クロスビー:リアシート2

狭い車内を合理的に使おう!という意匠は強く感じれ、リアシートスペースを稼ぐか、ラゲッジスペースを稼ぐか、割当はドライバー次第。

さらに!ラゲッジはアイデアが詰まっていて、アンダートレイやパンク修理キットのレイアウトで、細かなこだわり、高い自由度が与えられています。

操作感似ているエアコン操作部

WR-Vとクロスビーのエアコン操作パネル、上下に操作するレバーが似ています。機能は温度と風量。

クロスビー:エアコンWR-V:エアコン

動かした時の操作性質感、上質感でクロスビーが優れます。万が一、強いチカラが加わった時の強度でも、WR-Vはヤワかもしれないタッチ。

逆にプッシュボタンのレイアウトではWR-Vが優れます。違いはよく使う「AUTO」「OFF」の位置。
WR-Vは右側に集まり、クロスビーは中央でわかりにくいです。

動きの小さいメインメーター

クロスビー:スピードメーター

スズキらしい200km/hスケールメーターで、有効なメモリ領域は3分の2。

速度のメモリが詰まってますので、針の動きは小さく、動く速度も遅いです。
(WR-Vと比較してみて下さい)

針の動き方は、体感的な加速感にも関係し、実際よりも遅く感じられるタイプです。

微妙に足があたる運転席足元

クロスビー:運転席下のポケット

WR-Vで足元を取り上げたので、クロスビーでも一箇所。

こっちは運転席、ハンドル下。

ドリンクの入らないサイズの小物入れがあって、なにかの拍子に足があたります。

助手席側はおなじみのバケツがついています。

動画:内外装の違いとそれぞれに試乗

当HPのYouTube公式チャンネルで、動画を公開しています。

WR-Vとクロスビー・SUV比較2024

 


次のページに続きます!

次のページは「燃費、加速感、走行フィール」です。

クロスビー:燃費WR-V:シフトセレクター

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