間違いいっぱいの自動車選び。2代目CX-5・マイナー前2021年式の試乗レポート。
2ページ目です。
試乗内容は限定的。第一印象重視です。
エンジン型式は「PE-VPS」。2000ccのガソリンエンジンで、これに6ATが組み合わされます(試乗車は2021年7月登録車)。
アイドリングと3000回転前後で振動が目立ちます。
常用する1500〜2000rpmで気にならないのは良いです。ただ、ちょっとした加速で2500rpmに差し掛かると振動が気になり始め、3000rpmですとアクセルOFF時も振動が豪快です。ハンドルもビリビリします。
バランサーシャフトがないエンジンみたいな振動(未確認)。スポーツモードだと多用される回転数です。
CX-5ですとメインは2200ccディーゼルか、2500ccガソリンエンジンという事なのでしょうか。
未試乗のためフィールはわかりません。
マツダのエンジンが悪いと言いたいわけじゃなくて、1500ccの「P5-VPS」は質感高いです。マツダ2やマツダ3に搭載されています。
試乗時はドライバー二人で約100km走行。
その中で記録に残っている燃費、撮影を除いて一般的に走った時の燃費です。
82.7km走って9.8km/Lでした。
より一般的な交通状況、昼間の燃費はマイナーチェンジ後のページをご覧ください。
HVはイヤ、CVTはイヤ、となると選べる選択肢はMTかDCTかAT。すると一般的にはATになりますよね。
ただ、ATだって選択肢は少ないです。AT欲しければマツダ!くらいのイメージ。
良いのは運転が楽しい点。各ギヤで速度と回転数が一致し、リズミカルに変速。運転している!という感覚が強いです。
MTモードを使えば、クラッチ操作しないで自由に選べる感覚。問答無用で楽しい!
わずかに気になったのは以下2点。
1つ目は少しずつアクセルペダルを踏み増しした時。もう少しかな?もう少しかな?とやっていると一気に2段下がるような。
変速に待たされるのと、唐突にエンジン回転数が上がります。いつもじゃないです。
2つ目は1速を使用されると、アクセルレスポンスの変化が目立ちます。トロトロ〜グッと出る加速が必要なシーン。慣れないと唐突感あります。
先に前期(2021年7月登録)のCX-5に試乗し、気になった点が後期CX-5で改善されてるかチェックしてみました。比較動画です。
「変わった趣味かもしれない」という前置きの上で、筆者が「前期の魅力」と感じた点を2点、動画で述べています。
準備中です。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
サスペンションは動き出しが柔らかく、その先は突き上げがある。想像していたよりはよほど柔らかく、硬さより上下の揺れが気になったほどです。
それと荒れた路面でのザラザラ感、ビリビリした微振動はけっこう伝わってきました。
このような感じなので、フロントシートでの乗り心地、衝撃は強くないです。
リアシートは特定の段差になると、突き上げが気になります。
「ガツン」とは来ませんが「んぐっ」という感じの突き上げです。
乗り心地に対して最大の要素である「硬すぎないサスペンション」という条件はクリア。でもちょっと、微振動と揺すられ感と、場所によって強い突き上げが気になります。
凹凸で上下に揺れた時、横にも揺れる感覚。
どんなクルマでも凹凸でハンドル取られ、修正を行えば、多少の横揺れは起きるんだろうけど、気にならない事が一般的。
よくある速度上げてリアがフラフラという感覚とはまた別です。
クルマが行きたい方向に行かせる=クルマから見れば直進。勝手に直進させるくらいが快適でした。
路面の傾きや小さな凹凸、ストロークが小さい時は片輪ずつ動いている感覚があります。
比較的大きなクルマでみられる傾向で、片輪だけ段差を避ける、サスを伸ばしたり縮めたりと、運転技術が活きます。
ドライバーの技量で快適性をアップ!
逆にコンパクトクラスですと、片輪踏んでも両側に衝撃というクルマが多いです。
ブレーキは本格的と思えるタッチ。手前は軽く、奥は踏むチカラでコントロールするタイプに近いです。
一昔前だったらスポーティカーのタッチ!なんて言えるかも。
運転がお好きな方には良いのですが、そうでなければ慣れが必要とも思います。
例えば下り坂、SUVらしくフロントにグッと重みが乗ってくる状況では、市街地より一段強いチカラでコントロールが必要です。
このあたり意識がないと、効きが弱いと感じられるかもしれません。
実際は、グッと踏めばタイヤの限界まで効いてくれるはずです。
決め手になるほどじゃないような、乗ってわかった小さな長所短所。
ボンネットはなんで?と思うほどに重いです。
そこまで大きいわけじゃないんだけど、サイズ以外の部分で重さを感じます。
ウォッシャー液はエンジンルーム内なので、補充が大変そうです。
リアシートセンターのアームレストを出すと、機能性十分でした。
横並びのカップホルダーが2個、その後ろにスマホホルダー、さらに奥にはペットボトルをホールドできます。さらに蓋を開けるとUSB給電ポート。
試乗中、路面からの突き上げでカップのコーヒーがピチャっと飛び出たことがあったので、3分の1は飲んでから置くのが安心です。
メータークラスターの輝度(明るさ)調整は、メーターパネルから飛び出たダイヤルで行います。
このダイヤル、周囲が暗いと見えません。
(写真は明るくしてます)
点灯する夜間=暗い時に調整する部分。たまに調整しようとすると、あれどこだっけ?となっちゃうかもしれません。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
デビュー時の価格は250万円スタート。ボディ全長は4545mm。
この価格やサイズから想像するより、よほど立派なボディデザイン。
手数で稼いだ高級感ではなく、端正で立派!アクや個性とは異なる高級感が魅力的。
乗ってもハンドリングなど曲がるに関する部分は筆者好みで、ミッションはATという貴重な選択肢。
ただちょっと、快適性と振動が気になるエンジンは見た目に負けてるかも。価格以外で選ぶなら、2500ccガソリンや2200ccディーゼルが気になります。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。