間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポートは2019年式エクストレイル、4WD。
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日産エクストレイル(2019年式グレードX・4WD・型式NT32)です。
「硬め」というか「硬い」というか、サスペンションは引き締まっています。 そんなエクストレイルの乗り心地は如何に?
フロントシートの乗り心地はなかなか良いです。決して柔らかい乗り心地じゃないし、寧ろ硬いんだけど、相応の快適性が確保されています。
特に低速時に良さが感じられます。
これには前後左右に揺れにくいボディが効いていますし、カップルディスタンス(運転席と助手席の幅)が広いのも効いています。
ボディ全幅は1820mm。この数値より広さを感じる乗り味です。
シート位置が外寄りで、「もともと大きなクルマ」という感じです。「小さいクルマを大きくしたのとは違うよね」というわけです。
適度に柔らかく、適度に沈み込んで、座り心地が変化しにくい座面。クッション性も高そうです。
もっと柔らかい方がクルマのキャラクターに合っていそうですが、そうするとクルマからの情報が減ってしまうわけです。
不快に感じない程度の乗り心地に貢献しつつ、運転しにくいほど柔らかくもない。この適度さが素敵です。
お腹のサイドが緩く、肩のあたりはタイトにサポート。
この、肩周辺が印象的で、高級シートのようです。肩甲骨とシートが触れ、肩の後ろまでサポートされます。
ただこれは身長172cmの筆者ヒラリーの場合。182cmのスタッフだと、シートが小さいと感じたようです。
※内容は辛口評価です。試乗時のお役に立てれば幸いです。
時速80kmくらいまでの速度なら、大きくは気になりません。クラス的なイメージで絶対的なレベルを表すと、ちょっとうるさいくらいでしょうか。
静かとかいえないんだけど、理由は他のノイズかも。自車が発生するノイズの賑やかさかが目立ちます。
日常では闇雲に回転数を上げないエンジンだし、高回転でも耳障りに感じない音質。低域が目立たず軽やかな音質です。
なので不快じゃない音質です。
ガチャガチャとした下回りからのノイズ、もしくは異音はけっこう目立ちます。このあたりもミニバン的な感覚に繋がります。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
ショックアブソーバーの構造を見ると、動きやすそうに見えるけど...。
サスペンションは硬く、路面からの衝撃は強いです。それでいてフロントシートより左右の揺れが気になります。
補足すると、街中での速度では、そこまで悪くは感じません。郊外〜高速道路の速度に近づくと、徐々に悪化していくような感じです。
加えて静粛性も、フロントシートと比較したらけっこう劣ります。
その代わりといいますか、クルマ酔いしにくい感覚とも思いました。
変に柔らかかったり、変に気密性が高かったり、そんなクセを感じるクルマより、人間の感覚に合っているのかもしれませんね。
その他、座り心地など詳しくはリアシートのページにて。
酔いやすい車とか、酔いにくい車とか、そもそもどういう時に酔いやすい?そうした部分を考察し、動画にまとめました。
主役はこのエクストレイルです。よろしくお願いします。
運転感覚と前後シートの快適性を加味すると、特等席は助手席だと思いました。
カップルディスタンスが広く、ドリンクホルダーも横並び。
単純な乗り心地や静粛性だけでなく、ゆったり乗っていられる空間です。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。