間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(60系)の試乗レポート。
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トヨタ・ハリアー(型式ZSU60)2000ccNA・ガソリンモデル。2020年式のグレード「エレガンス」です。
ハリアーの内装から感じるキーワードは「ツヤ」。写っているハリアーはグレード・エレガンスのハーフレザーシートのパッケージです。
ツヤ!ツヤ!ツヤ!ツヤ!とにかく光沢なクリアコート、クリアパーツ、シルバーパーツのオンパレード。
目の敏感な方にはちょっと...なんて言ってたら、こうした内装は実現しないでしょう。
たしかにね、夜とか反射が眩しいと感じたりもしました。
でも、長所と短所を天秤にかけたら、長所と感じられる方が多いと思います。
夜はこんな感じ。外光が豊富だと、美しい反射でニヤリとしちゃう。
エアコン操作部はタッチ操作式。オシャレ感ありますが手元見ないと操作が難しい。ハリアーだと特に温度調整。
温度調整は、赤か青の小さい部分をタッチするか、スライドさせます。ススっとスライドさせれば一気に温度変えられるけど、ギミックの域を出てない様子。
ついでに、ドライブモードセレクターもタッチ式。エアコン操作部の下に2つ、タッチスイッチが並んでいます。
ボディ横幅は1835mm。運転席に座ると寸法以上にワイドと感じられ、大きなクルマという感覚が強いです。
きっと、インパネをワイドに見せる「見せ方」が上手なのでしょう。
ツヤが強調されるハリアーですが、反射が目立ちそうな部分は比較的、抑えられています。
助手席前のくびれが優雅です。
とにかく見て!といいたくなるのがドアトリム前側。説明不要にシャープでギラつき、強い存在感を主張しています。
インパネをワイドに幅広く、それでいて立派にドアまで繋がる形状。刺激的です。
ステッチもホワイト系のお色で、しかも太いストリング。ハッキリしたコントラストでわかりやすい魅力です。
サイドシル、ステップ部分は低く、ミニバン的なイメージ。
最近のクルマって、走りが良くなった代わりに、乗り降りが面倒になりました。
60系ハリアーなら、フロアが高くてもラク。足をちょっと上げるだけで乗り込めます。
電動パーキングブレーキとブレーキオートホールドのスイッチは、運転席右側に備わります。
視線の移動量が少なく、状態を確認しやすい、良いレイアウトかと思いました。
その右側は、アイドリングストップ、トラクションコントロール、オートハイビームのスイッチです。
カップホルダーは蓋付きで横並び。その後ろの小物入れも蓋付きで立派です。12V電源とグレードによってUSB電源も備わります。
開閉感は軽くて早い。できたらもう少し重厚感あるとハリアーのイメージに合うんだけどと、思っちゃいました。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
見た目立派で、スペースも余裕あって、乗り降りもしやすいハリアーのリアシート。でも可能ならもう少しだけ、座りやすさが高ければ嬉しい。そんな印象です。
身長172cmの筆者と身長182cmの同僚が座ってみた様子。フロントシートは筆者がドラポジをとった位置に合わせています。
膝前、どちらが座っても不足ないスペース。
またシートバックを大きめに寝かすことができ、さらにフロントシートのヘッドレストも小さいので、圧迫感を感じないのが嬉しいところ。
座面は高めにセットされ、開放感高いです。前も左右も良く見え、筆者なら余裕と言える空間。
では座面高が高いデメリット。
182cmの同僚だと包まれ感が低く、落ち着ないと感じることもあるそう。また座面が高い分、シートバックは小さくなりがち。後ろ見えなくなっちゃうからね。
広いけど、どこかしっくりこないリアシート。理由の一つが座面。
中央部が固く、後方が柔らかい。座ると、中央が盛り上がってるという印象になり、ちょっとした違和感。
座面角度がフラットに近いので、お尻がズレていかない対策なのでしょう。丁寧に考えられていると思います。
でも、座りやすいかは別問題。筆者には合わないタイプでした。
同時に、リクライニングは可動範囲が広く、細かく調整(大雑把に10段くらい)できます。背もたれは良いものの座面とマッチする領域はわずか。結局起こして座るのが一番かなという結論。
フロントシートだけでなく、リアシートもアクセスがラクです。サイドシルは低く、足の運びが容易です。
センタートンネルも小さく、ミニバン的な良さを感じます。
お子様も、足を引っ掛けて転んでしまうしまう心配は最小限。
60系ハリアーのラゲッジ。利便性高そうなラゲッジスペースです。
ラゲッジ開口部は低く、幅や奥行きはワゴン車のように広い。
フロア高は高いけど、かがまず荷物を入れられるというのがいいです。
リアシートリクライニングは細かく調整できるから(大雑把に10段階)、ギリギリの荷物を積む時に役立つかも。
サイドを見れば、リアタイヤはどこにあるの?的な構造。リアオーバーハングは長めです。
オーバーハング長めでフロア高も高いとくれば、アンダートレイは大きく深い。ビッグスペースです。
Hな本なら数十冊、DVDでも数十枚、なんならアレだって入っちゃいそう。
すみませんもうやめますw
下から覗いてみなかったけど、様々な工夫でこのスペースが出来上がってるんじゃないのかな。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。