間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー(ガソリンモデル)試乗レポート。
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トヨタ・ハリアー(型式MXUA80)グレード「S・ガソリン」2021年式です。8ページ目に2024年式の試乗レビューを追記しています。
17inchタイヤを装着したグレード「S」の乗り心地です。ハイブリッドにはモーターによるベクタリングコントロールが備わるそうなので、印象は変わってくると思われます。
極低速ではゴツゴツを感じる事もありましたが、普通に走行する以上の速度ではストローク感のある乗り心地です。
乗り心地の印象は、上下のストローク感とフラット感が適度。
筆者たちの好みとは少し異なりますが、それでも良いね!と感じるバランスでした(フロントシート)。
上下左右の挙動、ここでは揺れに関してですが、少しは揺れてくれた方がクルマを運転している感が強いです。ほぼイコールで運転しやすい。
ハリアーは適度に揺れてくれるのが良いです。
これ以上揺れを感じると安っぽい印象になりそう。逆にフラット感が強いと最近の高級路線ですが、乗せられている感が強くなると思います。
時速にするとだいたい30km以下、サスペンションが硬いクルマに乗っているようなゴツゴツを感じました。
時速にすると50km前後。路面がかなり荒れた場所を走ってみたら、サスペンションが衝撃を吸収し、上下動も少ない感じでした。
一言で表せば、高級車みたいな印象です。
時速60kmを超え、高速道路の速度。この速度では前述した乗り心地に感じました。適度に揺れ、フワつきは感じにくく、ブルブルした感触も少ないです。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
静粛性に神経を使って開発されたというハリアー。乗った感じでいうと、びっくりするほどじゃないけどやっぱり静か。
上で述べた感じです。ゴーゴーとした低域が目立たず、疲れにくい音質で静粛性は高いと感じました。
その分、車内のビビリ音とかタイヤのパカンパカンとした音が目立つ時もありましたが、これは車体差によるものでしょう。
中域にピークがあるような静粛性で、そこがちょっと、筆者の声と被っている感覚。
渋滞中を除いて、前後席での会話で気になりました。
動画撮影中も声が埋もれてないか気にしながら話していました。
エンジンノイズは回転数の上昇に合わせて、キレイに盛り上がります。
目をつぶっても回転数がわかるほどハッキリした盛り上がりで、最後は迫力ある音を出します。
低回転では静か、中回転以上で個性を出していますが、静粛性について述べるなら「うるさい」と言わざるをえません。
音質も上品な感じではなく、荒さをウリにしているような方向性。静かな加速が最優先なら、2000ccのガソリンモデルは不向きかもしれませんね。
着座姿勢が良くてゆったり座れます。
窓ガラスが小さいので圧迫感が強いといわれますが、リラックスして座れるから気になりにくいと思いました。
これで体育座りだったら...それは嫌ですよねw
乗り心地はシート座面が柔らかく、大きな衝撃は感じにくいです。
リアサスペンションはちょっと硬いのですが、それをシートで、フワッとした乗り心地に変えていると思います。
その他、リアシートのページに記載しています。
サスペンションダンパー(ショックアブソーバー)の説明がされていました。
それによると、通常の油圧による減衰力に加えて、フリクション(抵抗)も減衰力として利用するタイプとのこと。
フリクションダンパーなんていうのもあるくらいだから、特別な感じは受けません。
でもちょっと、詳しい解説が読んでみたいです。
ハリアーで感じる実際の乗り心地では、状況によって減衰特性が変わるように思いました。それが正しいかどうか答え合わせがしたいです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
エアクリーナーをエンジンへ空気を導く導入口。
消音器とか形状とか、曲げて膨らましてと複雑な構造をしていました。
効率だけいえばストレートが良いんだろうけど、ノイズも低減したり、音質を作り込んだり、こんな部分にも秘密がありそうです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。