間違いいっぱいの自動車選び。クロスビーの試乗レポート。
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スズキ・クロスビー、グレード:ハイブリッドMV、2024年式MN71S)。2017年12月もしくは2018年1月登場のSUVタイプ。
クロスビーのキーワードを上げると、「かわいいSUVタイプ」「コンパクトサイズ」「高いリアシートユーティリティ」「静粛性高い」「乗って楽しい」「税金安い」。
可愛くて小さいSUVで、自動車税や重量税も安い。
ボディサイズは全長3760mmの全幅1670mm、自動車税は20500円。
リアシートも広いうえに便利に使える工夫がいろいろ。
人気のポイントが詰まってる!でもその分、車両価格は少しお高めかな。売れ筋であろうグレードで219万円。 WR-Vやカローラに近い価格です。
試乗したのは2024年式スズキ・クロスビー。グレード「ハイブリッドMV」。車両価格は208万円。
3つあるグレードラインナップ中、中間グレードです。
オドメーターが示す走行距離は7000km。クルマとして美味しい時期だと思われます。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
試乗は1日、幹線道路と山道を中心に200kmほど走行。試乗中は運転が楽しくて、テンション上がりっぱなし!
特徴を一言で表すなら「洗練度は低いけど、楽しいクルマ!」
語りだしたらキリがない!「国産車というより輸入車的」
試乗前は、見た目いいなと思っていたんだけど、乗ったら乗り味に個性を感じました。特にリアビューとか見た目が個性的で、運転感覚も個性的。
サスペンションの前後バランスなんか、狙いはなに??って感じなんだけど、ハンドリングが楽しい。クルマらしさ満点。
それで、静粛性は期待以上!逆にステップ式6ATは期待以下!その他、いろいろあります。
クロスビーのグレードと価格(2024年)。
MXは受注生産グレード。それぞれに4WD(15万円高)が用意されます。
グレード間の価格差小さく、装備差は大きいので、MZのお得感が際立ちます。ただそうすると、ヤリスクロスやWR-V、場合によってはカローラにも近づく。
ボリュームゾーンなので下は軽自動車から上はCセグメントクラスまで激戦区。クロスビーは自動車税と重量税の安さが武器です。(1000cc&960kg)
エンジン型式は「K10C」型。ターボの付いた3気筒1000ccエンジン。スペックは99馬力の15.3kg/m。
ターボ車らしいグワッとした盛り上がりは抑えられていて、ターボ無しの1300〜1500cc的な加速感。自分もターボ付きと知らなかったら気付かなかったかもというくらい。
最初は、少し回転が上がった領域、2500回転くらいで盛り上がりを期待していたのだけれど、実際はそんなこともなくて、大き目に踏んでも踏み直しても普通。
代わりに扱いやすく、アクセル全開にして初めて、わずかなラグを感じるくらい。中回転域までは回転数に左右されにくい加速感です。
イメージは、まるでVTEC!全開で加速中、5000回転でグッと加速力を増す時があります。
いつもじゃないから、例えばブースト圧の制御とか条件がありそうだけど、この時は明確に加速力が盛り上がります。
スピードメーターはメモリの割り振りが小さく、60kmあたりまではほんとに下の方。仮に100km/hまで加速したとしても、針の動く量は小さくゆっくりになります。
なので、視覚的に加速感が弱く感じられます。
3気筒らしい振動は、運転席で目立ち、助手席で目立ちません。これはアイドリング中から加速中まで一緒。
助手席では相当に滑らかですから、奥様喜ぶ仕様かなw
エンジンノイズは、巡航中は静か。やはりターボが付くことで消音器としての役割を感じます。
全開加速中のノイズは常識的に増し、スズキらしいキュイーンとした高い音を含む音質です。
クロスビーのトランスミッションはステップ式の6ATです。CVTじゃないから貴重。
加速の質感とか気持ちよさは、エンジンだけでなくミッションもセット!続くページでじっくり触れています。
走行フィールから内装までまとめた総合レビューです。細かくはテーマ別の動画をアップしています。
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クロスビー
MN71S - K10C 1000cc
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国産車バッテリー
エンジン質感 | |
ターボらしい盛り上がりはなく、でも5000回転で盛り上がる加速。 |
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駆動系質感 | |
6ATは嬉しいけど、質感は旧世代的。 |
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足回りの質感 | |
ダンパー柔らかくバネ硬い。荒っぽいけど上手に走れれば、低速時は滑らか。 |
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内装の質感 | |
アイデアやこだわりが感じられます。 |
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外装の質感 | |
これぞクロスビー! |
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運転の楽しさ | |
クルマらしいと感じるハンドリングが楽しい。 |
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お買い得度 | |
激戦区ゆえにちょっと割高。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。