間違いいっぱいの自動車選び。CX-5・2022年式(マイナー後)の試乗レポ。通称「後期CX-5」です。
1ページ目です。
マツダ・CX-5(KF型KFEP・2000ccガソリンモデル)グレード「20Sプロアクティブ」です。
CX-5はマツダで1番人気と言われるSUV。2018年に登場し、2021年11月にはビッグマイナーチェンジが行われ、見えない部分が大幅進化しています。
ヘッドライトとテールライト内部に、角丸で四角い意匠が取り入れられているのがMC後です。
人気車らしさを感じる操縦性と快適性。こうした普遍的とも思える乗り味にプラス、楽しいと思わせる要素も持ち合わせます。
当ページ試乗車は2022年式マツダ・CX-5「20Sプロアクティブ」。車両型式はKFEP。
車両価格は291万円。
ビッグマイナーチェンジを経た、いわゆる後期モデルです。
グレード「20Sプロアクティブ」は、運転席パワーシート、ハンドルヒーター、パワーテールゲートを中心に装備が充実しています。
ヘッドライト/テールライト内部が丸いイメージ、それがいわゆる前期。2021年11月のマイナーチェンジ以前のモデルです。
試乗レポートと、乗り味比較を別ページに記載しています。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
上品に美しいボディデザインは多くの方に評価され、筆者も同様に、エレガンスという言葉がピッタリかと思います。
クーペ風ってわけじゃないけど、フォーマルにも似合うと評価される、泥臭くない都会的SUV。
聞くところ、マツダってデザイナーの立場が優遇されているんですって。
MC前のCX-5は見た目と乗り味が不一致?そんな印象も受けました。
似つかわしくない突き上げや微振動、エンジンの振動だって目立っていました。
そんなCX-5が大変身!
もうね、見た目負けしてるとは言わせないよって気合が感じられます!
快適性で同世代ハリアーと競えるレベル。超えてるって感じる部分もある!
今度は見た目から「期待を裏切らない乗り味」。乗り味も立派です!
加えて、6ATというクルマ好きを喜ばせてくれるコンポーネンツ。
スポーツだなんだと意識しなくたって、勝手に変速されるだけで高揚感が高まります。
ここは明確に、CVTのハリヤーとは異なる層から支持されるポイント。
乗っていて運転が好きになるユーザーは、こっちの方が多いはず。
だって、CVTのレースゲームとか、きっと楽しくないでしょ!?
概要的な特徴を上げていきます。気になる部分ございましたら、詳細ページをご覧頂ければと思います。
フワフワじゃないんだけど、ゴツゴツしないし、強い突き上げは皆無。「SUV」という注釈を付けなくても優れた乗り心地だと思いました。
特に強調したいのはリアシートでの乗り心地。フロントよりは引き締まって感じるけど、上下の揺すられ感が抑えられていて、突き上げも抑えられてる。
加えてシートを柔らかくしてる乗り心地じゃないから、体にフワフワが残らない。
マツダ車の試乗レポートをまとめる中で、「最も印象的なのは乗り心地」。そう書くとは思いもしませんでしたw
乗り心地とボディ見切りに関する話題は、2ページ目です。
市街地では重いと感じるくらい重厚で、山道ではバランス良いと感じる操縦性。
駐車場とか回り込んだコーナーが続くと、筆者の体力だと疲れました。逆に舵角の少ないコーナーでは気持ちよく。そんな印象のハンドリング。
エンジンは振動の気になる回転数があって、でも前期モデルからみれば圧倒的に低振動で、そうはいってももう少しの上質感を望みたい部分。
ミッションはステップ式の6AT。
魅力は多くの場面で味わえました。
具体的な運転感覚は、3ページ目です。
実際より大きなクルマに乗っているような、そんなインパネやセンターコンソール。
見切り性能とトレードオフされたかのように、包まれ感から立派な印象を受けます。
助手席での印象やリアシート快適性などにも言及しています。
インパネ〜ラゲッジスペースの印象。4〜5ページ目です。
決め手にはならなくても、気になる小さな長所短所。
最近はけっこうチカラを入れているコーナーです。
気楽なコーナーなのでぜひ。6ページ目です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。
CX-5試乗レポート、動画版です。動画はいくつかのテーマで複数本アップしています。
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エンジン質感 | |
振動が気になるのと、個性を感じるスロットル特性。 |
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駆動系質感 | |
6ATという魅力!フィールも前期型より良好。 |
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足回り質感 | |
縦揺れ少なく、衝撃が強くもなく、強い突き上げも気にならず。 |
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内外装の質感 | |
端正で滑らか、ボリューム感もある。 |
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走りやすさ | |
良い部分もあり気になる部分あり。見切りと重いハンドルが人を選ぶ可能性。 |
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お買い得度 | |
前期型と価格変わらず、快適性は大幅アップ!気になるのはCX-60の存在。 |
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。