間違いいっぱいの自動車選び。日産ノートの試乗レポート。
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日産・ノート(グレードS・型式E13)e-POWERを搭載したノート。年式はシルバーが2021年式、ガンメタが2023年式です。
ノートのリアシートで感じた点と、先代からボディが小さくなって変わった点など。
リアシートは広さをウリにしているフィットと比較しても遜色ないスペースと感じました。
特に、深く座るのなら狭さを感じないスペースだと思いました。
足も問題なく置けるので、座っている間は快適です。
ん?座ってる間は?? 乗降性は降りにくい、かもです。
写真左:しっかり座ると、足は置きたい位置に置けます。
トヨタ車等ではシートレールが邪魔になり、広くても座りにくかったりしますので、これは良いです(センタートンネルは大きめ)。
写真右:フロントシート下には構造物。足を伸ばして座ろうとすると、つま先が構造物にあたります。
リアシート周辺の内装は節約・差別化されやすい場所なので、質感低いくらいが普通だと思います。
このグレード「S」だと特にかもしれませんが、素材感というかデザイン的にちょっと安っぽい感はあります。
ノートの価格を考えれば寂しくはあります。評価はライバル車との関係が大事だと思うので、2代目アクアと比較してみたいです。
今回リアシートには試乗できなかったので、内容は最低限です。
運転していてもわかるのは、リアサスペンションの硬さです。フロントと比較すれば、縮む方向だけでなく伸びる方向も、リアが硬めだと思いました。
それでもリアシート座面は柔らかく、柔らかさで乗り心地を稼いでいそうです。クッション性的に、長時間は沈み込んでしまうかもしれません。
ヘッドレストの形状から、圧迫感は低いです。シート間のスペースも開放的で精神的にラクです。
クルマ酔いしにくいかもしれませんし、乗り心地にも良い方向に効いてくると思います。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
一部画像は拡大します(横長画像など)。
先代ノートからモデルチェンジして、ボディ全長は短くなりました。リアシートスペースでなにか変わった?変わったかもしれない部分など。
筆者の身長(172cm)だと、シートバック(背もたれ)に不満はありません。
ここの大きさが小さかったり、角度を立ててスペースを稼ぐ事もあったりしますが、ノートではサイズも角度も、普通に座れます。
膝前は狭くなっているかもしれませんが、しっかり深く腰掛ければ問題ありません。
同様に深く腰掛ければ、足元も左右の空間的に足が置きやすく、足の置き場は良好です。
気になったのは、乗降性の悪さ。正確には降りる時の、足抜きの悪さ。
画像でご覧頂きたいのは足の姿勢。高く足を上げて、それでもつま先がドアに当たり、カカトがステップに当たります。
このあたりが旧型との違いかも(比較はしてないです)
いろんな姿勢で何度も試しましたが、ラクに降りれる方法はわかりませんでした。
敢えていえば、頭から降りれば足抜きはきっとラク(試してません)。
ボディ全長4000mm前後のBセグメント車において、標準的なラゲッジスペースが確保されています。
寸法をチェックすれば、奥行きはヤリスと同程度で、フィットやマツダ2と比較すると、短めです。
ボディ形状は異なりますが、ライズ/ロッキーですと見てわかるだけ奥行きがあります。
またカタログ容積でいうと、ノート2WDが340L、ノート4WDが260Lと違いが大きいので、フロア高など構造的な違いが考えられます。
試乗したノートでの、テールゲートの開閉感。
開ける時は反発感が高いものの、ギスギスやガタツキの少ない、品の良い開け心地でした。
閉める時は普通に重いです。
特別な構造は見受けられなかったので、車体の個体差による違いが大きい可能性があります。
車内の照明は、アンバーというか電球色というか、オレンジっぽい色合い。
車体中央のリアシート前も同じ色です。
実際はLEDっぽい輝度ですが、カバーの吸収、拡散も含め、優しく光ります。
LEDの強い照明が一般的で、確かにね、そのほうがカッコいいけどね、眩しさを感じにくいのはこっちかと思います。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。