間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(ガソリンモデル)の試乗レポート。
6ページ目です!
トヨタ・ハリアー(型式MXUA80)グレード「S・ガソリン」2021年式です。8ページ目に2024年式の試乗レビューを追記しています。
リアシートはコンパクトクラスでも広くなりましたが、上級クラスになると着座姿勢も優れています。より楽に座れるという感じですね。
ハリアーのリアシートは内側に座らせてくれるので乗員外側に余裕があります。
またシートバックの角度は寝ていて、ダランとも座りやすい。
「小さくても広い」なんて表現はほとんどのクルマで言われますが、単純に膝前のスペースだけ比較しても意味ないです。
大事なのは着座姿勢+広さですね!
下の画像は、腰をしっかり押し付けて、ビシッと座った状態。
つま先をもうちょっと前に出したいというのが本音ですが、足周辺のスペースに余裕はあります。
172cmの筆者がドラポジをとって、そのまま後ろに座ってます。
そしてハリアーに限ったことじゃないんですが、真っ直ぐ足を出した場所に、フロンシートのシートレールがきちゃいます。
ほんの少しだけでも、盛り上がりを削ってくれたら、印象はまた異なるだろうと思います。
リアサスが少し硬い関係などから、乗り心地の良さは助手席の方が優れています。
これは、リアシートの乗り心地が悪いというわけではなく、路面からの衝撃は感じません。その代わり、ちょっとぴょこぴょこ揺すられます。
リアシートではクルマの上下動が気になる場面もありますが、シート座面が柔らかいからかもしれません。軽く手を置いただけでブニュッと沈み込みます。
このため、優しくピョコピョコ、入力が大きいとブワン、そんな感じです。
リアシートでもやはり、低周波のノイズが気にならず、静粛性は高いと感じました。そしてフロントシートよりエンジンノイズも気になりにくいです。
あえていうと、中域に目立つ部分があり、前後席での会話で気になるかもしれません。でもそこまで求めるなら、高級車をどうぞ、となっちゃいそうです。
加速中、エンジン回転数の上昇でフロアに微振動が伝わってきます。そしてこの振動が、リアシート足元で目立ちます。
ドライバーは加速感を感じられて良いのかもしれませんが、リアシート乗員からすると振動なんて無い方が快適です。
もしかしたら今後、サラッと改良され、収まっているかもしれません。熟成というやつですね。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ラゲッジスペースが狭いと言われるハリアーですが、そこは全長4740mmでDセグメントサイズ、日常のお買い物くらいなら困らなそうですが如何です?
ラゲッジ奥行きはおよそ1mだったので、コンパクトクラスのワゴン以上はあります。
(ホンダ・シャトルの奥行きが960mm)
このあたり近い関係のRAV4と比較すれば、RAV4の方が広いらしいです。寸法的には奥行きが長く、ゴルフバック積載数も4個vs3個と違いがあります。
リアシートを前倒しするのは、シートバック上部にあるレバーで行います。
ここ以外からの操作方法は見当たらなかったので、リアシート側からしかできないと思います。
リアシートを倒すと、9.5インチのゴルフバッグが4個つめるらしいですが、4個どころじゃなくていくらでも積めそうですw
クーペ風ボディデザインなので、テールゲート(ハッチドア)の支点は前方寄りです。そのため開けたときに、後ろに飛び出す量は少なそう。
でも、上には高く開きます。頭をぶつけてしまう心配は...あったら超人ですw
(写真左)つかみやすい位置に手をかけと、身長172cmの筆者でいっぱい直前。
(写真右)用意された穴を掴めば余裕だけど、途中で手を抜いて持ち替える必要あり。
開ける時は強い反発力で手応え十分に開くのですが、閉めるのは重いです。思わず「おもっ」って声が出ちゃったくらい。
これはきっと、パワーバックドアありき!?
グレード「G」以上に標準装備。
最大位置のメモリー機能も付いているでしょうし、こちらはスイッチまで手が届きにくい方でも安心です。
試乗中、燃費チェックに走った区間の参考燃費です。
夜間の市街地〜幹線道路、朝の幹線道路、そして高速道路と走りました。条件は大人二人が乗車してエコモードで走行しました。
65kmほど走行して、表示された燃費は、12.7km/L。
交通状況が良かったのもあり、良い燃費が出ました。
夜間だけなら14km/Lが表示されていた時間も長く、ハリアー2000ccの燃費が良い点を伺わせます。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
ハリアーのリアシート、センターアームレストにあるカップホルダーは横並び(横置き)タイプです。下の写真は左がハリアー、右がエクストレイル。
右の写真は2019年式エクストレイルです。十分に大きさはあるものの、カップホルダーは縦並び。
こちらの良い点はカップホルダーとアームレストが同時に使える点でしょうか。細かなところですがどちらも一長一短あるのが面白いです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。