間違いいっぱいの自動車選び。マツダ2(2021年式)の試乗レポート。
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デミオからモデル途中でリネームされたマツダ2!マツダ2・DJLFS型「グレード15C・ガソリンモデル」です。
試乗内容は限定的。第一印象重視でより一般的な表現を心がけています。
コンパクトらしいカジュアルさと、高性能車らしいイメージが同居するマツダ2の内装。気になりにくい細部にも気が配られている方だと思います。
マツダ2のインパネが上質だと言われるのは当たり前になっていますが、手で触るスイッチの感触なども悪くないです。
こんなところまでこだわって、「商売として成立するの?」なんて、いらぬお節介までしたくなりますw
注文付けるとすれば、色気という部分でしょう。それは上級グレードもしくはマツダ3が満たしてくれると思います。
加飾ではなく造形で美しい!
インパネからドアへ連続する形状で繋がっています。
これはクーペなどで良く見られる形状。エアコンダクトが目立つのだけが惜しいですが、そんなの些細な問題。素敵だと思います。
もしかしたらマツダ2最大の魅力かもしれないのが、本格的なドライビングポジション。
上級車っぽいというか、スポーティモデルっぽいというか、そういう意味だとご理解ください。
シート位置は特別低くはないものの、ペダル位置が高く感じ、足を伸ばして座るスタイルに近いです。
またアクセルペダルはオルガン式なので、奥に踏み込むような感覚がスポーティモデルみたいな印象を受けます。
ドライバーが足からドラポジを決めていくと、シートバックは立ちぎみになると思います。そしてハンドル位置を合わせていくと、スイートスポットは1点だけかもしれません。
1点だけ完璧にピントが合う反面、ちょっとでもずれると違和感。一度決めたシート位置は動かしたくない。そんなクルマだと思いました。
それから、ダランと座ると、細かな操作がやりにくいポジションになってしまう点を付け加えさせてください。
助手席は足を伸ばしてまだ余裕があるくらいのスペース。
着座位置は低めで、ソファくらいの感覚。それでだらんと座っても、足元に余裕があるって、良いですよね。
マツダ2が前席優先のデザインという事が伝わります。
運転席も良いけれど、助手席が特等席かなとも、思っちゃいます。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
包まれ感が高いというかちょっと圧迫感のあるリアシート。
でも座ってしまえばけっこう快適です。
フロントシートに引けをとらない乗り心地が確保されていて、静粛性もいい勝負。そういった点で、ちょっと狭いけどわるくないリアシートだと思います。
シート自体も、フロントより立派かも。
身長172cmの筆者がドラポジを取った状態で、その後ろに着座。膝前はコブシを横に1個と狭いです。
また右の写真。座面の長さが短いもしくは座面高の関係も含め、太ももの後ろが浮いてしまいます。
短時間なら気にならないけど、長距離だと着座姿勢の悪さが気になります。
足元はセンタートンネルの大きさも、けっこう大きく感じます。
輸入車ほどじゃないけど、くらいの印象をうけました。
試乗したマツダ2は15Cというベーシックな1500ccエンジン搭載グレード。このグレードでも、まずまず納得の静粛性を感じさせてくれました。
上級グレードならきっと、納得の静粛性だと思います。
走行中、エンジンノイズが目立ちます。低い回転数で走っていても、エンジンノイズが聞こえてきます。
でもこのノイズが、終始マイルドな音質で、耳障りじゃありません。
こうした部分が、静かじゃないけどまずまず納得と思える理由です。
一つ気になる点は、通常のエンジンノイズの他に、チリチリとした音が目立つ点。ディーゼルほどじゃないけど、気になるレベルで室内に入ってきます。
その他、エンジンノイズが目立つということは、他のノイズは目立ちません。
特に下回りからの耳障りな音が気にならないので、結局はバランスの良いノイズ特性かなと思いました。
もしかしたら静粛性に効果を発揮しているかもしれない点。
ルーフの内装がクッション性のある材質でした。触るとすぐにわかります。
リアホイールハウスの内側(インナーライナー)にフェルト状の加工がされていました。
他車での経験上、雨の日の跳ね上げるノイズ(スプラッシュノイズ)が軽減されています。
マツダのオートハイビーム(名称HBC)を使ってみました!
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。