間違いいっぱいの自動車選び。CX-5・2022年式(マイナー後)の試乗レポ。通称「後期CX-5」です。
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マツダ・CX-5(KF型KFEP・2000ccガソリンモデル)グレード「20Sプロアクティブ」です。
スペースは予想の範囲内、着座感は悪くないと感じたリアシート。
身長172cmの筆者がドラポジを取り、それに助手席を合わせ、その後ろに座ってみました。
スペース的にも着座姿勢的にも、不満はございません。
あえていえば、フロントシートのヘッドレストが近く感じたけど、感覚的なものです。
膝前は問題なし。でも流石に彼だと、足元の余裕はないです。
写真ではお尻を極限まで後ろに下げてます。
かしこまって座るには、座面の長さか高さ、どちらかが欲しいとの事です。
大きい方は、シートリフターの付いた助手席に座られるのが最適でしょう。
着座姿勢や座り心地が悪くないCX-5のリアシート。快適性もなかなかです!
サスペンションは常識的に固いけど、乗り心地は固くなく、それでいて上下の揺すられ感も小さいです。
付け加えると、シート座面がフカフカというわけでもなく、どこかで衝撃をカットしているのでしょう。
低速時はタイヤが効いていると思います。
また前期CX-5(2021年式)で不快だった強い突き上げが見事に消えていました。
フロントシートの方がゆったりしたSUVらしさがあるけれど、筆者はこのリアシートの乗り心地が好み。
静粛性も気になる低音、そこからくるコモリ音が気にならず好印象。
単純な静かさだったら、例えばハリアーの方が静かそうですが、男性同士が会話する時、声の帯域を邪魔しにくいと感じたのはこっち。CX-5の方です。
ただ、強い加速時には排気音が豪快に入ってきます。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
利便性、使い勝手も重視されたと思えるCX-5のラゲッジスペース。
ラゲッジスペースの奥行きは950mm。ボディ全長は4575mm、そのボディサイズからすると広いといえます。
調べてみたら、3列シートを起こした状態で500mm、倒した状態で1210mmとのこと。こちらはボディ全長4900mm。
CX-5で不足を感じたらCX-8がよさそう。価格はグレード「25S」で299万円、サイズ的なコスパで見たら上です。
画像左:トノカバーはテールゲート側に付いてます。これでハッチを締めた時も開けた時も後ろが見えます(後述)。
画像右:リアシートはワンタッチで倒せます。3分割の可倒式リアシートで、レバーは左に2つ、右に1つ付いています。
画像左:トランクボードは手前と奥で2分割。取っ手も付いてます。
画像右:手前側を持ち上げるだけで、大きなアンダートレイが使用できます。
上の画像に写っているのは、レンタカーをお借りした直後の燃費。2483km走って12km/Lと出ています。
試乗中、撮影とは別に純粋に走った区間。
66.6km走って7.9km/Lでした。
多少の混雑と、6ATを楽しんだ事によって、ちょっと悪い数値になったかも。
こちらは前期CX-5で夜間に走行した時の燃費。
82.7km走って9.8km/Lでした。
こちらは走行中の動画をアップします。
リアセンターのアームレストは高機能で便利なデザインです。
横並びにドリンクが2つ置けて、スマホが立てられ、奥の蓋を開ければ給電ポートがお目見え。
腕を置く以外にテーブル的に使えるのが魅力です。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。