自動車の比較と評価・ホンダ

2024年記事 ホンダ

フリード(後期ガソリン)試乗「1」
快適性(乗り心地や静粛性)

間違いいっぱいの自動車選び。フリード(後期ガソリン)の試乗レポート。

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「快適性、前後のまとまりいい乗り心地!」

ホンダ
  • グレード:“G”
  • 年式:2023年式
  • 車両価格:233万円
  • デビュー年:2016年09月〜
フリードの内装1フリードの内装2夜

試乗車概要:フリード後期ガソリンモデル

フリード:ボディデザイン夜間

ホンダ・フリード(ガソリンモデル)。全長4300mm弱、コンパクトだけど3列使えるミニバンです。

ボディサイズは4265×1695×1710mm

フロントタイヤデビューから約8年、次期型の噂が絶えないですが、今でも人気!きっと企画が優れているのでしょう。

適度な価格で、長さを感じさせないボディサイズ、優れた内装質感、気配り感じる使い勝手

乗れば古さを感じさせる部分こそあれど、フリードで重要視されるであろう部分が優れている。ロングセラーの秘密だと思います。

試乗したフリード

試乗したのは2023年式フリード・ガソリンモデル7人乗り(GB5)。2022年9月に行われた、最後であろうマイナーチェンジ後のモデルです。

2列目ベンチシートグレード「G」。価格233万円

現状では最もベーシックなグレードでありつつ、人気グレードということです。

オドメーターが示す総走行距離は6000km

今回は2列目ベンチシート仕様でしたので、キャプテンシートとの違いも記していきます。


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

クルマのキャラクター

フリード:エアコン操作パネル

ホンダ・フリードHVから感じた特徴を一言で!

便利で使い勝手が良いというのは、どこでも聞く話。今更述べるようなことじゃありません。

それでも、多くのシチュエーションに対応でき、今でもそう不満を感じない快適性があって、現在ではリーズナブルとも考えられる価格設定。
内装だって凝った作りをしてますし、インパネの質感だって高い!

内装夜間内装昼間

乗り心地に関してはデビュー当時のモデルから大きく変わっていて、バランス良いよね!と感じられます。

走っての趣味性とか上質感を求めるなら、フリードHVの方がピッタリ。でもそこを求めないんだったら、ガソリンモデルの魅力が光ります。価格差は36万円です。

 

試乗:乗り心地

フリード:ボディサイド

後期ガソリンモデル、乗り心地の印象。

フロントタイヤサスペンションは「柔らかい」までいかない程度の、「柔らかめ」くらいの特性。市街地から高速道路まで不快感なく、好ましい特性です。

ボディディメンションや7人乗車まで考えたら、リアサスはもっと固くしたいところでしょうが、そうなっていないから日常で使いやすい。

非常時はきっと電子制御で車体コントロールしてくれるのだろうと思われます。

HVよりまとまり良好

ハイブリッドモデルフリードのハイブリッドモデルは、フロントサスペンションの質が高いです。
乗り心地やハンドリングに効いています。乗員が受ける質感としても非常にわかりやすい。

一方でリアサスの質感が気になったのも事実。

こうした部分でガソリンモデルは、質は並だけどリアサス云々というのが気にならず。バランス良い、そんな印象に繋がります。

細かくいうと...

細かく言えば、柔らかい中に抵抗感あって、ギスギスとした動きを感じる場面や、乗員とクルマの一体感を欠いて、曖昧さを感じる部分もあります。接地感が希薄になる領域。

このあたり気にされるのでしたら、HVモデルがよろしいかと思います。

試乗:静粛性

フリード:静粛性

静粛性の印象。日常でのゆるい加速など、普段から使う領域で、エンジンが賑やか。それ以外は特別なことのない静粛性です。

フロントシートだとエンジンノイズが目立つ

フリード走行中一般道で前走車についての加速など、普通に使う時にエンジンノイズが大きめという印象です。回転数にして2000〜3000rpm。

音質的にはシュゴーという吸気音が混ざる音質なので、ガラガラゴーゴーと不快な音ではありません。なので好きな方には好ましいともいえます。

2列目〜3列目だと気にならない

リアタイヤエンジンルームから離れるリアシートですと、エンジンノイズが気にならなくなります。

代わりにロードノイズは増えますが、トータルで考えるとリアシートの方が静かというくらいです。

全開時はむしろ静か

アクセル全開での加速時とか、アクセル開度が大きい時、つまり強い加速をしている間は、うるさいどころかむしろ静かに感じられるくらい。

同乗者への気遣い最小限に踏むことができると思います。

アイドリング時に直噴ぽいカチカチ音

信号待ちなどアイドリング時は、直噴エンジンと思われるような、カチカチした音が響きます。

サイドビュー高性能エンジンらしい音ともいえますが、音量は大きいです。

気になる場合はアイドリングストップ機能を使用してエンジンを止めることで対応できます。

フリードの場合は停止後、ブレーキペダルを深く踏み込むと、アイドリングストップが機能します。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

フリードのメーター1フリードのメーター2夜間

動画:フリード試乗レポ

ガソリンモデル、走行フィールや内装で感じた印象の総合試乗レポート。新型3代目との比較も含んでいます。

フリード試乗レビュー総合と比較

ホンダ フリード(ガソリン)

本田

freed (フリード)

  • 試乗グレード:“G”
  • 型式:GB5
  • 年式:2023年
  • 新車価格:233万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • ミッション:CVT
  • WLTCモード燃費:17.0km/L

その他概要

  • 車重:1350kg
  • ボディサイズ:4265×1695×1710mm
  • ホイールベース:2740mm
  • デビュー年:2016年09月〜
試乗レポ・ライター

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ホンダ・フリード

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比較評価
エンジン質感 5段階評価

音量大きく、粘り気のある音質。気に入れば星5つ。

ミッション質感 5段階評価

必要なら瞬時に回転数を上げてくれて、とっさの時に頼れるCVT。

足回り質感 5段階評価

質感普通、やや硬め。4輪のバランスはHVより優れる。

内装の質感 5段階評価

凝ってる!お金かかってる!ギミックも装備。

快適性 5段階評価

質が高いとはいえないけど、クセない乗り心地と静粛性。

お買い得度 5段階評価

前期型から走行的質感上がり、価値はグッとアップ。





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