自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2023年記事 全4ページ

ハリアー(60)試乗「3」
内装フロント〜リアシート

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(60系)の試乗レポート。

3ページ目です!

「ギラギラなほど光沢の魅惑!」

トヨタ
  • グレード:“エレガンス”
  • 年式:2020年式
  • 車両価格:300万円
  • デビュー年:2013年12月
ハリアーの内装・インパネ1ハリアーの内装・インパネ2

トヨタ・ハリアー(型式ZSU60)2000ccNA・ガソリンモデル。2020年式のグレード「エレガンス」です。


  1. ハリアー「1」エンジンやミッション
  2. ハリアー「2」走行感覚・乗り心地
  3. ハリアー「3」内装
  4. ハリアー「4」小さな長所短所・評価総合

関連ページ

  1. 次の型!80系ハリアー試乗レポート

内装:フロントシート

60ハリアー:内装1

ハリアーの内装から感じるキーワードは「ツヤ」。写っているハリアーはグレード・エレガンスのハーフレザーシートのパッケージです。

華やか!ギラギラ!光沢の魅惑!

ツヤ!ツヤ!ツヤ!ツヤ!とにかく光沢なクリアコート、クリアパーツ、シルバーパーツのオンパレード

内装1内装2

内装3内装4

目の敏感な方にはちょっと...なんて言ってたら、こうした内装は実現しないでしょう。

たしかにね、夜とか反射が眩しいと感じたりもしました。
でも、長所と短所を天秤にかけたら、長所と感じられる方が多いと思います。

夜間もツヤが美しい!

夜はこんな感じ。外光が豊富だと、美しい反射でニヤリとしちゃう

内装5内装6

エアコン操作部はタッチ操作式。オシャレ感ありますが手元見ないと操作が難しい。ハリアーだと特に温度調整。

温度調整は、赤か青の小さい部分をタッチするか、スライドさせます。ススっとスライドさせれば一気に温度変えられるけど、ギミックの域を出てない様子

ついでに、ドライブモードセレクターもタッチ式。エアコン操作部の下に2つ、タッチスイッチが並んでいます。

ワイド感強め!

60ハリアー:内装2

ボディ横幅は1835mm。運転席に座ると寸法以上にワイドと感じられ、大きなクルマという感覚が強いです。

きっと、インパネをワイドに見せる「見せ方」が上手なのでしょう。

内装7内装8

ツヤが強調されるハリアーですが、反射が目立ちそうな部分は比較的、抑えられています。

助手席前のくびれが優雅です。

刺激的な質感

とにかく見て!といいたくなるのがドアトリム前側。説明不要にシャープでギラつき、強い存在感を主張しています。

内装

インパネをワイドに幅広く、それでいて立派にドアまで繋がる形状。刺激的です。

ステッチもホワイト系のお色で、しかも太いストリング。ハッキリしたコントラストでわかりやすい魅力です。

乗降性が良好!

ステップ

サイドシル、ステップ部分は低く、ミニバン的なイメージ

最近のクルマって、走りが良くなった代わりに、乗り降りが面倒になりました。

60系ハリアーなら、フロアが高くてもラク。足をちょっと上げるだけで乗り込めます。

パーキングブレーキはここ!

ブレーキホールド

電動パーキングブレーキとブレーキオートホールドのスイッチは、運転席右側に備わります。

視線の移動量が少なく、状態を確認しやすい、良いレイアウトかと思いました。

その右側は、アイドリングストップ、トラクションコントロール、オートハイビームのスイッチです。

フロントカップホルダー

カップホルダーは蓋付きで横並び。その後ろの小物入れも蓋付きで立派です。12V電源とグレードによってUSB電源も備わります。

カップホルダー1カップホルダー2

開閉感は軽くて早い。できたらもう少し重厚感あるとハリアーのイメージに合うんだけどと、思っちゃいました。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

内装:リアシート

60ハリアー:リアシート

見た目立派で、スペースも余裕あって、乗り降りもしやすいハリアーのリアシート。でも可能ならもう少しだけ、座りやすさが高ければ嬉しい。そんな印象です。

リアシートスペース

身長172cmの筆者と身長182cmの同僚が座ってみた様子。フロントシートは筆者がドラポジをとった位置に合わせています。

リアシート1リアシート2

膝前、どちらが座っても不足ないスペース。

またシートバックを大きめに寝かすことができ、さらにフロントシートのヘッドレストも小さいので、圧迫感を感じないのが嬉しいところ。

座面高が高く開放的

座面は高めにセットされ、開放感高いです。前も左右も良く見え、筆者なら余裕と言える空間。

では座面高が高いデメリット

182cmの同僚だと包まれ感が低く、落ち着ないと感じることもあるそう。また座面が高い分、シートバックは小さくなりがち。後ろ見えなくなっちゃうからね。

リアシート着座感

広いけど、どこかしっくりこないリアシート。理由の一つが座面。

中央部が固く、後方が柔らかい。座ると、中央が盛り上がってるという印象になり、ちょっとした違和感。

リアシート3リアシート4

座面角度がフラットに近いので、お尻がズレていかない対策なのでしょう。丁寧に考えられていると思います。
でも、座りやすいかは別問題。筆者には合わないタイプでした。

同時に、リクライニングは可動範囲が広く、細かく調整(大雑把に10段くらい)できます。背もたれは良いものの座面とマッチする領域はわずか。結局起こして座るのが一番かなという結論。

高い乗降性

フロントシートだけでなく、リアシートもアクセスがラクです。サイドシルは低く、足の運びが容易です。

リアシート5リアシート6

センタートンネルも小さく、ミニバン的な良さを感じます。

お子様も、足を引っ掛けて転んでしまうしまう心配は最小限。

内装:ラゲッジスペース

60ハリアー:ラゲッジスペース

60系ハリアーのラゲッジ。利便性高そうなラゲッジスペースです。

ラゲッジ1ラゲッジ2

ラゲッジ開口部は低く、幅や奥行きはワゴン車のように広い。

フロア高は高いけど、かがまず荷物を入れられるというのがいいです。

ラゲッジ3ラゲッジ4

リアシートリクライニングは細かく調整できるから(大雑把に10段階)、ギリギリの荷物を積む時に役立つかも。

サイドを見れば、リアタイヤはどこにあるの?的な構造。リアオーバーハングは長めです。

アンダートレイ

オーバーハング長めでフロア高も高いとくれば、アンダートレイは大きく深い。ビッグスペースです。

ラゲッジ5ラゲッジ6

Hな本なら数十冊、DVDでも数十枚、なんならアレだって入っちゃいそう。
すみませんもうやめますw

下から覗いてみなかったけど、様々な工夫でこのスペースが出来上がってるんじゃないのかな。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアーのメインメーターハリアー運転席(夜間)

動画:ハリアー内外装

半端ないツヤ!光沢!ハリアーの内装を動画で。今見るボディデザイン印象、これも少し触れています。

トヨタ ハリアー

トヨタ

HARRIER (ハリアー)

  • 試乗グレード:“エレガンス”
  • 型式:ZSU60
  • 年式:2020年式
  • 車両価格:300万円

エンジン概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:3ZR-FAE

その他概要

  • 車重:1580kg
  • ボディサイズ: 4725×1835×1690mm
  • 発売開始:2013年12月
試乗レポ・ライター

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