5ページ目です!
2023年版・コンパクトカー比較。ハイブリッドもガソリンも合わせて比較と評価。
「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。
※2023年春・執筆。 著者・ヒラリー男爵 Bセグメントと呼ばれる「全長4000mm前後」クラスから、アクア、ノート、フィット、ヤリス、マツダ2、スイフトを比較。
軽量コンパクトに優れたTHSハイブリッドで、実用燃費は1番かもしれないヤリス。
また乗り心地やステアフィールのバランスはシリーズ中1番と思えるもの。
ところどころピックアップすればガソリンモデルやヤリスクロスに優れるところあれど、全体的にまとまり良いのは、中心となるモデル=これが基準。だからでしょう。
びっくりするほどにヤリスと差別化されたアクア。ボディデザインも内装も、ヤリスの逆を狙ってデザインされたでしょうと、あちこちから感じる。
同じ価格でインパネ立派に、リアシート広く、アクアの方にお得感を感じる。乗り味もレベル高いのはアクアの方。
ただ、乗り味はゆったり方向に振られているので、好みが合わないという場合も。
いずれにしても、ヤリスとの差は大きいので、可能なら両方試乗して選びたい。
開放感高いインパネデザインと、広く快適、座り心地も良好なリアシート。そして独自のリアシートアレンジ。
空間が重視されたコンパクトカーとして、現在はフィットだけの魅力を持ちます。
プラス、e:HEVによる燃費の良さ。さらに乗り心地や静粛性も、ガソリンモデルを上回ります。
ハンドル握っての魅力は、他車ほど特徴を感じないものの、リアシート実用性で考えたらフィットしかないと思えます。
リアシート使う頻度が高ければ、最優先の選択肢でしょう。
弱点らしい弱点を感じないのがノートの特徴であってノートの魅力。
クルマとしての出来、平均点、総合得点は高いです。
またスパイスが足りなくてつまらないと感じたら、オーラが用意されるという2本立て。
あとは価格。装備踏まえて比較すれば、ライバル車より少し高価。「良ければ高くても仕方なし」を繰り返せば、クルマ全体が価格上昇。
筆者としては複雑な気分ですが、売れているところから察するに、質良く立派には必然の進化なのでしょう。
1000ccも1500ccも固い足回りで快適性よりダイレクト感。ベーシックなグレードでもハッキリしてます。
ハンドルの回し心地とクルマの反応は、ハイブリッドモデルより優れ、運転好きはこっち選んでねと、トヨタからのメッセージにも感じられます。
キビキビしてそうなボディデザインとの統一感が魅力です。
後期モデルでハンドリングのバランス向上。まるでスイスポ!とさえ感じられる動きになりました。
じっくり操舵すれば適度な反応、素早く操舵すれば極上のキビキビ感。コンパクトカーに求めたいのはコレだ!って思える身のこなし。
乗り心地だってそんなに悪くないです。
ハンドリングがこんなに良いのに気になるのは、電動パワステで作られた感の強いフィール。路面インフォメーション弱く、固められ、モーターがハンドルを回すような感触は、比較中もっとも強いかも。
すごく良いんだけど、買うかとなったら非常に悩みます。
最も安価にリアシートが使えるコンパクトカー。広いだけでなくて快適なのはハイブリッドモデルと一緒。
同じ価格で広い軽自動車を買うより、揺れにくくて横に広くて、シートの質も良好と、良さを味わえると思います。
マニアックに評すれば、気になるのはハンドリング。曲がろうとするチカラとロール感、もしくはロールセンターが独特かもしれない違和感で、筆者は不快と思うところがありました。
ロールしないペースで走れば気にならないので、ペース早めの方にはおすすめしにくいといった感じです。
ディーゼルはそのトルクから、上り坂や巡航で威力を発揮。6ATの変速がビジーにならず、余裕があります。
加速力が強いというよりは、変速回数少なく、速度キープがしやすい。そうした力強さです。
ただフロントの重さは目立ち、それに合わせたサスペンションは、独特の動き方に。
ここでガソリンモデルの存在意義や魅力が光ります。ディーゼルほどの燃費やトルクは不可能な反面、ハンドリングの良さや前後バランス、乗り心地、軽快なエンジンサウンド。得られる要素は多いです。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。