試乗比較とレビュー、間違いいっぱいの自動車選び・トヨタ

2024年記事 全5ページ
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ハリアーHV試乗「4」
内装(前席〜後席)

間違いいっぱいの自動車選び。ハリアー・ハイブリッドの試乗レビュー。

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「内装フロントシート&リアシート」

  • グレード:“G”
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:412万円
  • デビュー年:2020年6月〜
ハリアー・ハイブリッド・内装(昼)ハリアー・ハイブリッド・内装(シート)

内装:インパネ〜フロントシート

ハリアー・ハイブリッド:内装インパネ

ハリアーといえば内装!インパネからリアシートまで立派。これで文句言ったら選べるのはレスサスくらいでしょうか。あとは好みだけです。

センタークラスターが特徴

ワイドに大きく、奥行き深く立体感を持ち、夜間は間接照明で彩る。ここが大きいと立派に見えるという文法通りの内装。コンソールも前方がワイドに膨らみます。

内装1内装2

金属(アルミ)と思われるシルバーパーツは、表面の艶が適度に抑えられ、質感アップ。

スタートボタンを含むスイッチはシフトセレクター前方に集合し、まさにクラスター。使いやすいです。

艶が抑えられる質感

ハリアー・ハイブリッド:内装・夜

センターコンソール(左右シートの仕切り)や助手席前の内装は、これでもかってくらいにツヤが抑えられ、テカテカしない上質さを伝えてきます。

内装3内装4

300万円スタートのモデルとして、不満のふの字もでないであろう内装でしょう。

ナビとエアコンパネル周辺、オーバーヘッド部のみ光沢がもたされています。

60ハリアードア内装3先代ハリアーの方がわかりやすい魅力・質感があって価格も安かったわけですが、車体的なクラスが異なりますし、ガソリンモデルでは新しいエンジンを搭載。

もっともっと価格アップしそうな中で、80ハリアーの内装、これで文句言ったら買うクルマなくなっちゃうよ、みたいなね。

ドアトリムも加飾しっかり

ドアトリムは先代ハリアーほどギラついてませんが、それでも加飾しっかり見どころしっかり。

内装5ドアトリム内装6ドアスイッチパネル

スイッチパネルは模様がプリント。上部は艶の消されたソフトパッド。ワンポイントとしてステッチとアルミパネルも前後に走ります。

リアシート・ドアトリム

リアドアはフロントドアほどは飾られてはないです。

ハリアークラスになっても多少は、フロント優先という部分はあるみたい。

先代ハリアー

先代60系ハリアーのドア内装。前方の飾りは今でもすごい!

60ハリアードア内装160ハリアードア内装2

コントラスト強く攻撃的にシャープ。わかりやすい。今ならスバルがこうしたノリかな。レヴォーグなど強いコントラストとエッジが効いたデザインでイメージ近いです。

使いやすいエアコン操作部

照明で夜に美しく、よく使うスイッチは大きくデザイン。見た目良くて使い勝手でも優れるエアコン操作パネルです。

エアコン操作部・夜エアコン操作部・昼

よく使う「AUTO」と「OFF」が右側のダイヤルに。

いつの間にかDUALになってしまったのを解除する「DUAL」と、こだわる人には必須の「AC」は左側のダイヤルに。

大きいスイッチと小さいスイッチのメリハリと、風量調整は中央。明確でわかりやすいです。

ETCカード確認可能

ETC連動

ナビ(ディスプレイオーディオ)の画面でETCカードの情報が確認可能

試さなかったけど履歴が表示できるし、確実なカード挿入が確認できて安心。

複数台を所有していたり、逆向きに入れてないか不安を感じる方、ETCカード刺したらココ見るといいです。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

フロントシートの作り

クッション材が詰まったフロントシート。グレード「S」とは異なる「G」の魅力です。

詰まったサポートが上級車!

大きく張り出し、体が常に触れるだけタイトに作られるサイドサポート。筆者が使っている緩いレカロシートよりタイトです。

でもそれだけじゃなくて、サポート部位もパンパンに詰まっていて、高級車のシートだね!という感触

内装6・シート1内装6・シート2

手で揉んでみると、隅っこまで詰まっているのがわかります

よくあるのは見た目に立派で、でも触るとフワフワというサイドサポート。これは見た目と乗降性の両立がされています。

どっちが良いかは別にして、上級車種のシートほど、サイドサポートの隅まで、詰まってしっかりしています

内装6・シート3内装6・シート4

座面のサイドサポートも一緒。太ももが上に乗ってしまうことはなく、効果的にサポートしてくれます。

パワーシートは滑らかな動きだけど、細かくは動いてくれず。こだわる方にはもうちょっとというか、トヨタのパワーシートらしい感触。

内装:助手席

ハリアー・ハイブリッド:内装

内装、助手席側。座っただけでなく助手席でのドライブもしています。

乗り降りもスペースも不足なし

シート高は適度な高さで、シートを最大まで後ろに下げて座れる助手席だから、乗降性も良いです。

クロカン系だと、ハンドルを掴める運転席のほうが良かったりもするけどね。ハリアーの助手席はスマートに乗り込めます。

助手席助手席2

小柄なおばあちゃんだとどう感じるかな?母親を乗せて感想聞いてみようと思いました。

着座高が高いこともあってスペースは余裕です。オットマン的に足を伸ばせるなにかがあっても、筆者の身長(172cm)ならスペース不足にはならなそう。足用クッション置きたくなるw

開放感や圧迫感という面でもほどほど。ミニバンと比較すれば上半身が浮いてる感覚は弱く、頭上の圧迫感も筆者なら感じず。

敢えて言えば視覚的に、ルーフ先端の近さが気になるかも。ルーフが乗員寄りから始まります。

内装:リアシート

ハリアー・ハイブリッド:リアシート

内装リアシート、主にシートと着座感について。

リアシートスペースなど

単純に、シート立派だよね!と思うリアシート。大きさあってギャザー風に縦溝も見える。

座面の長さも、数値にしたら僅かに大きいくらいだろうけど、見た目でわかる。

作りは上級!個性もある!

ハリアー・ハイブリッド:リアシート上部

座り心地はふかふかというわけじゃなくて、むしろ硬い部分が目立ちます。クルマ全体で統一されているようなスポーティ感覚がリアシートも。

座面の先端は硬い。座面長が長く先端が硬いので、足の長い方に向いています

右の写真はサイドの盛り上がり。盛り上がって硬くて、足を開き目に座ると、ここに太ももが乗っちゃう。そして感触が悪いとなっちゃう。

足の長い方が内股に座ると考えると、人を選ぶかも。

背もたれの特徴

背もたれも手放しで良いという部分と、好み分かれそうな部分が同居。

背もたれ下部は盛り上がっていて、腰を支えてくれる。まるでよく出来たフロントシートのようです。

もう一つは縦溝。山あって谷あって、飾りではなくボコボコしてます。

これが短時間では背中にゴツゴツ感を伝えてきて、ある程度時間が経つと気にならなくなる程度の硬さ

機能的には体の横揺れを支えてくれて、役割をしっかり感じられます。

内装:ラゲッジスペース

ハリアー・ハイブリッド:ラゲッジスペース

ハリアーのラゲッジスペースについて。撮影時は忙しくて満足に撮影できなかったので、別の車体の画像も混ざります。ごめんなさい。

ラゲッジは横幅ある方が使いやすく、普通に使うなら高さより床面積が重要。なわけですが、ハリアーなら両方持ち合わせます。ハリアーだけでなくSUVの魅力ですよね。

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

写真でも広さがわかりやすい。

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

ラゲッジボードは手前だけ外して、アンダートレイにアクセス可能。

テールゲートは高くて重いので、パワーテールゲートが望ましいところ。

平置きで荷物を積んでみる

ハリアー・ハイブリッド:テールゲート開けるスイッチ

テールゲート(バックドア)のスイッチはトヨタエンブレムの真下。中央だからわかりやすい

そして荷物を平置きで積んでみる。

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

トノカバーなければ奥まで手が届き、無駄なく使えます。
セダンでこれだけ奥行きがあると、奥に転がっちゃった荷物は取るの大変。こうした部分もSUVの魅力。

開口部は高くフラットに近く、腰を折らずに荷物を出し入れできる感覚。

ラゲッジスペース7ラゲッジスペース8

リアシートを倒すリモコンはみあたらず。メジャーを当てると、中央部で奥行きは1m弱。99.5cmくらい。

密かに重要な部分

開口部とラゲッジフロアの段差は適度に設けられていて、登り坂にクルマ停めても荷物が滑り落ちない安心感!あまり言われませんがここ重要です!

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ハリアー・ハイブリッド・内装メーター周辺ハリアー・ハイブリッド・メーター(夜)

動画:試乗レビュー総合

ハリアーハイブリッドで感じた内装質感や使い勝手、シート着座感など動画で述べています。

内装質感と使い勝手・ハリアーハイブリッド

ハリアー・ハイブリッド


MODEL(ハリアー・ハイブリッド)

  • グレード:“G”
  • 型式:AXUH80
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:412万円

エンジン概要

  • 排気量:2500ccHV
  • エンジン型式:A25A-FXS

その他概要

  • 車重:1650kg
  • ボディサイズ:4740×1855×1660mm
  • 発売開始:2020年6月
試乗レポ・ライター

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