間違いいっぱいの自動車選び。ヤリスクロスHVの試乗レポート。
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トヨタ・ヤリスクロス(型式MXPJ10)グレード「ハイブリッド・X」2021年式です。
2020年8月発売のヤリスクロス。ジャンルはネーミングそのまま、トヨタのコンパクトSUVですよね。
同ジャンル内ではライズ/ロッキーがありますが、プラス10万円位から選べ、ボディサイズや排気量は1クラスアップ。価格的なお得感も感じます。
ハイブリッドモデルは絶大な燃費性能を誇り、SUV最高の燃費かもしれないモデルです。
試乗車は2021年式のヤリスクロス。グレードは「ハイブリッド・X」。
オドメーターが示す総走行距離は200kmです。
グレード「X」は、事実上のエントリーグレード。2021年現在の価格は228万円です。
安価なグレードですがセーフティセンスは標準装備されます。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
最初に感じたのは、「TNGAらしくない運転感覚」もしくは「優しいTNGA」。2021年現在の今感じる、TNGAらしくない感覚。
特別なコダワリとかなければ、この方が好まれそうな気もします。
具体的にはどんな感じ??後述します!
ヤリスクロスで基準と思われる「ハイブリッドX」の価格は、228万円。
月1000km乗られる方なら、間違いなくハイブリッド!
内装や乗り心地などからすれば、安いと思える価格じゃないんだけど、ランニング含めればクルマにかかるコストは安くなります。
それはもちろん燃費の良さ。モーターで走れる時間が長く、条件次第で驚異的な燃費を出します。
15km走って燃費50km/L超とか、信じられます??
もうアクアとか選ばなくたって、SUVで燃費も文句なしですね!
ヤリスクロス・ハイブリッドの乗り味、お詳しい方にはこの一言で伝わると思います。
「TNGAらしさが弱い」
TNGAって最近のトヨタ車って事ですが、どこでもべた褒めされてますよね。
でも実際は、敏感すぎたり硬すぎたり高速向きだったり。長所が光る反面、尖りすぎていると感じる時もありました。
きっと改良されていくよね?と思っていましたが、ヤリスクロスのハイブリッドは、優しいTNGAです。
ヤリスクロスは、カッコよく言えば「幅広い層」、率直に言えば「国産車らしさの延長線」。そんな印象を受けます。
同じヤリスクロスでもガソリンモデルはまた異なります。マイルドなのはハイブリッドです!
ヤリスクロスのボディサイズは全長4180mm、全幅1765mm。
5ナンバーサイズだった素のヤリスより拡大した分はすべて、張り出したフェンダーに使われてそうなイメージ。
個性的な部分はココだけじゃないです。
ヘッドライトの形状やボディとの関係だって個性的。
でも最も強いインパクトを出しているのはフェンダーの盛り上がり。
撮影中も、どの角度から撮るにしても常にフェンダーの存在が強く、そこをどう見せるかがすべて。
フューエルリッドなんて、改造してボディキット付けました!なんてイメージ。
そして好みがわかれるフロントマスクに対して、誰に聞いても好評なのが、リア周りのボディデザイン。
筆者的には思わず、ハリアーを連想しちゃいます。
ヤリスクロスの赤いボディカラーが素敵でした。
コントラスト(陰影)も強く、フェンダーの張り出しが美しく光ります。
シルバーの未来的なイメージも捨てがたいですが、起伏豊かなボディデザインを活かすのであれば、濃いめの色が良いかもしれませんね!
ヤリスクロスのZグレードにはパワーシートが標準装備されます。
ハイブリッドZ 258万円。
ガソリンZ 221万円。
ハイブリッドはともかく、ガソリンの221万円でパワーシート付きはなかなかの豪華装備。数年後は軽自動車にもパワーシートかも、ですねw
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
ヤリスクロス・ハイブリッドの試乗感を簡潔にまとめました。10分の動画ですので、よろしければぜひご覧くださいませ。
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ヤリスクロス
MXPJ10 - M15A-FXE 2020年〜
確認中
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国産車バッテリー
動力質感 | |
厳しい部分がありつつ、思ったより良かった部分もあり。 |
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静粛性 | |
車体からのカチャカチャ音が目立つ。 |
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足回りの質感 | |
乗り味が悪いわけじゃないです。でも、質はちょっと低め。 |
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内装の質感 | |
ベーシックカーというイメージ |
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外装の質感 | |
張り出した前後フェンダーが立派! |
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乗り味の優しさ | |
質より優しさ!意外と貴重な特徴。 |
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お買い得度 | |
SUVとしてはお得感あり、コンパクトカーとしてはちょっとお高め。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。