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2023コンパクトカー比較「4」

4ページ目です!

比較評価/快適性(乗り心地、静粛性)

2023コンパクト比較2023年版・コンパクトカー比較。ハイブリッドもガソリンも合わせて比較と評価

「間違いいっぱいの自動車選び」まとめページです。

2023コンパクトカー比較

「4ページ目・快適性(乗り心地、静粛性)」

  1. ボディサイズや取り回し
  2. 内装・質感と使いやすさ
  3. ハンドリングなど運転感覚
  4. 今ここ!快適性(乗り心地、静粛性)
  5. 比較まとめ・長所と短所

※2023年春・執筆。  Bセグメントと呼ばれる「全長4000mm前後」クラスから、アクア、ノート、フィット、ヤリス、マツダ2、スイフトを比較。

快適性(乗り心地)

乗り心地は車種により違いがあります。またグレードや年式によっても、乗り心地が異なる場合もあります。

ネットの評価などで快適性をチェックされる場合は、車名だけでなくモデル年式とグレード、執筆年月もチェックされることをオススメします。

日常での乗り心地

近所のお買い物とか混み合う市街地、サスペンションが柔らかければ快適な場面が多いです。単純に柔らかい事こそ最良な場合もあります。

しっとり柔らかくアクア

アクア柔らかくてしっとり。スコンとした抜けを感じないところから印象が良いです。

長時間だと車体の上下動が大きく、疲れやすくはあると思います。

でも、スコンとした抜けを感じにくいので、降りたあと体がフワフワしている感覚になりませんでした。

衝撃弱く、でもアクアより締まったノート

ノートアクアみたいにしっとりじゃないけど、柔らかくなくて衝撃が弱いのはノート。
リアサスの少し抜けている領域で乗り心地を作っているだろうと予測。

また停止中の車内で体を動かすくらいのチカラで、クルマはよく揺れます。ゴムブッシュや動き始めで衝撃を吸収し、タイミングを調整。乗り心地よく整えられます。

反面、長時間乗って降りた時、体にフワフワ感が残るタイプです。

長時間でもフワフワ残りにくい

かっちり固いヤリスガソリン

ヤリス・ガソリン初めて乗った時は固さに驚いたヤリスのガソリンモデル。跳ねるというかダイレクト。動画撮影しても映像がブレます。

気にならないくらいのフワフワがあるクルマはフワフワ感が残る。ヤリスはそれと異なる乗り心地なので、降りた時のフワフワ感は感じにくいと思います。

ゆるさが効いた乗り心地

これぞ匠の設計?スイフト

スイフト2021年式スイフトに乗って凄いと思ったのは、フロントのボディ剛性感。サスペンションはカチカチでないのに、反応良く応答してくれます。

これにプラスして、乗り心地面でのボディ剛性は、ゆるく衝撃がマイルド。よく作られているなと思います。

大きな段差を踏んだ時、ガチャガチャとノイズは盛大に響きますが、衝撃は弱い。音と衝撃のギャップが大きく、ビックリされると思います。

サスの動き方が心地よい

動くサスがお好みならフィットe:HEV

フィット・ハイブリッドサスペンション中心で考えて、質高いなと感じるのは、フィットe:HEVのフロントサスペンション(ガソリンモデルでは異なります)。

シュコッと沈んでスッと戻る。動いている感覚を伝えてくれて、動くサスがお好きな方には評価高いと高いと思います。
入力が高い時、カチンとノイズを出すのが残念ですが、細かいこと言わなければよいサスペンションだと思います。

快適性(静粛性)

クルマの車内静粛性は基本的に「車格なり」「価格なり」という要因が強い部分。それを覆すのがハイブリッド。

小排気量=走行中のエンジン回転数が高い。ので、ハイブリッドの効果は大きい。

その中で、エンジン停止中が静かと感じる場合と、エンジン回転中が好印象という場合があります。

始動する頻度少ない、でもうるさいヤリスHVとアクア

エンジン始動する頻度は驚くほど少ないです。

ヤリス・ハイブリッドアクア

でも一旦始動すると時間長く、音も振動も豪快。特に停止中など速度が低い時にエンジン回っていると不快です。

ハイブリッドだから静かは「半分正解で半分間違い」というのがわかりやすい。

回転中の音がマイルドなフィットe:HEV

フィット・ハイブリッドエンジン始動するとうるさいのはアクアやヤリスと変わりませんが、音質的にマイルドなのがフィットのe:HEV。

始動する回数が多少多くても、効率で多少劣っても、不快感少ないのがいいです。

特定場面で豪快に回るノートe-POWER

ノートエンジン停止中はもっとも静かと思えるノート。

路面の悪いところで一気に充電という制御が取り入れられているので、うるさい時はけっこううるさいです。

人間はレベルの差、静かとうるさいの変化に敏感ですから、悩ましいところです。

 

快音という快適性

仮に短時間なら、音量は大きくても心地よい音なら快適です。

軽やかに心地よいマツダ2ガソリンエンジン

マツダ2低回転から高回転まで軽い感じの強いマツダのガソリンエンジン。
軽く空ぶかしすれば、回転落ちが早いところからも、質の良さを感じられます。

走行中、エンジン音と排気音が混ざった音はけっこう聞こえます。でも気持ち良いから気になりにくい、そんな快音です。

個性的な音を発するフィットのガソリンモデル

フィット・ハイブリッド中回転以上回すと、クォ〜ンと中音域が強めで粘り気のある音を聞かせます。

「高域の響きこそホンダサウンド」なんて考えていると期待外れですが、違う意味でらしい音を聞かせてくれます。

高回転でキュイーンとスイフト

スイフトスポーツモードにすれば5000〜6000rpmを多用するスイフトのCVT、高回転で気持ち良い音を聞かせてくれます。

振動も気にならず良さを味わいやすいです。

好きじゃなきゃ厳しいヤリスのガソリンモデル

ヤリス・ハイブリッドボーボーとした音が目立ち、ハギレの良さから逆に目立つ3気筒のつぶつぶ感。1000ccも1500ccも、このノイズと振動がかなり気になります。

これで良いから受け入れられているのでしょうし、販売上位なのでしょう。

筆者的には大いに不満です。

ノートオーラという選択肢

静粛性に優れたコンパクトカーが欲しい!と考えたら、ノートオーラが最適な選択肢。

ノートオーラ短順に静かなだけでなく、聞こえてくるノイズの音質が耳障りじゃありません。

ノイズって音量より音の特性が重要、これは音楽経験から学んできましたし、常に感じさせられます。

耳が敏感な帯域、長時間だと不快に感じる帯域、圧力変化が不快な音、声と被って会話しにくいとか、車内形状からの膨張、人間や内装による吸収。

様々な要素があって、偶然の産物意外に良いものは出来ないんじゃないかと思うほど。

オーラは特にリアシート、300万円以下で最高と思える静粛性です。お値段は素のノートにプラス35万円。

 

意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!

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評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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