自動車の比較と評価・ホンダ

2024年記事 ホンダ

フリード(後期ガソリン)試乗「3」
内装の質感と使い勝手

間違いいっぱいの自動車選び。フリード(後期ガソリン)の試乗レポート。

3ページ目です!

「内装(フロント〜リアシート)」

ホンダ
  • グレード:“G”
  • 年式:2023年式
  • 車両価格:233万円
  • デビュー年:2016年09月〜
フリードの内装1フリードの内装2夜

内装:フロントシート

フリード:内装1夜間

ホンダ・フリードの内装。グレード「G」、2024年価格で233万円の写真及び印象です。

造形深いインパネ

インパネ〜ダッシュボードは複雑な造形で、クラス的に考えたら部品点数も多そうなデザイン。古さ新しさを抜きにすれば、価格から想像するより立派です。

フリード:内装2

メインメーターは遠く、開放感も高い。運転席からのイメージ的にはコンパクトカーではなくミニバン的。

ハザードスイッチ

ナビ上部のハザードスイッチもちょっと遠いくらいにスペースがあります。

メーターは頑張って手を伸ばさないと届かない位置です。

コックピットを感じさせるステアリング

ステアリング周りはスイッチの位置が凝っていて、4箇所に分かれてレイアウト。豊富な機能を連想させ、コクピット感も高いです。

ステアリングステアリングスイッチ

向かって右下に集まるスイッチが、メーター液晶部を操作するスイッチ。後ろから引くように操作。燃費計の切替など多用します。

質感高いエアコン操作パネル

ここは説明不要、見れば一発で立派と感じる部分。

フリード:内装シフトセレクター夜間

エアコンの操作スイッチも、シフトレバーも、その周辺のパネルも立派

パネルやスイッチは黒いですが質感高い塗装がされていると思われます。シフトレバーも本革ではないけど、綺羅びやかな塗装面や金属調の部分など凝っています。

シフトセレクタードリンクホルダー

ドリンクおいて生活感出すのがもったいないくらい。ここのカップホルダーは収納式です。

操作で色が変わる

温度調整にノブを回すと、それぞれの方向に応じて色が変わります。

エアコン照明エアコン照明2

暖かい方向が赤く、涼しい方向が青く。

フリードに限らずホンダ車って多くの車種で、エアコン部分の質感が高いと思います。助手席から操作されることも多いでしょうから、同乗者にも嬉しい部分です。

体系選びそうなフロントシート

フロントシート

フロントシートの背もたれは少し高い位置でランバーサポートが出ています。

着座感としてはおへそを前に出して姿勢正しく座るが強調される感じ。
体系の大きな方に合うと思います。

ランバーサポートは、パワーシートでいうともっとも張り出させるくらいに出ていますから、サイドサポートの包まれ感も薄くなります。

表地は撥水機能付きで触るとザラザラ感あって、でも座ると突っ張り感なく、良い材質だと思います。

ボックスティッシュの入るアッパートレイ

ハンドルとメインメーターの間に用意されるアッパートレイ。

アッパートレイ1アッパートレイ2

開けたら勝手に閉まる構造。手を離したら閉まります。きっと安全を考えての作りだと思います。

ボックスティッシュがピッタリ収まるサイズ。蓋も閉まります。銘柄はスコッティ。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

内装:2列目リアシート

フリード:2列めリアシート

ホンダ・フリードのリアシートで感じた特徴。

好ましい乗り心地

リアシート

リアサスが硬すぎることがないので、衝撃が気にならず、かといって柔らかすぎるわけでもないから、パタパタと上下動が激しいわけでもない

これはフリードHVに乗ったあとだから思うんだけど、ガソリンモデルのリアシート、好ましい乗り心地だと思います。

フロアの微振動も気にならないので、裸足でくつろぐのもOKです。

ベンチシートのメリットデメリット

キャプテンシートと比較してメリットは、小さなお子様がいる時に近づける、また体を倒して横になれる、荷物を置きやすい。

逆に考えられるデメリットは、3列目シートへのアクセス、外側アームレストがない点。

スライドドアは内張りに膨らみがないので腕を置く場所がありません。なのでキャプテンシートのアームレストに優位性があります。

座面高はちょっと低め

フリードの2列目シートは、座面が少し低め。その分頭上に余裕がある設計です。

ただ、大人が座るよりはお子様や小柄なお姉様が最適かな、くらいのイメージ。

リアシート2リアシート3

ガソリンモデルの場合、フロア形状の関係からHVモデルより好ましい姿勢で座れます。詳しくは次のページで。

内装:3列目リアシート

フリード:3列目リアシート

狭いことは事実ですが、3列使えるコンパクトミニバンというと、フリードしか思いつかないくらい。それくらいの実用性は考えて良いと思います。

3列目も試乗しました

リアシート4

3列目にも乗ってみました。乗り心地はHVモデルより良いかもしれない。少なく見積もっても同レベル。

スペース的には余裕あるわけじゃないけど、シートの厚みは確保され、静粛性だって考えられていると思います。

ベンチシートでの3列目アクセス

乗り込むのが簡単!

今回のフリードは2列目ベンチシート(7人乗り)。3列目へのアクセスを試してみると、キャプテンシート仕様と変わらないくらいに簡単でした。

主な理由は、2列目シートはどの位置でも前倒し可能!これが大きいです。

リアシート5リアシート6

シートを最前部まで移動して、とか、ヘッドレストを抜いてから、という儀式がないので、簡単に倒せます。

レバーを引いて前にチカラを加えるだけ。このあたりがシエンタとの違いです。

ラゲッジスペース

フリード:ラゲッジスペース

3列目シートがオーソドックスに出し入れできるので、ラゲッジスペース使う時はシート格納して、ということになりそうです(写真はハイブリッド車)。

3列目起こした時のスペース

3列目を出した時のラゲッジスペースは、軽自動車と同じか少し狭いくらい

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

床は相当に低く、例えば自転車を積むときなど便利そう。

3列目シートの収納

跳ね上げて、フックで固定するタイプ。重さは非力な筆者でも、片手で上がるくらい。

戻す方向(こっちの方がわかりやすい)手順はこんな感じ。

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

収納状態から、台座を起こします。

台座から手を離し、別の部分を支えつつ、フックを外す。

ラゲッジスペース7ラゲッジスペース8

自重で下げると、適切な場所にシートが収まります。背もたれを起こし、ヘッドレスト伸ばして完成。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

フリードのメーター1フリードのメーター2夜間

動画:内装リアシート

フリードの内装、リアシート使い勝手など印象をまとめました。フロントシート周辺の内装動画は別にアップしています。

ホンダ フリード

本田

freed (フリード)

  • 試乗グレード:“G”
  • 年式:2023年
  • 新車価格:233万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • ミッション:CVT

その他概要

  • 車重:1350kg
  • ボディサイズ:4265×1695×1710mm
  • ホイールベース:2740mm
  • デビュー年:2016年09月〜
試乗レポ・ライター

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