間違いいっぱいの自動車選び。日産ノートの試乗レポート。
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日産・ノート(グレードS・型式E13)e-POWERを搭載したノート。年式はシルバーが2021年式、ガンメタが2023年式です。
試乗したノートはベーシックグレードの「S」。インパネ〜センターコンソールの特徴的な造形が、一度見たら忘れられないだけのインパクトを感じます。
液晶タブレットを2個並べたような形状は、新しさを感じさせるもの。ツヤツヤな面積が大きいですし、全体が液晶メーターというのもあります。
機能も豊富で、切り替えながら様々な情報を表示できます。
この部分、高級車とか輸入車とか、実験的なホンダeとかなら、インパクトを感じるほどではないです。
でもこの、多くの販売台数が予想できるノートだからというのが凄い!と思います。
反射は気になりません。代わりに、映り込みは気になります。
バックライトの輝度、漏れ、ムラetc. 協力に反射を抑える表面処理をしながら美しく見せるのは難しいのでしょう。
昼間はそれなりの美しさ、夜間は美しく感じました。
こうしたメーターが一般的になっていくかもしれませんが、液晶パネルはまだまだ進化してくでしょうし、美しさの進化が楽しみです。
メインメーターのインパクトに目を奪われますが、全体的な造形も特徴的です。ただこのグレードですと、内装表面の質感はコンパクトクラスらしい質感です。
上位グレードの「X」では、この造形に見合っただけの質感と思えるくらいに、変更が大きいと感じます。
ご覧いただいている写真は、質感高く見えるように撮っています。当サイトでもそうですし、他のサイトでもカメラマンなら皆様そうですよね。
立派に見せようと撮っても、例えばグレーの色調ですとか、安っぽさが目立ちます。
場所変わってエアコン、こちらの液晶表示部は最小限の表示。機能はインジケーターで判断するタイプです。
これならメインメーターに統合しても...なんて気もしますが、助手席の同乗者も簡単に操作できないエアコンは不便です。
以前所有したトヨタSAIがそんな感じでした。
記憶に残っているのは、ロータリースイッチの回し心地。回し心地は硬いのですがガタツキがなく、目的の位置にしっかり合わせられます。
ドリンクホルダーは、収納式です。
収納時は存在が目立たず、全体の質感に貢献。開けると、ガタツキ少なく安心してドリンクが置けます。
円形、四角形、どちらのパックでも置けます。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
一部画像は拡大します(横長画像など)。
助手席側もインパネ上部に特徴があります。スパッと切り込んだように斬新な造形は、筆者のお気に入りポイントです。
反射が眩しい時もある光沢パネル。夏の強い日差しだと、助手席でも気になる。目が繊細な方はご確認をぜひ。
写真左:足を前に出したときのスペースは余裕です。膝の後ろが浮いてしまうことなく座れるだけの奥行きがあります。
写真右:カカトの部分は構造的に盛り上がっています。
ちょうどホンダの、センタータンクレイアウトと同じような感じです。座っている時は邪魔になりにくいですが、乗り降りの際に気になる時もあります。
助手席のドアを開けた時、「さあどうぞ〜」っておもてなしを感じました。
このインパネ形状で、「お入りください〜」という気持ちが伝わってくるようです。
こうした内装のクルマ、他にあったっけ?ちょっと思い出せません。ノートがオリジナルだったら素晴らしすぎます。
日産ノート「S」のオートハイビームを使ってみました。ハロゲンヘッドライトのタイプです。
なお、オプションのLEDヘッドライトはアダプティブタイプみたいです。
使ってみると、なかなかハイビームに変わってくれません。
というか、ほとんどロービームのまま。
同じ年式のトヨタ・ハリアーで試した道と同じ道を走ったのですが、差は大きかったです。
Hi-Lo2段切り替えのヘッドライトはもう進化させないのかな?
アダプティブタイプが主流になってきていますしね。
オートヘッドライトはシステム始動直後は消えていて、走り出すと点灯します。
始動した瞬間に点灯するシステムと比較すると、周囲への迷惑が気になりません。必要なら手動で点灯も可能です。
日産ノート・グレード「S」、Hi-Lo2段切り替え式のオートハイビームを試してみました!
ノートのスタートスイッチはシフトセクレター横に位置しています。
サイズはちょっと小さめですが、初めて試乗されてもわかりにくいことはないと思います。
スタートスイッチはドライバー左側に位置することが一般的になってきました。
筆者的には、各スイッチが集中するより分離している方がわかりやすいし、どのクルマに乗っても同じ位置にあって欲しいと思います。
スマホのホームボタン、バラバラだったら嫌になっちゃいません?皆様は如何でしょうか?
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。