間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポートは2019年式エクストレイル、4WD。
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日産エクストレイル(2019年式グレードX・4WD・型式NT32)です。
ラージクラスに近いミドルサイズのSUVが248万円〜という価格で。操縦感覚もゆったりしていて、大きなクルマ的な乗り味が強調されています。
日産HPで調べれば、ガソリンモデルが248万円〜。ハイブリッドが298万円〜。
ボディサイズと価格の関係でいうと、248万円という価格は魅力的!しかも4WD!
大きくて安いというのは、貴重な魅力ですよね!大きな要素ですし、貴重な選択肢でしょう。
デビューは2013年。当時の価格は225万円〜でした。そこから大きく値上げされていないのが嬉しいです。
またデビューからの年数を考えれば条件面も期待できそうです。
試乗したエクストレイルは、2019年式の「X 4WD」。新車時価格は286万円、2000ccのNAエンジンを搭載しています。
オドメーターが示す走行距離は4万km。このクルマに150kmほど試乗してきました。
※2021年現在、「X」というグレードはなくなり「Xi」が登場。
こちらはプロパイロットが追加装備されています。
※内容は辛口評価です。試乗時のお役に立てれば幸いです。
全長4690mm、全幅1820mmというボディサイズはラージに近いミドルサイズ。車重は1540kgで、搭載されるエンジンは2000ccと小さめです。
余裕がなさそうに思えますが、実は違います。
寧ろゆったりとさえ感じれるセッティング。
最大加速力はそれなりだけど、こうした緩い加速やステアフィールなど、乗り心地を除く多くの部分でゆったり感が表現されています。
また緩さを感じる部分も多く、おおらかでゆったりした乗り味が個性になっています。
乗り心地は硬いですけど、そこじゃないゆったり感。
「かっちり精密、正確な反応、微小舵角での応答性」、トレンド的にはそうした流れですが、「それだけがクルマの評価じゃないよ」と再認識させてくれるクルマです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
全体的には落ち着いたイメージで、ホワンしたパネルがエクストレイルを特徴づけています。
大人っぽいボディデザインも、彩度が高いボディカラーならイッキに存在感が増します。
筆者は斜め前からのスタイルが好みです。アメリカンな雰囲気も感じますが、如何でしょう?
真後ろだけシンプルすぎというか、ちょっと貧弱な感じをうけなくもないような。
実際に見ても小さく見えちゃいます。
ヘッドライトは日産流の精悍フェイス。フェンダーからフロントドアにはパリッとしたキャラクターラインが繋がります。
またフロントタイヤ周辺はSUVらしさが強調されています。
夜間はスモールライトの照明も日産フェイスを協調します。
フロントマスクはデビューからの年月を感じさせない雰囲気です。
ハンドリングなど運転感覚、乗り心地など快適性、その他、特徴的な部分を動画にまとめました。
同じボディ幅だとしても、小さいクルマを大きくしたのと、もともと大きいクルマでは違いがあります。
カッコいいのは前者、乗って余裕を感じるのは後者、でしょうか。
乗り比べれば大きな違いを感じると思います。シート位置とかピラー位置とか、運転しても同乗しても違いがあります。
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エクストレイル
NT32 MR20DD 2000cc 2013年〜
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国産車バッテリー
エンジン質感 | |
ゆるいレスポンスと鋭いスロットル特性の組み合わせがクルマを特徴つけている。 |
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駆動系質感 | |
もっと大きなエンジンを想像させる、CVTの特性に惹かれる。 |
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足回りの質感 | |
サスペンションやタイヤにボディが負けている感あり。 |
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内装の質感 | |
落ち着いた造形のインパネは悪くないし、フロントシートの形状は好ましい。 |
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外装の質感 | |
凝ったフロント周りは相応も、リア周りはアピール度が弱い。 |
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快適性 | |
ボディのブルブル感がミニバン的。リアシートは快適感低い。 |
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お買い得度 | |
価格を抑えて大きなクルマをお望みの方はぜひ、ご思考を。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。