間違いいっぱいの自動車選び。2018年式シャトル・ハイブリッドの試乗レビュー。
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ホンダ・シャトル(グレード:ハイブリッド無印・型式GP7)です。
フィット・シャトル改めホンダ・シャトル。ちょっと名称が変わっただけで一気に未来的なイメージになりました。
中身は3代目フィットのワゴン版。ボディ全長は40cmほども延長され、確実に1クラス分は立派になっています。
試乗したのは2018年式ホンダ・シャトル(型式GP7)。グレードは「ハイブリッド無印」。
車両価格は208万円、ボディサイズは4400×1695×1545mm。
このクルマに2日間700kmを試乗してきました。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
内容は辛口です。また一部画像は拡大します(横長画像など)。
フィットをストレッチして1クラス上のボディ全長に。多少の価格アップ(35万円程)の代わりにグッと立派になっています。
立派に変化したのは見た目だけじゃありません。
ラゲッジ容量はもちろん、快適性も体感できるだけ立派に。またクセの強い乗り心地も、このグレードでは改良されています。
「i-DCD」と呼ばれる「7速DCT+モーターのハイブリッドシステム」を初め、この世代のホンダ車らしい個性が満載です。
加速感に減速感から、ゆっくり交差点を曲がる感覚まで、これに慣れたら普通のクルマじゃ物足りなくなっちゃいそうです。
※「i-DCD」はホンダの名称、「DCT」はデュアルクラッチミッションの総称です。
ご存知センタータンクレイアウト。
意外かもしれませんが、助手席の足元は狭めです。つま先だけなくカカトも引っかかります。
その代わりリアシートは広いです!広いだけなら軽自動車だって広いですが、シャトルはシートの大きさや着座姿勢が優れています。
フィットやフリード、ヴェゼルという身内ライバルや、カローラツーリングと併売されるフィールダー、それらと比較してお得感を感じるのがシャトルです。
そう感じるポイントはボディデザイン。全長は4400mmとCセグメントサイズで、素のフィットから40cmも延長。
実車を見れば、角度によって伸びやか、角度によってズングリ。でも総評としては立派!という印象を受けます。
ガソリンモデルなら180万円。その価格から想像するよりも全然立派だと思います。
ちなみに同じような内容のフリードだと200万円〜。初代ヴェゼルだと210万円〜。
ライバルのフィールダーは併売モデルながら、ガソリン170万円。ハイブリッドだとシャトルハイブリッドより20万円高い228万円です。
(ガソリンのフィールダーは静粛性が高く、乗るととても良いです。このまま併売し続けて欲しいと思います)
準備中です。
趣味的なクルマ選びに求めたい要素のひとつは、個性の強さ。
この時代のホンダ車にはどれも、らしさを感じます。
乗り味だけでなくスイッチレイアウトなどもそう。例えば画像にあるステアリングスイッチなど、慣れればとても使いやすいです。
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エンジン質感 | |
エンジンは普通。PUとみれば気持ち良い加速感。 |
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駆動系質感 | |
独自性の強いi-DCDが魅力。素晴らしいけど扱いにくい部分も少し。 |
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足回りの質感 | |
ワゴン的に使用しないと空車感あり。クセもわずかに。 |
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内装の質感 | |
不満ありません。 |
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外装の質感 | |
見る角度によって立派。 |
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快適性 | |
良いんだけどこの時代のホンダ車的なクセは相変わらず。 |
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お買い得度 | |
サイズ、雰囲気、車格などから絶妙な価格設定。他車考えれば納得価格。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。