間違いいっぱいの自動車選び。マツダ2(2021年式)の試乗レポート。
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デミオからモデル途中でリネームされたマツダ2!マツダ2・DJLFS型「グレード15C・ガソリンモデル」です。
試乗内容は限定的。第一印象重視でより一般的な表現を心がけています。
品の良い上級志向のコンパクトカーがマツダ2。
コンパクトカーといえばカジュアルとかアクティブとかそうしたクルマが多い中で、上級車ライクなアプローチが目立ちます。
ボディデザインがそうですし、ハンドリングやドライビングポジションだって本格志向と表現したいお味。
マツダの末っ子として、末っ子らしい部分もあれば、末っ子らしさを感じない部分もあり、「本格志向・上級志向」という言葉に惹かれれば魅力的な選択肢だと思います。
試乗したのは2021年式マツダ・マツダ2。グレード「15C」・1500ccのガソリンモデル。
車両価格は146万円の、ベーシックなグレードです。
マツダ2は2014年デビューのデミオから、モデル途中でリネームされたクルマです。2019年からマツダ2になりました。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
奇抜な個性を狙うことなく、ノーブルに立派なボディデザインがひとつの魅力。特にフロントマスクは上質さを重視したようなデザインです。
もうひとつの魅力は、マツダ車らしい乗り味。
デミオからマツダ2に変わり、ハンドリングや乗り味は兄貴分のマツダ車達と統一感が強まりました。
「うん!マツダだね!」
このあたり、運転席に座ればそのドライビングポジションから、瞬間的に「本格的」という言葉が脳内を廻ります。
デミオ時代のガソリンモデルはソフトで軽くて、気軽に使いやすいという特徴を感じました。
老若男女どなたにもおすすめしやすいモデルだったと記憶しています。
2021年式マツダ2に試乗すれば、乗り心地やハンドリングはキャラクターが代わり、乗り味も本格志向が強まったと感じます。
乗り心地や装備面でデビュー時期を感じされる点はあるものの、こうしたコンパクトカーは代わりが少ないため、今でも十分魅力的な選択肢だと思います。
4気筒の「P5-VPSエンジン」も、地味ながら良さを感じさせてくれる貴重なポイント。そして146万円〜という価格的魅力。
日産ノートが同じように本格/本質重視路線と思えますが、価格や車格的にひとクラス上。ご予算問題なければ傑作的に良いです。
基本的な乗り味は硬めなフィーリング。動き出し直後からフワ付いた領域はなく、伸び側も締まっています。
ピョコピョコしずらく、大きく伸び上がりにくく、縮み側のストローク感も小さめ。フラット感が強調された乗り味と感じました。
路面のうねりなどで伸びて縮む際、質感の高さを感じされる動きをみせてくれます。
サスペンションが大きく縮んだ領域で、ジワッと車体を支え、ジワッとフラット位置に戻ります。
そしてこの際に、ガツンという衝撃が伝わってきません。
マツダ2の車格以上に質感を感じる部分です。
時速60km〜で走行中、ブルブルした振動がシャシーから伝わってきます。
わずかな路面の荒れ、目に見えないような段差、なにもないような路面で、ブルン、ブルンと振動が伝わってきます。
こうした部分に設計やデビュー年の古さといいますか、サスペンションを固める方向で嫌な部分が目立ってきたのかと思いました。
フロントシートと比較したときに、リアシートの乗り心地は悪くないです。これは素晴らしいと思います。
ブルブルは同様にあるものの、クッション性や揺れにくさはフロントシートと同レベル、もしくはリアシートの方が好ましいと感じる時さえあります。
末っ子でもマツダらしさ十分なマツダ2。もしかしたらマツダらしくなくなっちゃうかもしれない!マツダ・ヤリスとかさぁたいへん!
動画で、マツダらしい魅力ってなんだろう?という部分に触れてみました。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。