自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2021年記事 全7ページ
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ヤリスクロス・ハイブリッド「6」
内装(リアシート)

間違いいっぱいの自動車選び。ヤリスクロスHVの試乗レポート。

6ページ目です。

「リアシートとラゲッジスペース」

トヨタ
  • グレード:“ハイブリッドX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円
  • デビュー年:2020年8月
ヤリスクロスの内装・インパネ1ヤリスクロスの内装・インパネ2

内装:リアシート

ヤリスクロス・リアシート

狭くて圧迫感強いリアシート。乗り降りは普通にできるリアシート
ヤリスクロスのリアシートを一言で表すとそんな感じです。

乗り降りは想像よりラクちん

リアシート1リアシート2

狭いから乗り降りも大変そうなヤリスクロスのリアシートですが、乗り降りだけは普通です。

よく「足抜き」なんて言葉が使われますが、降りる時に足が引っかかるのは最小限。足をそれほど高く上げなくても降りられます

シート高の高いSUVだからというのもあるでしょう。
素のヤリスやノートではきつかったです。

スルッと乗り込めるシート表地

リアシート3

シート表地はツルツルでよく滑ります

それによって、スルッと滑るように乗り込めます。これが気持ち良い!

きっとね、お子様も喜びます。

立体的造形のシートバック

リアシート4リアシート5

スペースがクーペ的ならばシート形状もクーペ的。
シートバックの中央部分が凹んでいて、立派な感じを受けます。

走行中、機能的な良さは体感できませんでしたが、見た目が素敵です。

それでもシート表地や着座感、質感的には最小限なので、グレード選びに悩みそうです。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

内装:リアシートのスペース

ヤリスクロス・リアシートのスペース

座れるけどスペース最小限

リアシート・スペース1リアシート・スペース2

身長172cmの筆者でも、レッグ/ニースペースはタイト。コブシ1個が入りません。

足元はシート下にしっかり入りますので大丈夫。ここは28cmサイズのスタッフでも問題ありませんでした。

また筆者ですと、頭上も問題ありませんし、着座姿勢の関係から、かかとの部分も構造物が邪魔になる事もありませんでした。

圧迫感強め

リアシート・スペース3リアシート・スペース4

フロントシートの形状から、圧迫感は半端ありません
筆者の目線でこれくらいなので、女の子だったらきっとたいへん。M適正ある方に合わせ過ぎですw

実際は、大きさはさほどでなくて、視覚的な影響かも。

リアシート・スペース5

そして後ろ振り向けば金属むき出しの部分が。

ヤリスクロスが200万円前後のクルマという事を考えると、コストダウンの大変さが伝わってきます。

「どこを削ろう?どうやって削ろう?どこまで許される?」会議はそんな感じになっちゃうのかな?

コンパクトカーってきっと、軽自動車よりたいへん。
買う方としては、安い方が良いですよね!

フロントシートはグレード別に3種類

モノフォルムシートグレード「X」のフロントシートはモノフォルムタイプで、デメリットが目立ちます

これ、オプションの「ターンチルトシート」を装着するとセパレートタイプになるそうです。

また上位グレードの「G」「Z」ですと、それぞれ別のシートになるそうで、リアシートの圧迫感が軽減されるかもしれません。

ラゲッジスペース

ヤリスクロス・ラゲッジスペース

上位グレードでは便利に使える機能が多いものの、グレード「X」はシンプル。普通のラゲッジスペースです。

ラゲッジ01ラゲッジ02

特別なことはないですが、コンパクトカーと考えれば広いスペースです。
奥行きは80cmほど。リアシートが狭い代わりといえるかもしれません。

一クラス上のC-HRでもラゲッジ奥行きは同程度。代わりにリアシートのスペースが広いです。

「はいれ」って言われて入るなら、ヤリスハイブリッドを選びます。
押し入れで寝たい願望、ある人いるよね?狭い方が好き??

ラゲッジ04

床の部分はちょっと貧弱。割れることはなさそうだけど、ペカペカです。

上位グレードを選ぶと、2段階の高さ調節可能なラゲッジボード(デッキボード)に変わります。ヴィッツ時代からの伝統ですね!

ラゲッジ03

ハッチ(テールゲート)の開閉は重め。まだクルマが新しいからかな?と思い、別の車体でも試しましたが一緒でした。

ていうかSUVって全般的に重いよね!?

でも、ヤリスクロスにはオプションでパワーテールゲートが用意されているそう。
ハリアークラスは標準化が進んでますし、このクラスも用意はされるのですね!

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ヤリスクロスのメインメーターヤリスクロス運転席

動画:ヤリスクロス、価格考察、グレード比較

どっちがお得?価格考察と共に、HVとガソリンの負担するコスト面を比較・試算してみました。

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ

yarisCross (ヤリスクロス)

  • 試乗グレード:“ハイブリッドX”
  • 型式:MXPJ10
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc+モーター
  • エンジン型式:M15A-FXE

その他概要

  • 車重:1160kg
  • ボディサイズ:4180×1765×1590mm
  • 発売開始:2020年8月
試乗レポ・ライター

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