間違いいっぱいの自動車選び。CX-5・2022年式(マイナー後)の試乗レポ。通称「後期CX-5」です。
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マツダ・CX-5(KF型KFEP・2000ccガソリンモデル)グレード「20Sプロアクティブ」です。
インパネは天地方向にボリュームを感じ、力強い包まれ感がより大きなクルマを連想させます。
インパネにプラスしてメーターフードも大きいのが、CX-5のインパネ周辺から感じる特徴です。
ドアトリムとシフトセレクター周辺からは上質なイメージを受け、ボディデザインのイメージともよく合っている印象。
目の前のインパネは高いボリューム感で力強く、ドア内張りやシフトセレクター周辺はシャープ。
2つの印象がミックスされるような運転席周辺の内装。SUVらしさ+マツダらしさとも感じられます。
細部では微妙な丸みが気になるエアコン操作部と、多角形的なエアコン吹き出し口。普通じゃつまらないから変わったことやろう、という意識なのかな?
自分も仕事だとそういう気持ちになります。でも外から見ると、普通でいいよね、なんて思ってしまう時も。
各スイッチを操作した時の感触は良いです。思いつく限り全部良い!
ハザードスイッチは押せばメカニカルにカチン!とつながり、エアコンプッシュスイッチはストロークに不足ない深さがあり、ロータリーダイヤルは手にイヤな反発力のないクリック感。
特にこのロータリーダイヤルは、1ノッチの間隔が大きそうで、誤動作を避けるための気配りかも。
その他、ロータリースイッチ周辺も悪くない。普通に良いです。
シフトセレクターの操作感も、軽く間違えにくく、操作するだけで気持ち良いタイプ。
でもマツダ3だと快感を伴う響きを持って動いていた気も。
勘違いもしくは年次改良で変更などなければ、微妙に差があります。
ナビモニターはタッチ操作は受け付けてくれない様子。また後方に位置するドリンクホルダー、手元見えない時はちょっと使いにくい。
夜間の走行中、ドリンク取ったら戻すことが出来ず、どこだどこだとやってました。結局次の停止まで持ち続けました。
パワーシートはメモリー付き。パワーシート装着のクルマでも、メモリー機能がない車種もけっこうあります。
センターコンソールボックスの中は最小限の容量。ほんとは車検証がこのサイズになったら良いのにね!グローブボックス占領してるのはもったいない。
運転席右下のスイッチ集合部。
アイドリングストップ、レーンキープ、VIEWボタンなど。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
助手席も包まれ感高いデザイン。座っていて安心感あります。
ボディデザインとよく合ってるね!と感じるドア内装のデザイン。キリッとシャープで、でも大味ではないデザイン性が良いなと思います。
オーナーになったら、それほど見る場所じゃないんだけどね。でも助手席に座ると、運転席より内装に目がいってしまったり。
たまには誰かに運転してもらって、助手席でドライブすると新鮮です。
助手席にもシートリフターが備わるので、高さ調整も可能。
中央カップホルダー、さらにナビ操作のコマンダー、このあたりの使い勝手を考えると、後ろに下にと、下げて下げてが良さそうでした。
筆者はシートレールを加工したり、シートのクッションを削ったり盛ったり、こだわった時期があるのでドラポジには興味の強いです。
骨盤を始め体の作りはそれぞれ違うから、完璧はないだろうという前置きの上で、ドラポジへの意識が強まったのはマツダのCMによるものが大きいと思う。
ユーチューバーとかよく、ペダルの位置が〜なんて仰ってるよね。
多くのクルマは右前輪の左隣にペダルを配置することで車内スペースを稼いでるようで、言い換えるとペダルは左寄り。
1台だけ乗っていれば慣れの問題だけどね。乗り換えたりすると違和感を感じる時があります。
先日、マツダ2からフィットに乗り換えたら、あまりの違いで運転しにくかった記憶。
CX-5では、足を伸ばした位置にアクセルペダルが!筆者の場合ね。
写真は撮影の都合からちょっとズレてます。普通はもっと足を伸ばして座りまして、その時にちょうどいいです。
一応、外寄りだから良いというわけじゃなくて、後輪駆動車のMT車だと外寄り過ぎに感じる事があります。
外寄りだとブレーキは扱いやすくなりますが、アクセル操作する時間の方が長いので、内寄りより外寄りの方が疲れます。
CX-5の内装と小ネタを動画にしています。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。