自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2021年記事 全7ページ

ハリアー(ガソリン)「1」
特徴概要とボディデザイン

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(ガソリンモデル)の試乗レポート。

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「魅力と特徴概要、ボディデザイン」

トヨタ
  • グレード:“S・ガソリン”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:299万円
  • デビュー年:2020年6月
ハリアーの内装・インパネ1ハリアーの内装・インパネ2

試乗車概要:ハリアー

ハリアー・フロントマスク

ハリアーは全長4740mmでDセグメントサイズ、トヨタの上級SUVです。

パッと見て立派!じっくり見ても立派!見るからにして立派なボディデザイン。そしてこれが300万円という価格。

「でかくて高級そうでしかも安い!」
「え?これ300万円?」
価格から想像するより全然高級かと思います。レクサスマーク付いたらきっと、400万円だよね!?

試乗したハリアー

ボディデザイン01試乗車は2021年式のハリアー。グレードは「S・ガソリン」
オドメーターが示す総走行距離は約10000kmです。

グレード「S」は、今モデル中の最廉価グレード。2021年現在の価格は299万円です。
安価なグレード、とはいってもこのクラスになれば、最低限欲しいと思われる装備はだいたい標準装備です。

ハリアーのガソリンモデルには4回試乗しているので、印象をインプレとしてまとめていきます。

追記:2024年式ハリアー

1回目のマイナーチェンジが行われた後の、2024年式ガソリンモデルに試乗したら、乗り味に異なる印象を受けましたので追記しています。

また先代60系ハリアーも後からレビュー記事を掲載しています。特に内装の比較は興味深いと思います。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

クルマのキャラクター

ハリアー・リア、後ろ

ハリアーで優先順位が高かったのは、ボディデザインといわれます。クーペ的といわれるボディデザインで、力強さや車内スペースより美しさ重視で開発されたと目にしました。

クーペ的に美しく、運転してもクーペ的

フロントシート乗ってもクーペ的というか、エンジンもハンドリングも元気いっぱい!

もっと小さくて機敏なクルマを運転しているような感覚です。

内装質感や快適性は、ボディデザインから想像するほど高級とは感じませんでしたが、そこは299万円というグレードを用意してくれたありがたさ。

実際に運転しても、隣に同乗しても、これで300万円なら全然良いよね!そんな印象です。

ラグジュアリー感はちょい薄め

インパネ高級感の強いハリアーだからこそ、感じる部分。

今までトヨタが作り上げてきた高級感、そうしたイメージとはちょっとキャラクターが異なります。

引き締まったハンドリングは繊細な操作を楽しむタイプだと思いましたし、エンジンも音や振動の主張がとっても強いです。

その代わり、涼しい顔してリラックスしまくりで、シュイーンと走っていく感覚は控えめになりました。

こうした運転は「ACCとかLTA使ってね」という事かも、しれませんね。

ボディデザインに感じること

ハリアーのボディデザイン・フロント

筆者はクーペ風SUVというカテゴリーが大好き!シルエットが美しいし、志がカッコいいし、単純に高そう。好みによる部分なので完全に主観です。

その中でもハリアーは、伸びやかだし上品だし、優雅な印象が強いです。

ボディデザイン・サイド

このグレードだとホイールは17インチ。ちょっと小さいけど変えようと思えば簡単に変えられる部分ですからね。

ハリアーのボリューム感なら、もっと外径が大きくても良いんじゃない?そんな気にさせてくれます(インチアップは外径変えないのが基本ね)。

ボディ・斜め後ろ

SUVってリア周りが、のっぺりとかぽよよーんと感じることも多々ある。でもハリアーからはそうした大味さを感じません。

お顔だけじゃなくてお尻も、曲面はけっこう複雑。

大きいから美しいというのもあると思いますし、大きいけど大味じゃないのがいいです。

青いボディカラー

希少な青いボディカラー(ダークブラックマイカ)

ボディデザイン・ダークブルーマイカ1

人気のハリアーでも、ほとんど見かけない希少色です。

ボディデザイン・ダークブルーマイカ2

白黒とフォーマルなイメージは変わらず、さり気ない個性。悪くないと思うんだけど、1色しか選べないのが悩ましいですよね。

ハリアー好きならヴェゼルも?

ヴェゼル

もう少しコンパクトなクーペ風SUVというと、ホンダ・ヴェゼルが上げられると思います。

ヴェゼルといっても初代ヴェゼル。似てるって言ったら怒られちゃいそうですが、なんとなく通じる部分がありそうな気がしません?

パネル面が有機的

ハリアー・フロントグリルやバンパー

ボーッと見てる時はわからなかったのですが、よく見れば平らな面はどこにもないようなフロントマスク。

カメラのレンズとか設定で、別のクルマのように顔を変えます。カメラ趣味のユーザーもきっと満足。
シルエットだって高級感がありますが、細部見ても高級感が高いと思います。

コンセプトに忠実、と思います!

美しさ最優先、そうしたコンセプトがあちこちで感じられます。わかりやすいのは目立たないウインカーライト。

筆者はずっと思ってました!「ウインカー隠せばカッコいい」と。
それもあって、「多少の視認性よりコンセプト優先」を選択したようなハリアー、ここがカッコ良すぎます。

ウインカーの位置(フロント)

ウインカー1ウインカー2

ヘッドライトの内側、グリル寄りです。

ウインカーの位置(リア)

ウインカー3ウインカー4

ボディ下部のバンパー外側です。画像左が消灯、右が点灯です。

上の赤いライトはブレーキランプです。

動画:ハリアーの試乗動画

乗り心地、静粛性、走行感覚、内装など印象をまとめています。
より良い動画を目指し、試行錯誤しながら励んでいます。こちらもよろしくお願いします。

ハリアー試乗レポート

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアーの内装インパネハリアー運転席(夜間)

ハイブリッド選ぶと差額は大きい

ボディ・フロントハイブリッドモデルは2500cc+モーターです。

エンジンが大きくなってモーターとバッテリーも追加されますが、お値段は360万円〜と60万円アップします。

差額は大きく、お得感的な魅力は薄まる一方、「ばね上制振制御」と呼ばれる機能が付くなど、乗り心地が向上していると予想できます。
合わせて走行フィールの特徴も分けられていたら面白いですね!

また加速力も強いと予想します。

筆者は同じシステムのカムリを所有してますが、ハイブリッドだから遅いなんてことのない加速をしてくれています。

トヨタ ハリアー

トヨタ

HARRIER (ハリアー)

  • 試乗グレード:“S(ガソリン)”
  • 型式:MXUA80
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:299万円

エンジン概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:M20A-FKS

その他概要

  • 車重:1530kg
  • ボディサイズ:4740×1855×1660mm
  • 発売開始:2020年6月
試乗レポ・ライター

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適合バッテリー

ハリアー

MXUA80 - M20A-FKS 2020年〜
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比較評価
動力質感 評価2

パワフルで迫力もある。残念なのは回転数による振動が伝わってくる点。

静粛性 評価2

SUVとして考えると、フロントシートは良好。試乗車のタイヤは17inch。

足回りの質感 評価3

乗り心地もハンドリングも良好。ストローク感とフラット感のバランスが良い。

内装の質感 評価2

大きさを感じさせないデザイン性。このグレードだと質感は普通な印象。

外装の質感 評価1

カッコいいのもあるけど、価格以上に高級に見えるボディデザイン。

運転しやすさ 評価5

大きさを感じさせず、キビキビ。ナビモニターの位置は少し気になる。

お買い得度 評価4

これで300万円は安くないですか?





試乗や比較が難しい中古車も、より具体的なレビューでぜひ!
自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

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