間違いいっぱいの自動車選び。ソリオの試乗レビュー。
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スズキ・ソリオ(2023年式MA27S)ガソリン・グレード「G」の試乗レポート。4代目ソリオです。
2020年12月に登場した4代目ソリオ。運転感覚や内装を詳しくレビューしていきます。
ボディサイズは軽自動車以上、コンパクトカー未満。
気楽に使いやすく車内は広く、ウォークスルーまで可能なパッケージがソリオの特徴。
さらに軽量ボディで実燃費だって良好!
重量税だって安しタイヤだって経済的なサイズ。
2024年での新車価格は最安165万円、主力であろうマイルドハイブリッド車で200万円前後。ストロングハイブリッド車で230万円。
グレード名に「無印」「Mがつく」「Sがつく」とわかりやすい。この他にカスタム系になるバンディッド(212万円)があります。4WDは約13万円高。
試乗車は2023年式ソリオ。グレード「G」。オドメーターが示す総走行距離は30000km。
操舵もエンジンも状態良かったこのクルマで150km走行。
2024年の価格は165万円。贅沢な装備はなくてもいい、という方に用意されるグレードです。車買っても使わない装備ってありますしね。衝突軽減ブレーキはついています。
2025年のマイナーチェンジで190万円台〜の価格に変わりそうです。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
走って質が高いわけじゃないけど、クセなく期待通りの乗り味。これぞソリオ!上手にまとまり安心してオススメできる乗り味が、便利という特徴を活かします。
前も斜め後ろも視界は開け、ダッシュボードに対して高い着座位置。またドアミラーも見やすい位置にデザインされ、日常での運転しやすさに効いています。
その分、速度感を感じやすいというのはある。ほんとはシートがもっと下がってくれたら幅広く対応できそうだけど、それでも頭上に余裕がある。
それに、主たるユーザーは誰か?ということを良く考えられているとも思う。
乗り心地の質が高いわけじゃないし、むしろ前後の揺れが目立ってフラット感は低い。
ハンドリングはゆるく曖昧で、無駄ない運転は難しい。静粛性だって高くはない。
ただ、不快と感じない上手なまとまりがソリオの魅力!見た目から感じるイメージそのまま。
限られたサイズ、これだってネガティブ要素になりえるのにね。
モノ差し替えると、 特別良いとか楽しさを感じないかわりに、絶対イヤと感じるところがない。
言葉変えてもうひとつ。速度上げれば軽自動車より落ち着き、逆にシエンタクラスほど滑らかさはなくて、ソリオはほんと期待通り。
これら合わせて、安心して選べるクルマ。試乗できない中古車選びでも安心です。そんな乗り味は続くページでじっくり!
ミニバンやハイトワゴンは顔が命!ソリオもお顔がかっこいい!
〇〇というクルマを想像する時、フロントマスクから思い浮かびません?
例えば「ワゴンR」といえば、「スペーシア」といえば、どんな感じが頭に浮かびます??
だいたいは前が思い浮かぶと思います。
つまりデザインってお顔が重要だと思うわけで、ソリオはそこがしっかり、フロントマスクが重視されている。スズキらしいお金のかけ方とも思えたり。
最もベーシックなグレードでもメッキパーツ多く、立派です。
もちろん形状だってソリオらしさが感じられます。
2025年1月、大きな大きなマイナーチェンジが予定されています。
上の写真は編集部で作成したCGです(ヒラリー男爵作)。
マイナーでより立派に個性的に、というか単純にかっこいい!
価格上昇も、それに見合った質感を手に入れると思います。
ヘッドライトはマイナー後も、LEDとハロゲンが両方存在するそうです。
スターティングプライスは大きく上がり(165万円から190万円台)、30万円弱の値上がりがされるそう。
装備がいかに充実しようとも、開始価格は重要です。
なんでもつけて値上げしてと、それこそクルマの歴史だけど、繰り返せば遠い存在に。
それでもソリオは、売れ筋グレードでは15万円アップで内容充実。
電動パーキングとかブレーキホールドが装備され、運転支援システムが新しくなり、エンジンは最新の3気筒に、たぶんCVTも変わります。
これだけ変わるのなら見えにくい部分も変わるのでしょう。ほんとにビッグなマイナーチェンジです。
変わるエンジンとCVT考察は続くページで!
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
走行フィールから内装までまとめた総合レビューです。細かくはテーマ別の動画をアップしています。
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ソリオ
MA27S - K12C 1200cc 2020年〜
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
エンジン質感 | |
振動少なく、高回転ではシュゴーと淀みない吸気音だけ聞こえる。 |
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駆動系質感 | |
CVTの制御でギクシャク、ピッチングが目立つ。 |
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足回り質感 | |
質はそれなりだけどポイントはそこじゃない。想像通りだから裏切られない。 |
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内装質感 | |
インパネはそこそこ。注目はリアシート利便性。 |
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外装質感 | |
フロントマスクが重視されているというのが、ユーザー心理をついてる。 |
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お買い得度 | |
要点絞って、それ以外はクセなくまとまり165万円。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。