1ページ目です!
2023年版・コンパクトカー比較。ハイブリッドもガソリンも合わせて比較と評価。
アクア、ノート、フィット、ヤリス、マツダ2、スイフト。
「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。
※2023年春・執筆。著者・ヒラリー男爵 比較する車体は2021年式〜2023年式です。
Bセグメントと呼ばれる「全長4000mm前後」クラスから、アクア、ノート、フィット、ヤリス、マツダ2、スイフトを比較。
アクア(130系) 1500ccHV
価格:約209万円(209万〜)
燃費スペシャルだけじゃない!柔らかくてしっとりした乗り心地は、従来からのトヨタらしい魅力が溢れてます。
レビュー!:アクア(HV)
ノート(E13)e-POWER
価格:約225万円(210万〜)
バランスよくレベル高く、短所が気にならないという質の高さが魅力。特筆すべき長所が目立たないけどそこはオーラで。
レビュー!:ノート(e-POWER)
ヤリス(10系)ハイブリッドとガソリン
価格:約140万円(133万〜)
締まったサスペンションも塊感あるボディデザインも、コンパクトらしさが強く、キビキビ感を楽しみたいヤリス。
フィット(GK系)e:HEVとガソリン
価格:約156万円(156万〜)
広いだけじゃなくて、広くて快適なリアシートが魅力的な4代目フィット。
レビュー!:フィット(e:HEV) / フィット(ガソリン)
スイフト(ZC83S)XG 1200cc
価格:約146万円(134万〜)
2017年デビューの4代目スイフト。マイナーチェンジでハンドリングの魅力がアップした後期モデル。
レビュー!:スイフト試乗レポ後期 / スイスポ試乗レポ
2023年式ノートを運転しながら、コンパクトカー比較を述べています。ノートはそつなく優れ、弱点を感じないバランスの良さで基準としやすかったです。
モデル・グレード | ヤリス | フィット | アクア | ノート | マツダ2 | スイフト |
---|---|---|---|---|---|---|
HVとガソリン | e:HEVとガソリン | X | e-POWER | 15C | XG | |
全長 | 3940mm | 3955mm | 4050mm | 4045mm | 4065mm | 3840mm |
全幅 | 1695mm | 1695mm | 1695mm | 1695mm | 1695mm | 1695mm |
全高 | 1500mm | 1515mm | 1485mm | 1505mm | 1500mm | 1500mm |
ホイールベース | 2550mm | 2530mm | 2600mm | 2580mm | 2570mm | 2450mm |
車重 | 1050kg | 1070kg | 1120kg | 1220kg | 1050kg | 860kg |
※外寸、車重などグレードによる違いやマイナーチェンジで変更される場合があります。
ほんとだったら実用性を重視したクルマに期待したい事、ボディ見切りの良さと車両感覚の取りやすさ。
「小さいクルマは運転がラク」というイメージを具現化できていればベスト。
余計な神経使わず緊張しなければ、それこそが安全につながると信じています。
コンパクトカーでは車体”後方”の感覚はどれも取りやすい。
違いは、フロントのボディ見切りや車両感覚の取りやすさ。ボディが小さい余裕からぶつけにくいというのは共通点。
比較する6車種はどれも、ボディ前方はカンです。ボンネットが見えず、直進しながら寄せるのは慣れがモノをいいます。
下の写真はアクアとマツダ2
絶対的に小さいからぶつけにくい、はずだけど、コンパクトカーだって見切りよければ安心感が違います。
運転中、不安が強いと楽しくない=運転が嫌いになる。お出かけ先だって駐車場で選ぶようになりがち。
クルマ嫌いを減らし、クルマ好きを増やすために、手足のような使いやすさを望みます。
並だけど、クラス内で比較すれば優れているのがスイフト。斜め前の視界が良く、コーナーで邪魔せず、タイヤ位置もつかみやすい。
左がスイフトで右がヤリス。スイフトのフロントガラスは比較的立っていて、Aピラーはドライバーの近くにあるなど、見切りの条件的には良さげ。なんだけど試乗感としては普通。
ヤリスはステアフィールの良さが、車両感覚の取りやすさをサポート。
ハンドル切り始める位置や速さが掴みやすいから、クルマを思った位置に持っていきやすい。
大雑把に言って、3角窓の付いていないタイプが、コーナーで運転しやすいと思います。
どれだけ視界が良くても、窓が大きくても、空ばっかり見えたって仕方なし。走行中の車両感覚はインパネの高さや形状が関係してきます。
左がフィット、右がノート。両車ともに、ナビモニターが飛び出していないのは好印象!
一方で、何かしら目印が欲しいのも事実。インパネがフラット形状だと、左タイヤの位置感覚が掴みにくい。
中央の何かを基準にその先を見て、未来の自車位置を予測しながら運転。すると、見えないタイヤ位置も掴めるというわけです。
次のページ!2ページ目、室内の質感、車内スペース
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。