マツダ・メーカー別の特徴と評価、試乗レポート

2022年記事 全2ページ

CX-5試乗(MC前)「1」
特徴概要と魅力を感じた部分

間違いいっぱいの自動車選び。2代目CX-5・マイナー前2021年式の試乗レポート。

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「魅力的なステアフィール!」

マツダ
  • グレード:“20Sプロアクティブ”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:291万円
  • デビュー年:2018年
CX-5メーター夜間CX-5内装

マツダ・CX-5(KF型KFEP・2000ccガソリンモデル)グレード「20Sプロアクティブです。



  1. CX-5(MC前)・ステアフィール
  2. CX-5(MC前)・走行感覚と快適性

関連ページ

  1. CX-5とCX-30の比較(2000ccエンジン+6AT同士で比較)
  2. CX-5、マイナー前と後で乗り比べ・乗り味比較
  3. CX-5(マイナー後2022年式)試乗レポート
簡単なレポ、プチインプレッションです

試乗内容は限定的。第一印象重視です。

試乗車概要:CX-5(マイナー前)

CX-5:ヘッドライト(MC前)

CX-5は全長4545mm、ミドルクラスのSUV。ガソリンエンジン&ディーゼルエンジンが用意され、ミッションは6ATという組み合わせ。

2018年に登場し、2021年11月にビッグマイナーチェンジを行ったCX-5。

ヘッドライトの中が丸いのがマイナー前モデルです。マイナー後は角丸で四角いイメージです。

ヘッドライトヘッドライト(マイナーチェンジ後)

右がマイナー後CX-5。角度異なりごめんなさい。

試乗したCX-5

テールライト当ページ試乗車は2021年式マツダ・CX-5「20Sプロアクティブ」。車両型式はKFEP

車両価格は291万円。

2021年7月登録ですので、マイナーチェンジ前の最終モデルと思われます。
数回の小変更を経て、デビュー時モデルからは進化が伺えます。

グレード・プロアクティブは、運転席パワーシート、ハンドルヒーター、パワーテールゲートを中心に装備が充実しています。

 


内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

クルマのキャラクター

CX-5:ボディデザイン・前

端正で上品なボディデザインが魅力的です。思うイメージは「立派!」。同世代のマツダ車で共通する高級感は、多くの人に支持されるデザインだと思います。

サイズ、価格以上に立派!

CX-5:ボディデザイン・フロント2

CX-5のボディサイズは4545×1840×1690mm。分類としてはミドルサイズになりますが、もっと大きく見えるボリューム感。そして立派に見える高級感。

立派かつ、SUVらしいアクティブな印象だって持ち合わせ、20cm大きなハリアーだってライバル視されています。
クラスとしてはCセグ以上Dセグ未満。CDセグメントとも呼ばれます。

ボディフロントさらにデビュー時の価格は250万円スタート!

たとえ乗り味がイマイチだって、この見た目と価格で納得できそうなくらい。
2022年の価格は268万円スタートです。

筆者好みのステアフィール

CX-5:ボディフロント斜め

数回の小変更を経たマイナーチェンジ前の最後のモデル。

ステアリング試乗してみたら、ステアフィールが筆者好みでした!

もうこれでいいよね!というか、変わらないで欲しい!と思うくらいの好印象。
ただ、多くの方に好まれるのは、ビッグマイナー後だと思います。

魅力的なステアフィール!

CX-5:ステアフィール

そんな筆者好みのステアフィール、どんな感じだったかというと...こんな感じでした。

クルマの行きたい方向が良く伝わってくる

フロントタイヤわずかにハンドルが取られそうな感触、クルマが行きたい方向、それがハンドルに伝わってきます

実際に取られるというより、手応え(ハンドルの重さ)がわずかに変化します。

左右の傾斜など少しの路面変化、これがわかると楽しい!

またクルマの行きたい方向に逆らわない事で快適性が保て、ペース上げたらタイヤのグリップ変化だって感じられるだろうという安心感。

走行中に軽くなるハンドル回し心地

タイヤ2駐車場や交差点のペースでは重く、コーナーで軽い回し心地

単純な回し心地が特別滑らかというわけじゃないけど、走行中に感じられる滑らかさ。

もしパワステなかったとすると、低速ほど重くなりますから、素に反してない味付けともいえます。

ドライバーは選ぶ可能性

CX-5:ボディデザイン・リア

「筆者好み」と強調したのは、ドライバーによって同乗者の快適性が変わるであろう特性から。

リアシートに同乗していると、左右のサスペンションが独立してよく動く。横揺れとは微妙に異なる片輪ずつの伸び縮み。

直進中のハンドル操作によってもこれを感じます。なのでドライバーによってはリアシート乗員は不快かも。

ガシッと握らない運転

メインメータークルマが行こうとする方向=直進。なので、ある程度はクルマ任せの方が快適です。

もしハンドルをガシッと握ってしまうと、ハンドルを一瞬取られ、逆方向に曲がっている状態になります。
結果、クルマ側からみたら逆に曲がっているのと一緒。

試乗中、実際にこの話をドライバーにしたら、リアシート同乗が快適になりました。

CX-5に限ったことじゃないけど、CX-5ではこれがわかりやすかったです。

ボディ見切りと車両感覚

CX-5:ボディ見切り

コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。

前方と左前の感覚

ボディフロント通常走行中は走りにくいと感じる場面はなく、駐車レベルの走行ではインパネ高さを感じました。

筆者(172cm)が最もシートを上にセットしても、そう違和感を感じないくらい。

ドラポジに対してインパネ全体が高く、メインメーターのフードが大きく、Aピラーは太く厚く。あとボンネットがツルンと感じられて、プレスラインが目立たない点も挙げられます。

見切り01見切り02

シートリフターがもう少し上がったら、印象異なったかもしれません(上の写真はMC後)。

後方は360度モニターが使いやすかった

メインメーター後ろはBピラー太さから右後ろの視認性が気になりました。
ただドアミラーが写してくれる範囲。気にするような場所ではないと思います。

良かったのは360度カメラとモニター。描画の遅れが感じられず、動きも滑らか。
「便利そうな機能」ではなく「便利機能」。実際に使える機能でした。

動画:前期だけの魅力を2点

通称「後期CX-5」と比較して、前期だけの魅力と感じられる点を2点、動画で述べています。

 


CX-5シフトセレクターCX-5ステアリング

動画:燃費、ノーマルモードとスポーツモード

クネクネや合流が続く場面で走りやすいのはスポーツモード。でも燃費が気になる?
燃費に差はあるか、ノーマルモードとスポーツモードで比較走行してみました。

マツダ CX-5

マツダ

CX-5 ガソリン

  • 試乗グレード:“20Sプロアクティブ”
  • 年式:2021年マイナー前
  • ミッション:6AT
  • 型式:KFEP
  • 車両価格:291万円

概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:PE-VPS

その他概要

  • ボディサイズ:4545×1840×1690mm
  • 車重:1520kg
  • 発売開始時期:2018年〜
  • 新車時価格帯:250万円〜400万円
試乗レポ・ライター

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比較評価
エンジン質感 5段階評価

目立つ振動。バランサーシャフトが望まれる。

駆動系質感 5段階評価

有段式6ATという楽しさで加点。変速フィールは最新型に期待。

足回り質感 5段階評価

マツダなのに硬すぎない。揺れは大きくたまの突き上げも強い。

内外装の質感 5段階評価

端正で滑らか、ボリューム感もある。

走りやすさ 5段階評価

ハンドルが筆者好み。直進性、安定性と操縦性のバランスとインフォメーション。

お買い得度 5段階評価

先代やデビュー時ほど安さは感じないけど、装備充実で290万円。












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