自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2023年記事 全4ページ

ハリアー(60)試乗「1」
加速感とエンジン・CVT質感

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(60系)の試乗レポート。

1ページ目です!

「マイルドなエンジンノイズと滑らかCVT」

トヨタ
  • グレード:“エレガンス”
  • 年式:2020年式
  • 車両価格:300万円
  • デビュー年:2013年12月
ハリアーの内装・インパネ1ハリアーの内装・インパネ2

トヨタ・ハリアー(型式ZSU60)2000ccNA・ガソリンモデル。2020年式のグレード「エレガンス」です。


  1. ハリアー「1」エンジンやミッション
  2. ハリアー「2」走行感覚・乗り心地
  3. ハリアー「3」内装
  4. ハリアー「4」小さな長所短所・評価総合

関連ページ

  1. 次の型!80系ハリアー試乗レポート

試乗車概要:ハリアー

60ハリアー:ボディデザイン

2020年10月まで発売されていた60系ハリアー。当レビューは新型へモデルチェンジ後のレビューです。
今乗ったらどう感じる?中古で考えてるけどどうなの?という部分に触れていきます。

ボディフロントボディリア

まず最初に、ハリアーはハリアー!初代から作られてきた素晴らしいブランドイメージは中古車世代だって変わりません。

試乗したハリアー

60ハリアー:ボディリア

試乗車は2020年式のハリアー。グレードは「2000cc・NAエンジン・エレガンス」

ボディデザイン01新車時の価格は約300万円。オドメーターが示す総走行距離は40000km。

ハリアーはパワーユニットに3種類、それぞれに3グレードが用意されていました。

2000ccNA、2000ccターボ、2500ccHV。そこにエレガンス、プレミアム、プログレスと組み合わされます。
人気モデルらしい充実のラインナップです。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

試乗:加速感とエンジン質感

60ハリアー:エンジンフード

試乗したハリアーは2000ccのNAエンジンを搭載するモデル。エンジン型式は「3ZR-FAE」、ミッションは「スーパーCVT」という組み合わせ。

エンジン質感

エンジンルーム1静かで低振動こそ最良!と考えれば、質感高いです。

4気筒エンジンとして望める最高レベル的にマイルドな音や振動で、この時代までのトヨタ車らしい特徴を味あわせてくれます。

加速中の音は、ボーボーした音は最小限、小さくシャラララ〜という高い音が重なります

最新世代とは異なる魅力

2023年現在、最新世代はM20A。ダイナミックフォースエンジンという名前が与えられる通り、元気よく迫力あって刺激的。

エンジンルーム80ハリアー皆様すごいすごい仰るけど、逆にいえば音は大きいし振動も目立ちます。迫力ってそういうこと。

刺激がほしい日もあるし、ジャマな日もある。どっちも良いと思うから迷っちゃうよね。

加速感

エンジンルーム2エンジンがマイルドに感じられるということは、加速感もマイルド

速さ・パワーは排気量なり。そこから想像するよりは少しパワー感が薄く感じました。

この60系ハリアーにはターボエンジン搭載車も用意されていましたから、NAモデルはジェントルに、という事なのでしょう。CVTも穏やかでラグジュアリーな変速を基本とします。

試乗:ミッション(CVT)印象

60ハリアー:シフトセレクター

NAモデルのトランスミッションはCVTです(ターボは6AT)。

上で述べたように穏やかでショックを感じず、違和感のある動きもしない。そして日常域では低回転を使いたがる特性から、ラグジュアリーという印象を受けます。

アクセルのスロットル特性はけっこうな早開き。そして低回転を多用するCVT。これによって、効率よく走らせるな、でもパワー感は薄いな、と感じながら運転していました。

乗車人数

シフトセレクター夜間また乗車人数による違い。

1人の時はラグジュアリーと思えるバランスですが、2人乗ると非力というイメージが優先されました。

ならばパワーモード使えばイイのでしょうけど、筆者にはちょっと運転しにくかったです。

3つのドライブモード

60ハリアー:内装インパネ

ハリアーのドライブモードは3つ。一般的な「エコ・ノーマル・パワー」です。

切り替えはタッチ操作。
信号待ちで切り替えです!

エアコン操作・夜間メインメーター

シフトレバー奥の隠れちゃってる部分に2つのタッチスイッチがあります。
エコとパワー、両方解除でノーマルモード

エコモード

もっとも運転しやすいと感じたのはエコ。必要な時は踏み込めば一緒だし、ゆっくり走る時は微調整が効きます。

ノーマルモード

ノーマルは早開きと感じられるくらいの早開き。少し踏んでも大きく踏んだようなフィール。
出だしで想像より飛び出し感を感じる時がありました。

パワーモード

パワーはアクセルペダル半分踏んだくらいで、体感的には全開と一緒。ではその先はどうなのよといえば、CVTが高回転側を使うようになります。

Dレンジいれっぱなしで、アクセル踏力で回転数を制御する運転。停止からの発進は元気良すぎなので、信号のない山道や高速道路で使いやすいと思います。

MTモード

シフトセレクターノーマルモード+Dレンジだと、低い回転数を使いたがります
滑らかな反面、メリハリが薄い。

そこでMTモードの出番!

回転数を上げても静かですから、4000回転くらいをキープすると走りやすい。加速にもっさり感を感じたら、積極的に使いやすいです。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアーのメインメーターハリアー運転席(夜間)

動画:

準備中です。

 

トヨタ ハリアー

トヨタ

HARRIER (ハリアー)

  • 試乗グレード:“エレガンス”
  • 型式:ZSU60
  • 年式:2020年式
  • 車両価格:300万円

エンジン概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:3ZR-FAE

その他概要

  • 車重:1580kg
  • ボディサイズ: 4725×1835×1690mm
  • 発売開始:2013年12月
試乗レポ・ライター

「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

系列サービスです!

法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード

系列サービスです!

「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト

適合バッテリー

ハリアー

ZSU60 - 3ZR-FAE 2013年〜
確認中

 
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー

比較評価
動力質感 評価2

加速はゆっくりだけど、エンジン静か。

静粛性 評価2

高級とは感じにくいけど、不快じゃない静粛性。

足回りの質感 評価3

ごく低速域でゆったり感、通常走行時はリアが固い。

内装の質感 評価2

やっぱりハリアー!

外装の質感 評価1

やっぱりハリアー!

お買い得度 評価4

300万円スタートだったら、もう少し何か欲しい。






試乗や比較が難しい中古車も、より具体的なレビューでぜひ!
自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

開設22年!最新が最良です 転載はご遠慮ください
総合サイトマップ / 間違いいっぱいの自動車選び / 運営会社