試乗比較とレビュー、間違いいっぱいの自動車選び・トヨタ

2024年記事 全5ページ
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ハリアーHV試乗「1」
特徴概要とボディデザイン

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー・ハイブリッドの試乗レビュー。

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「統一感ある特徴と、アクもアクと感じさせないボディデザイン」

  • グレード:“G”
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:412万円
  • デビュー年:2020年6月〜
ハリアー・ハイブリッド・内装(昼)ハリアー・ハイブリッド・内装(シート)

試乗車概要:ハリアーハイブリッド

ハリアー・ハイブリッド:ボディデザイン・夜フロント

2020年6月に登場し、2022年10月にマイナーチェンジが行われたハリアーハイブリッド。スタイリッシュな上級SUVとしてずっと人気のモデルです。

スタイリッシュ!同時に高い経済性

ボディサイドトヨタのハイブリッド車らしく、高い燃費性能が魅力!

カタログ燃費は22.3km/L(WLTCモード)と上級SUVとして良好な数値。
(試乗時燃費は続くページで!)

また車両価格も、装備充実で412万円。ガソリンモデルだったら310万円スタート。

立ち位置考えたら経済性が魅力で、洗練された内外装デザインはハリアーの最大の魅力。知らなきゃもっと高そう。価格以上と思える質感を感じます。

試乗したハリアーハイブリッド

ハリアー・ハイブリッド:ボディデザイン・夜リア

試乗したのは2024年式ハリアーハイブリッド。グレード「G」
オドメーターが示す総走行距離は5000km。

グレード「G」、元々は中間グレードで、412万円。現在はグレード2つなので、お求めやすい方のグレードです。

2023年末までは「S」「G」「Z」と3グレード構成でしたが、「S」が廃止され2グレードになりました
ガソリンモデルは「S」も存在します。

トップグレードではないけれど装備充実!

ハリアーは上級クラスなので、「G」でも装備は充実しています。

電動テールゲート、電動チルト&テレスコ、運転席パワーシート、デジタルインナーミラー、アダプティブハイビーム等。

電動チルト&テレスコパワーシート

望ましいのは助手席パワーシートと液晶メーターくらいでしょうか。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

ハリアーで感じた特徴概要

ハリアー・ハイブリッド:ヘッドライト

ハリアー・ハイブリッドのグレード「G」の印象を一言で。

ハイブリッドはスポーティ路線

単体での印象も、2500ccTHSを搭載するモデルの中で比較的に考えても、走行フィールの狙いはスポーティ路線が優先されていると感じさせるタイプ。

クーペ風SUVらしいともいえ、ゆったり感は少々控えめ。ただ、統一感あるしバランス取られているし、そこが好印象

ステアリングハイブリッドシステムは低速からレスポンス良く加速し、燃費より加速感優先と感じられ、またハンドルは効きよく、フロントサスは落ち着きないくらいにキュキュッと動く。

さらにリアサスは硬めかつダイレクト感のあるタイプ。

ステアリング(を回す)重さで落ち着きや走りやすさにバランスを取ってる。

それでも、フロントを大きく動かしてキビっとしたフィールを味わいたい方に最適と思えるような、若さとも言える感覚。ハリアーらしいともね、思えます。

内装はラグジュアリースポーツ的

ハリアーといえば内装!歴代続く魅力として、ハリアーに内装質感を求める方は多いでしょう。筆者もそうです。

乗れば期待を裏切らない落ち着いた質感と、前後シートはスポーティを感じされる作り。

フロントシート・サイドサポートフロントシートはサイドサポートが詰まってパンと張っていて、見かけ騙しでないサポート性能
リアシートだって背もたれは、横Gから体を支える縦溝の凹凸がハッキリ

ボディデザインも内装も、そして乗り味も!イメージに統一感があります。

ハイブリッド「S」は廃止

ハリアー(黒ボディ)最も安価なグレードとして魅力的だったグレードS(370万円)は、2023年末で廃止されてしまいました。

最廉価グレードといっても上級クラスですから、特別な快適装備を除けば装備が悪いということもなく、がんばってハリアーを狙いたいという方に最適だったと思うので残念です。

2024年現在、ハイブリッドの「S」はなくなっても、ガソリンの「S」は存在しています。

これによってハイブリッド車が上級的な位置づけに感じられますが、乗り味で言えばガソリン車もならではの魅力があります。

柔らかく重厚な乗り心地はガソリンモデルの魅力です。

ボディデザインで思うこと

ハリアー・ハイブリッド:ボディフロントマスク

ハリアーといえばボディデザイン!今まで静止画撮影したり、動画撮影したりしてきて思うこと。

フロントマスク

フロントマスクボディフロント斜め前

複雑な曲線・有機的な曲面で構成されるフロントセクションは、複雑で角度によって様々な表情を見せます。

左右だけでなく上下、わずかに角度が変わるだけで、見え方はぜんぜん変わる。カメラ向ければ、かっこよく撮影するのが難しい
カメラ設定にカメラ位置、その他いろいろね。

ハリアー撮影の日は不安で不安でアレコレ考える。逆に言えば飽きないです。

ボディサイド

ハリアー・ハイブリッド:ボディサイド

フロントマスクだけ見ればアクを感じるも、全体としてまとまっているからアクと感じにくい。

サイドからリアはどこをどう撮影しても美しく撮れてる!

フロントはカメラマン泣かせ、サイドからリアはカメラマン楽々。ローアングルでもハイアングルでも何でもばっちり!

フロント周りはボリューミーで、リアに行くに従ってシャープで複雑に。ボリュームだけではないし、複雑なだけでもないのが良いと思います。

ボディリアまわり

ハリアー・ハイブリッド:ボディリア

リアに行くに従いラインは複雑に。フェンダー周り、窓の形状、膨らみと絞り。
リア周りは適当に撮影するだけで、どれも美しく撮れてる!

張り出すテールライトで強いワイド感、その下のアグレッシブなくびれ。くびれが強調されてその下のおしりはボリュームたっぷり。ボンキュッボン!みたいなね。

ボディデザイン・リアボディデザイン・リア斜め

真後ろから撮影しても、下半分のボリュームはハッキリ伝わります。

ウインカーが目立ちにくい位置へレイアウトされ、デビュー時は賛否両論たくさんのご意見がSNSを賑わせました。

それもあってそこまで手数が多いわけじゃないのに、豊かなパネル表情で立派な印象を感じられます。


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアー・ハイブリッド・内装メーター周辺ハリアー・ハイブリッド・メーター(夜)

動画:試乗レビュー総合

走行フィールから内装までまとめた総合レビューです。細かくはテーマ別の動画をアップしています。

準備中です。

ハリアー・ハイブリッド


MODEL(ハリアー・ハイブリッド)

  • グレード:“G”
  • 型式:AXUH80
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:412万円

エンジン概要

  • 排気量:2500ccHV
  • エンジン型式:A25A-FXS

その他概要

  • 車重:1650kg
  • ボディサイズ:4740×1855×1660mm
  • 発売開始:2020年6月
試乗レポ・ライター

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適合バッテリー

ハリアー・ハイブリッド

AXUH80 - A25A-FXS 2022年〜

 
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国産車バッテリー

比較評価
HVシステム質感 5段階評価

知っているTHSの中で最も好印象。音と加速感の部分。

足回り質感 5段階評価

クーペ風SUVと言われる中で、クーペの部分が強められてる印象。

内装質感 5段階評価

やっぱりハリアーだね!

外装質感 5段階評価

特にフロントマスク、丁寧にデザインされていると感じる。

お買い得度 5段階評価

装備充実の上級SUVで、燃費性能優れ、412万円。





試乗や比較が難しい中古車も、より具体的なレビューでぜひ!
自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

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評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

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