ホンダ・メーカー別の特徴と自動車評価

2021年記事 ホンダ

シャトル試乗レポート「4」
内装(フロント&リア)

間違いいっぱいの自動車選び。2018年式シャトル・ハイブリッドの試乗レビュー。

当ページは4ページ目です。

「内装質感や車内スペース、ラゲッジ」

ホンダ
  • グレード:“ハイブリッド無印”
  • 年式:2018年式
  • 車両価格:208万円
  • デビュー年:2015年5月
シャトルのインパネ01シャトルのインパネ02

内装:フロントシート

シャトル・インパネ周辺の内装

インパネは素のフィットに近いイメージで、ボリューム感が立派です。それを基本にシャトルでは、使い勝手より質感重視な変更が見受けられます。

フィットから車両価格が上がった分、質感もしっかり上がっています。

内装1内装2

上級車っぽく感じる部分は、センターコンソールの大きさ。左右をしっかり分けるだけの高さがあります。
またインパネも細部の加飾のみというわけではなく、思ったより変更点が多いです。

シートも座面クッションが上質です。低反発みたいな沈み込みと密度が感じれます。

内装3内装4

オートエアコンの操作部は、変わらずタッチ式。

似ているようで変わっているインパネの助手席前。

内装5内装6

助手席のパネルも、加飾だけではなく、パネルの形状が異なっているように見えます。

ドアパネルは同じように見えますが、もともと起伏があるデザインでしたので、安っぽさはありません。

助手席のスペース

シャトル・内装(夜間)

助手席足元は狭く、かかと部分も構造物が気になります。あまり言われませんが、センタータンクレイアウトの弱点ですね。

助手席1もちろん、目の前の空間と頭上は十分です。

左の写真は助手席の足元。座面の下、カカトの部分に構造物が出っ張っています。

シートをもっと前に出せば気になりませんが、つま先側のスペースも狭いので悩みどころです。

助手席2助手席3

一番うしろまで下げて座っても、足を伸ばして座ることはできませんでした。わずかですが膝が上がってしまいます。

身長によっては助手席にシートリフターがあれば解決すると思いますが、パワーシートのクルマ含め、助手席にリフターが付くクルマは少ないです。

 


※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
内容は辛口です。また一部画像は拡大します(横長画像など)。

内装:リアシート

シャトル・リアシート

座面が長く、スライドドア系と比較すれば着座姿勢が良好。座面のクッション性も良好でシートの質感は高いです。

リアシート1リアシート2

座面の大きさは写真でもおわかり頂けると思います。素のフィットも同様に大きいです。

シート下がフリーで、カカトの部分がフリーになります。乗車降車がしやすいですし、かしこまって座るのも座りやすいです。

リアシートのスペース

今や、狭いと感じるクルマは極わずか。すると重要なのが着座姿勢、だと思います。

リアシート3リアシート4

身長172cmの筆者がリアシートに着座した状態です。

写真で見るとアップライトな姿勢に見えますが、それはかしこまって座っているから。実際はけっこうゆったり座れます

コンパクトなスライドドア系や、小さくて広いと言われるクルマと比較すれば、スペース的には普通です。
でもこの、ゆったり座れるという点は、筆者としては重視したいポイントです。

着座姿勢と広さはセットで比較したいと思います。

リアシートの座面収納

フィット系ではおなじみの、シート座面チップアップ。

ポップアップ1ポップアップ2

使い方はオーナー次第。ラゲッジの広いシャトルでは、これを使う場面は限定的でしょうか?

フロアがフラットでない(センタートンネルが目立つ)事もあり、シート片側だけポップアップして使用。そんな使い方が有効そうだと思いました。

ポップアップ3ポップアップ4

操作はワンタッチ。シート下のフックを持ち上げるだけです。

操作性は軽く、チカラは必要ありません。軽く持ち上がるからこそ、実用性があります。

ラゲッジスペース

シャトル・ラゲッジスペース

センタータンクレイアウトいえばラゲッジの使いやすさ。もうお馴染みですよね。

ラゲッジ1ラゲッジ2

奥行き十分なのはさすがワゴンタイプといったところでしょう。カタログ上の奥行き寸法は960mm、リアシート倒すと1930mm。加えてフロアが低く、開口部の最低地上高も低いです。

手前側の部分はゴルフバッグの横積みも出来ると思います。

ラゲッジアンダートレイ

アンダートレイも深さがあり、実用性の高い形状です。

アンダーボックスパンク修理キット

ラゲッジアンダートレイって普通は、浅くて使いにくかったり、パンク修理キットで埋まっていたり、実際に使える車種は限られると思います。

シャトルは深さのあるアンダートレイがあって、その下にパンク修理キットが搭載されます。

ハッチ・テールゲート

ハッチの開閉感覚は、開けるのは普通ですが閉めるのは軽い印象でした。

ただ、滑らかという感じではなく、手を離してもバランスされて止まったりします。

ハッチの表面を叩いてみると、嫌な響きが抑えられています。プレス形状や内装内部は静粛性対策がされていると思います。

シャトルのメーター(昼)シャトルのメーター(夜間)

広いカップルディスタンス

カップルディスタンス

カップルディスタンスとは左右シート間の距離。シャトルではおよそ17cm!広いです。

コンパクトクラスそれも5ナンバーサイズでこの広さは最大を争うレベル。

広いほうが余裕があって、長時間ドライブでも疲れにくいです。同性同士で乗る機会が多ければ無視できないポイントですね。

ホンダ シャトル

ホンダ

shuttle
(シャトル)

  • 試乗グレード:“ハイブリッド無印”
  • 年式:2018年
  • 型式:GP7
  • 新車時価格:208万円

概要

  • 排気量:1500cc+モーター
  • ボディサイズ:4400×1695×1545mm
  • 車重:1190kg
  • 発売開始時期:2015年5月
  • 新車時価格帯:181万円〜

車両型式

  • GP7 - 2WD FF
  • GP8 - 4WD
試乗レポ・ライター

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