自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

ハリアー試乗レポート「8」
2024年式で感じた乗り味、違い

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(ガソリンモデル)の試乗レポート。

8ページ目です!(追記)

「2024年式乗ったらラグジュアリー感強かった!」

トヨタ
  • グレード:“S・ガソリン”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:299万円
  • デビュー年:2020年6月
ハリアーの内装・インパネ1ハリアーの内装・インパネ2

トヨタ・ハリアー(型式MXUA80)グレード「S・ガソリン」2021年式。当ページのハリアーは2024年式ガソリンS。追記分です。


  1. ハリアー「1」特徴、ボディデザイン
  2. ハリアー「2」エンジンとミッション
  3. ハリアー「3」快適性(乗り心地と静粛性)
  4. ハリアー「4」走行感覚・ボディ見切り
  5. ハリアー「5」内装(フロントシート)
  6. ハリアー「6」内装(リアシート)
  7. ハリアー「7」小さな長所短所・評価総合
  8. ハリアー「8」2024年式乗ったらラグジュアリーだった!

ゆったり感強い方向でまとまり良く

ハリアーボディデザイン・フロント斜め

2024年式ハリアーに試乗したら、やけに印象良かったので、サラッとまとめます。

oddメーターは100km。まだ新車に近い状態で、滑らかさを感じられる乗り心地。柔らかくてしかも落ち着いている。
これぞクラウンに求めたい乗り心地と感じるくらいに、ラグジュアリーな上級車感覚でした。

ハンドル操作には神経使う部分もあるし、曖昧な部分もあるけどね、多くの人に好まれ、そして上級SUVとしてわかりやすい特徴だと思います。

ハリアーボディデザイン・サイド

初期モデルの試乗から2年近く経過し、あいだでマイナーチェンジも挟んでいます。

もしかしたらマイナーチェンジで変更があったのかもしれないし、わずかでも小変更がされたのかもしれないし、パーツの品質や組み立て精度の関係かもしれない。

前回までのレビューでは、もっとラグジュアリー感覚がほしい!と述べてきました。しなやかさや落ち着きや、前後バランス、また言ってみればエンジンフィールやCVTも。

逆に今回は、ラグジュアリーだね!と感じられる部分が多い!

どんな部分でそう感じたかは、下記の動画かテキストでのレビューで述べます。

動画:2024年式ハリアー試乗感

こちらの動画は「クルマ好きヒラリー」というチャンネルでアップしています。レビューワーの個人チャンネルですので、思ったことをそのまま述べています。

「クルマ好きヒラリー」チャンネルページ

ハリアー試乗レポート・ひらりー

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

試乗:2024年式、乗り心地やハンドリング

ハリアー走行フィール

もしかしたら変わったかもしれない、と感じたのはこの部分。乗り心地とハンドリング。

変わったと言える資料や確証がないので、大きな声じゃ言えないんだけど、変わったような気がします。

デビュー初期モデルのハリアーは気になる部分があって4台か5台乗りました。で、今回、気になるどころか筆者の好みで好印象です。よくまとまっていて、上級SUVらしさがわかりやすい。

ハンドルの回し心地が滑らかなのは変わらず、乗り心地も滑らか。前後バランスも気にならず。

乗り心地の印象

サスペンションは、誰でも柔らかいと感じるくらいに柔らかいです。でも乗り心地としての挙動は落ち着いていて、雑に伸び上がらないし雑に落とされない。
またゴロゴロ感も少ないので、柔らかく滑らかという印象。もしくはしっとり落ち着いているという印象。

前に乗ったハリアーではリアサスの突っ張りが気になったけど、今度はほぼ新車の車体でも全然突っ張ってない。

ここまでは時速60kmくらいまでの低速域、市街地でよく使う速度域での話。

速度上がるとフワッとした挙動も出てきますが、そこは得意な領域がハッキリしているという特徴。サスペンションの伸び側締めるより、車重が落ち着きに繋がっているであろうこの感覚が良いと思います。

リアシートでも、丁寧に運転してもらえれば、フロントシート同様に快適です。シートも柔らかい。

ハンドリングの印象

ハンドルの中心からコブシ一個くらいの領域が、凄くおっとり。言葉変えれば曖昧で、その先でクッと、効きの強まるポイントを感じられます。
もしくはそういう切り方になりがちなのかもしれない。

初期モデルでも、クッと効き出すポイントがあるとレビューしているので、傾向は一緒。

それでもしかしたらサスペンションの影響か何かで、間違い恐れずいえば柔らかさで、曖昧から反応ハッキリするところまでの差が大きくなったかも。

ロールは早くて大きい

たいして横Gを感じないくらいでも、舵角の大きなコーナーでは大きくロールしやすいです。そして意外と、ロールするスピードが速い。ダッシュボードの傾きでもわかります。

乗り心地で快適な代わりともいえますが、丁寧でゆっくりしたハンドル操作、動かし始めと止める直前はゆっくりした操作が求められます。

試乗:2024年式、エンジンフィール

ハリアーエンジンフィール

回転数の上昇に伴い、振動も盛り上がるエンジン。フロアやペダルに振動を伝えてきます。
またエンジン音も、高回転では豪快な音質と音量。

こうした部分は変わってない印象です。

正確には「慣れた」というのもあります。新しく登場しているトヨタのエンジンは、ガソリンモデル、ハイブリッドモデル問わず、迫力を感じさせるタイプ。スペック上の最高出力も高いです。

このハリアー、M20A-FKS型という2000ccで最高出力は171馬力。CVTも元気に回転上げます。

先代ハリアーの時代までのエンジンは、黒子的に姿隠していましたので、そっちの方が似合ってると思う時もあります。でもやっぱり、クーペ風SUVなら刺激も魅力、なんて思ったり。そして、慣れれば一緒、とも思います。

先代ハリアーにも改めて乗ってきたので、その時の印象は下記リンク先で。

 

MCで変わった部分

ハリアーMC後メインメーター

2022年のマイナーチェンジを終えたモデルということで、見た目的にも変わっている部分がありました。

大きな部分では、メインメーターのデザイン。グレードによって液晶タイプに変わったりしています。
このグレード「ガソリンS」ですと、中央の液晶部が大きくワイドになっています。

初期モデルでは縦型でしたから、かなり大きくなって視認性も上がっています。

その他グレードによってフロントバンパーの加飾とかホイール塗装など変わっています。お値段は10万円強、上昇しています。

次のマイナーチェンジはどうなる?

ハリアーボディ・フロントマスク

この記事を書いているのは2024年3月。前回のマイナーチェンジから2年弱が経過し、次のMCが話題になっています。

登場から数年経過しても未だ人気のハリアー、さあどう変わるのか?興味津々です。

筆者的には、今の乗り心地はそのまま、変わって欲しくないと思います。グラつきやすいくらいの柔らかさだけど、そこはゆっくり走るか運転技術でカバーという感じね。

気になるのは飛ばし記事、飛ばしネタ

「飛ばし記事」というのは裏付けのない記事。もしくはありえない話をそれっぽく作り上げるネタ。

Youtubeやニュース系サイトでの飛ばし記事っていっぱいあります。明らかにありえない話もいっぱい。再生数やアクセス数を考えたら、興味引く話題作らなきゃいけないのは事実だけどね。

自分たちの動画含めて、話半分くらいがちょうどいいなんて思います。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアーの内装インパネハリアー運転席(夜間)

2024年式・ハリアー(ガソリンモデル)

2024年式ハリアー

柔らかくて、でもピョコピョコしにくくて、スコっと抜ける感覚もない。ひとことで言えば、柔らかくてしっとりした乗り心地。

速度上がるとフワ付きが気になってくるし、ハンドル回せばロールも大きいんだけど、よく使うであろう市街地の速度域で良さを感じるのが好印象!

高速道路を走る割合の方が多ければ、別のクルマの方がいいかもしれない。今回試乗したハリアーは、日常で滑らかさとかラグジュアリー感を味わえて、イメージにぴったりでした。

トヨタ ハリアー

トヨタ

HARRIER (ハリアー)

  • 試乗グレード:“S(ガソリン)”
  • 型式:MXUA80
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:299万円

概要

  • 排気量:2000cc
  • エンジン型式:M20A-FKS
  • 車重:1530kg
  • ボディサイズ:4740×1855×1660mm
  • 発売開始:2020年6月
試乗レポ・ライター

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