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2023コンパクトカー比較「3」

3ページ目です!

比較評価/ハンドリングなど運転感覚

2023コンパクト比較2023年版・コンパクトカー比較。ハイブリッドもガソリンも合わせて比較と評価

「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。

2023コンパクトカー比較

「3ページ目・運転感覚」

  1. ボディサイズや取り回し
  2. 内装・質感と使いやすさ
  3. 今ここ!ハンドリングなど運転感覚
  4. 快適性(乗り心地、静粛性)
  5. 比較まとめ・長所と短所

※2023年春・執筆。  Bセグメントと呼ばれる「全長4000mm前後」クラスから、アクア、ノート、フィット、ヤリス、マツダ2、スイフトを比較。

走行フィールを比較「1」

コンパクトカーのベーシックグレードだから「走行性能」ではなく「走行感覚」。走りやすさやなどそのあたりを重点的に。

日常で走りやすいクルマ

アクア

アクアゆったり系コンパクトのお手本みたいに洗練されているのがアクア。しっとりした乗り心地と、しっとりしたハンドル回し心地や反応が、クルマ好き以外にも好まれそうなお味。

短距離短時間、ゆっくり走行にピッタリ。またハンドル操作が得意でも苦手でも、不快な挙動を出しにくい。

さらにパン食べながらジュース飲みながらetc. ブレーキでショックが出やすいというココが惜しい。

ブレーキが扱いやすいクルマ

ここでいうブレーキの扱いやすさは、踏み始めと停止直前の扱いやすさ。

HVならノート

ノートアクアほどのスペシャル燃費は出しにくい(無理じゃない)反面、本来の摩擦ブレーキが扱いやすい。

ガソリン車の中でも良く出来たモデルと感じるくらいに上々です。

ガソリンならマツダ2

マツダ2ヤリスはフロントの動きが感じにくい、スイフトは踏み始めが唐突。ときて消去法で1番を選べばマツダ2。
例えば主たるユーザーと足の力など、女性に合わせてるとかはあると思う。

マツダ全般でタッチが変わる小変更があったりしてるから

弱点が少ないクルマ

バランスよい性能のノート

いろんな要素がどれもレベル高くて、弱点を感じないのがノート。

ノートハンドリングや快適性、燃費、車内スペース、内装質感、どれも2番手レベルに優れていて、目立つ弱点なし。多少の車内使い勝手くらい。

その代わりはお値段。標準装備とオプション設定が悩ましく、革ステアリング8万円、LEDヘッドライト8万円、ACC16万円。
コレつけるならオーラで良いんじゃない?という価格設定。ただオーラは、ノートほどバランス重視じゃないです。

オーラと比較すれば、ノートの操縦感覚は多少の曖昧さも感じる穏やか路線。そしてハンドルの回し心地は少し重め。走りやすい!けど、つまらないと思ったらオーラ。けっこう違いがあります。

走行フィールを比較「2」

コンパクトらしさが強いクルマ

特出したキビキビ感はスイフト

スイフト反応が早くてキュッキュと操舵が効くのがスイフト。またその際のサスペンションバランスも気持ち良い!
さらに、細かな操作では適度な応答性で、上品に滑らかに走ることも容易。

一方で、ハンドルの回し心地と、ハンドルに伝わってくる感触は電動感が強い。電動パワステのモーターが作り出す安定感は、良いんだけど物足りないという印象に。

質高いキビキビ感でヤリスのガソリンモデル

ヤリス・ガソリンスイフトほど特別な動き方はしないんだけど、スイフトよりはステアリングの電動感が薄くて走りやすいのが、ヤリスのガソリンモデル。
ハイブリッドは別です。

固められたフロントサスペンションでスパスパ曲がります。

コーナーが楽しい、または走りやすいクルマ

マツダ2のガソリンモデル

マツダ2電動感はイヤです!そんな方にオススメしたいのはマツダ2のガソリンモデル(ディーゼルは前が重くてハンドリング向きじゃない)。

もっと大きいクルマのようにナチュラルなステアフィールは、固められてない回し心地の良さがわかりやすい。本物志向というか通好みの魅力です。

走行感覚を比較「3」パワートレーン

燃費最優先なら?

ヤリスHVかアクア

誰がどう運転しても素晴らしい燃費。トヨタ式ハイブリッドの魅力です。しかも軽量コンパクトなヤリスとアクアですから、全体で比較しても最高クラス。

ヤリス・ハイブリッドアクア

軽量というのは加速で活きてきますし、コンパクトというのは低速巡航で活きてきます。

燃費凄いその分、エンジン回転中の質感は低いです。

燃費と質感のバランスなら?

フィットe:HEV

フィット・ハイブリッド4気筒1500ccエンジンを基本発電用に使用し、モーターで駆動するホンダe:HEV。
元が4気筒エンジンなので音の滑らかさと低振動が魅力です。

一方で瞬間的に大電流が必要な場面、例えばスパッとアクセル全開にした時は、バッテリー能力か電気を整えてモーターに送る部分に不足も。
アクセル全開にしない乗り方で、ハイブリッドらしい良さと総合的な質感を感じられます。

ノートe:POWER

ノート3気筒1200ccエンジンを完全発電用に使用し、モーターで駆動する日産e-POWER。魅力は加速する瞬間の滑らかさ。

バッテリー電力に発電された電力が加わる時の段付き感が弱く、アクセルの踏み方に制約がありません。適当に踏んでも滑らかです。

より望むなら、ノートオーラだったら段付き感がありません。ノートは段付き弱く、オーラは段付き感じません。

気になるのは特定場面でのエンジンノイズ。ロードノイズが大きい場面で回転上げて充電される制御から、うるさい時はうるさいです。

加速減速の快感、軽やかなエンジンサウンド

マツダ2ガソリンモデル

マツダ2

地味だけど質感良いよね!と感じるのが、マツダ2のガソリンエンジン。4気筒1500cc「P5-VPS」です。

軽やかな回転フィールに加え、軽やかなエンジンサウンド。軽く空ぶかししてみればよくわかる。

そしてトランスミッションは、MTモード付き6AT。段付きミッションの良さを如何様にも楽しめます。

ディーゼルも魅力あり

マツダ2ディーゼルまたディーゼルだと、上り坂で変速がビジーにならず、巡航中の細かなアクセルワークにも応えてくれます。

CVTみたいなラバーバンド感もないので、上手な速度キープが簡単です。

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

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