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ノートvsアクア、比較と違い「1」

比較:乗り心地、静粛性、ハンドリング

2023ノートとアクア比較1ページ目です!

2023年執筆のノートとアクアの比較

エンジン停止で長く走れるハイブリッド=フルハイブリッドシステムを搭載するコンパクトカー。ノート(日産)とアクア(トヨタ)比較。

ノートとアクア比較

「1ページ目・乗り心地、静粛性、ハンドリング」

  1. 比較:乗り心地、静粛性、ハンドリング
  2. 比較:内装、加速と減速感

※2023年・執筆 この記事を書いたのは?

1.濃シルバーがノートで、シルバーがアクア

写真はガンメタとシルバーがノート(2種)、シルバーがアクアです。

ノート:フロント

アクア:ボディフロント

ノートとアクアは販売上位を争うライバル関係です。2023年現在、ノートはオーラも人気で両方合わせるとかなりの人気車です。
アクアは少しおとなしいですが知名度の高さは半端ないです。

価格差を大雑把に

価格差は基本の状態で15万円(2023年5月〜) 。

アクア:装備アクア「X」はLEDヘッドライト、ACC(前走車追従型クルーズコントロール)、ディスプレイオーディオ付いて210万円。ナビ機能を追加するとプラス6万6000円。

また本革ステアリングを望むと上位グレードということになって223万円です。なので220〜230万円で過不足ない装備が手に入ります。

ノート:装備

ノートはこれらがオプションです。

例えば225万円にLEDヘッドライトとナビだけつけて 245万円くらい
ACCと本革ステアリングは別途です。

代わりにアクアにない装備としてブレーキホールドと自動サイドブレーキが備わります。

全体的な違いを端的に

ノート:エンジンルームアクアもノートも、快適性の高くて、燃費良いハイブリッド車、そして穏やかなゆったり感という部分でキャラクターが似ています。

特別クルマ好きとかでなければトヨタか日産か、好みかディーラーとの関係で選んでも間違いないと思います。

その上で、より燃費を求めたいとか、質感にこだわりたいとか、何かをより重視したいとか、そうして見ていくとやっぱり違いはあります。

細かく見ると特定の場面ではアクアが優れるも、全体的に弱点を感じないノート。ただここには、価格の差もあります。

比較対象車はこんな感じ

アクアとノート。試乗して乗り味を比較します。

トヨタ・アクア(2代目)ハイブリッド
新車価格:210万円

グレード「X」2021年式。THS。

レビュー!アクア試乗レポート

日産ノート(E13)ハイブリッド
新車価格:203万円(225万円〜)

グレード「S」2023年式。e-Power。

レビュー!日産ノート試乗レポート

ボディサイズ比較

モデル・グレード アクア ノート
2021年式 2023年式
全長 4050mm 4050mm
全幅 1695mm 1695mm
全高 1485mm 1505mm
ホイールベース 2580mm 2580mm
車重 1120kg 1220kg

※ネット調べ。2WDです。

2.比較:乗り心地が異なります

ノート:ボディデザイン

ノートもアクアも乗り心地は良くて、柔らかい足回りです。
柔らかいのでがツンとくる一発目のショックは相当に押さえられていますし、加えて小さなコツコツもマイルドに伝わってきます。

スキがないノートの乗り心地

ノート:ボディフロント斜め2023年式ですと、動き始めは相当に柔らかく、衝撃はマイルドに変換されて伝わってきます。

アクアとの違いは動き方というか過渡的な部分。小さくは柔らかく、大きくなると動きが減って、速度が上がるとアクアよりブアンとしにくい感覚です。

しっとりやわらかいアクア

オーラ:ボディフロント斜め

より柔らかくしっとりと感じられるのがアクア
前も後ろも同じように柔らかく、それでいて沈み方がゆっくりなのが現代的

なんだかんだでトヨタ車に求められているのはコレなんじゃないかって思ったりもします。

比較すると

比較すれば操舵フィール含め、比較してより低速で良さを感じるアクア、速度を上げて落ち着きが感じられるノート

ただちょっと、ノートはフロアにブルブル感を感じるのと、前に乗った2021年式ですと、少しゴツゴツが目立った記憶があります。

アクアはエンジン回転していると、エンジンの振動が大きく伝わってきます。

3.比較:静粛性が異なります

アクア:ボディサイドのアップ

静粛性は全般的にノートに良さを感じます。車両価格の差を考えた時に、この静粛性の差が大きいかと思います。
それでいうとオーラ選ぶとさらに2段くらいレベルアップするので、価格差がでやすいポイントです。

アクアの静粛性

アクア:ボディリア斜めアクアは停止中とか低速時にエンジン始動すると、ぐわっと豪快にエンジンノイズが響きます

エンジン停止で走行中も静かってほどじゃないですが、エンジン回っているとうるさいです。燃費優先の結果とも思えます。

車両停止中にエンジン始動すると、純ガソリン車のアイドリングより高い回転数で回って豪快です。合わせて振動も元気いっぱいです。

ノートの静粛性

ノート:ボディリア斜めノートも音の質的には、3気筒エンジンの音というのは事実ですが、アクアと比較すれば、耳障りでない音質音量にまとめられています。

振動も気になりにくいです。

コンパクトカーのベーシックグレードで比較すれば、最も静かとも思える静粛性です。高いだけのことはあります。

4.比較:ハンドリングが異なります

ノート:ボディフロント斜め

乗り心地やハンドル応答性、ドライバーが受ける印象も含め、どっちも異なる良さを感じますが、クルマ好きに訴えかけてくるのはノートかなと。

ノートのハンドリングフィール

ノート:ボディサイドノートとアクアを比較した際、ゆったりした反応という部分では近い部分があるのですが、少しこだわりを感じられるのがノート

初期が動きやすいサスペンションのフラフラを抑えるかのように、少し重めのハンドル回し心地。
そしてアクセル抜いてハンドル切れば、スゥッと曲がり始め、コーナー中心をすぎればスゥッと直進に戻ります。

アクアのハンドリングフィール

アクア:ボディサイドアクアは相当にマイルドで、ゆったり気難しいところがないハンドリング、さらにしっとりした回し心地が魅力です。

ゆったりというと聞こえは悪いかもしれませんが、ラクに乗るにはとても良いです。

多少雑に操作にしても、クルマはゆったり動きますので、気難しさがありません。丁寧に運転しなきゃという面倒さから開放されますし、ドライバーによる差も出にくい。同乗者だって快適です。

逆に手応えなど望めば、物足りないと思います。

5.動画:ノートとアクアの比較

当HPの公式チャンネルで、動画を公開しています。

 


次のページに続きます!

次のページは「内装外装、加速と減速」です。

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