間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポートは2019年式エクストレイル、4WD。
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日産エクストレイル(2019年式グレードX・4WD・型式NT32)です。
「落ち着いた」「フォーマル」「サルーン的」、そうしたイメージを連想させるインパネデザイン。
派手だったり、個性が強調されていたり、液晶モニターを多用していたり、そうした内装も多いです。
そんな中でエクストレイルの内装はノーブル。正統派で質が高い印象です。
ドアトリムはほどほどにデザインされています。そこは好みとして、フロントドアとリアドアで開閉の具合が大きく異る、そこが気になります。
フロントドアは軽く、締めた時の音もいいです。
リアドアは重く、締めた時の音は軽いです。
このリアドアが気になります。中から開ける時は「ぬぉ〜っ」とチカラを入れて開けます。それで締めごたえはペタン。リアは割り切られているのでしょう。
サルーン的なインパネに大味さはありませんが、シフトセレクター周辺はちょっと大味です。
写真で見るより面積の大きなパネルが、ツルンとした感じで鎮座してます。
ここだけちょっと、バン的な感覚をうけなくもありません。オプションやアフターパーツで着飾るならこのあたり如何でしょうか?
エアコンのスイッチはわかりやすく、操作しやすいです。AUTOはもちろんですが、マニュアル操作も迷うことがありません。
プッシュスイッチの押し心地は腰がない感じで、上質感はありませんが困ることもありません。
ロータリースイッチは満足感を感じる回し心地です。
※内容は辛口評価です。試乗時のお役に立てれば幸いです。
前席はシートが良いです。座面のクッション性も良いですし、シートバックの形状も好印象です。
縦に並ぶカップホルダーが多いですが、エクストレイルは横並び。
これは2人で乗る時に重宝します。
間違えにくいですし、上司と同乗したって気を使わずにすみます。上司が使う場所を確認してからひっそり置く、とか疲れちゃいますよね。
下の写真はアクアのカップホルダー。
コンパクトなアクアとか、けっこう無理して横並びにしてますからね。
流行は縦並びでも、使いやすいのは横並びです。
カップルディスタンスが広い長所は、アームレストが大きいという長所にも生かされています。
運転者と同乗者が同時に使用できます。エクストレイルだとステッチが「2人分です」って表しているように入っています。
エクストレイルの内装では部分的に、効果的にソフトパッドが使用されています。よく見える部分と、腕を置く部分です。
ソフトパッドとは柔らかい内装パネルのこと。軟質トリム、軟質ウレタンパネルなどとも呼ばれます。
触る箇所の効果はわかりやすいですが、ダッシュボードなど普段触らない部分でメリットはあるのでしょうか?
筆者が思うメリットはこんな部分。
また海外では安全性にも効果ありということもいわれています。たしかに高級車って下の方までソフトパッドで、ぶつけても踏ん張っても痛くないですよね。
ハードパネルとどれくらいのコスト差があるかはわかりません。とても気になります。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
写真の上部がソフトパッド、下部がハードプラスティック。
シボと言う名の模様ですが、深さが異なるのがわかりますでしょうか?
これが質感の差になります。触れば一目瞭然ですが、見た感じの違いも大きいです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。