自動車の試乗比較、中古車選びにも・スバル

2022年記事 スバル

レヴォーグ(VN5)試乗「6」
内装・インパネなど質感

間違いいっぱいの自動車選び。2代目レヴォーグ・2021年式の試乗レポート。

6ページ目です!

「内装(フロントシート周辺)印象と使い勝手」

スバル
  • グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:349万円
レヴォーグ内装1レヴォーグ内装2

内装:フロントシート周辺

レヴォーグ・内装インパネ

大きなモニターがあってもなくても、華やかだよね!と感じるレヴォーグの車内。

インパネのイメージ

インパネ先端が低い!

まず取り上げたいのがインパネの先端が低いという長所。内装というよりクルマ全体での設計ですが、これが素晴らしく良いです。

内装1内装2

それから邪魔にならないナビモニター。これら合わせて、コーナーで走りやすい!

内装3内装4

見切りや車両感覚、別コーナーで触れています。

華やか? or 煩雑?

最も目を引くのはやっぱりね、インパネ中央でしょう。レヴォーグといえば!スバルといえば!って感じですよね。

内装5内装6

縦型のデザインが新鮮ですし、ナビも前方が広いので見やすいです。

加えて、光沢パネル=光が反射する面積が広いので、華やかです。

内装7

センターコンソールのシフトセレクター付近、こうしたところまで含めて、華やか

ただ、場合によっては少し煩雑。華やかと煩雑は紙一重みたいなものでしょうから、どう捉えるかですね。

タッチモニターとフル液晶のメーターについては別ページで取り上げています。

ソフトパッドとステッチ

助手席前に使用されるソフトパッドは、かなりツヤが抑えられています。中央部との視覚的な差が大きく、メリハリが強いです。

内装8内装9

その分、ここだけ張り合わせたように見えなくもないけど、ステッチまで入ります。多分本物のステッチです。
ステッチの目はほどよく揃っていて(引き伸ばされてズレが目立つ車もあります)、気持ち良いです。

ドアへのつながりがキレイ!

内装10

グローブボックス〜ドア内張りへのデザイン的結合部分。

一体感あるつなぎ方で美しいです。

ここ、上級車ほど美しく繋がっていると思います。コストもスペースも必要でしょうからね。

内装11内装12

なお、レヴォーグではないでが、エアコン吹き出し口をドア側に持ってくるタイプは、かなりコストかかるそうです。

シート形状と着座感

シートはサイドサポートが目立ち、立派に見えます。
見えるんですがサイズに余裕があり、きつくないです。ゆったり座れます

内装13内装14

加えて、張り出したサポート部分は柔らかいです。
また、シート表地は滑りが良いタイプで、スルンッと座れます。

服が引っかかって気になるという事が起きにくい反面、生地的なグリップ力は弱めです。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

内装:助手席スペース

レヴォーグ・助手席内装

助手席スペースの快適性など。

足元のスペース

シートを後ろまで下げると、足元のスペースは余裕があります。特に奥行方向の余裕です。

助手席1助手席2

シートの高さも高すぎず低すぎず、リラックスして座れます。

横方向は、意見がわかれそうな部分。

センタートンネル前方(多分ミッションが収まる部分)が大きくて、1800ccクラスとしては張り出しが目立ちます

助手席3助手席4

例えば足の間に荷物をおいて座りたい場合ですとか、右足に圧迫感を感じます。

女性の方がお化粧品いっぱいのハンドバッグなど置く場合は、ちょっとタイトかもしれませんね。
できたらリアシート足元において、ゆったり座っていただきたいものです。

助手席、その他の部分

レヴォーグ・助手席走行中

助手席スペースの快適性など。

サイドシルの太さは気にならず

助手席5

走行性能重視と想像できるスバルのクルマづくり。

サイドシルは大きくて太そうなイメージがありますが、常識的な範囲でした。

乗り降りの際、服が触れてしまうことはたしかにありますが、それは他のセダンなどでも一緒。同世代でみれば普通かな、といった感じです。

適度な包まれ感

圧迫感とか開放感としては、特に印象が残ってません。つまり適度だと思います。

助手席6助手席7

インパネ先端やドアトリム上部のラインは低いものの、助手席では背もたれを寝かせて座ることが多いでしょうから、適度な包まれ感といった印象に繋がると思います。

スバル様!ここはなにとぞ〜

レヴォーグ・フロントマスク

スバルのHPを見ていたらふと、思うことが。
いや大したことじゃないんだけどね。

ふと思ったのはここ

対象は3車、見出しページに表示されるスペックです。
左上からBRZ、WRX、レヴォーグ。

トランスミッション・BRZトランスミッション・WRX

トランスミッション・レヴォーグ

どこか、気になる場所ありません??

総称と固有名称が混じってるような?

ミッションの部分。BRZが「6MT/6AT」。WRXが「パフォーマンストランスミッション」、レヴォーグが「リニアトロニック」

トランスミッション・レヴォーグ

エンジンや駆動方式の欄見てもね、わかりやすいのに、ミッション欄はわかりにくい。

CVTを隠したいわけじゃないんだろうけどね、ほら、スバルと言えば無骨で実直なイメージあるじゃないですか!

CVTはプレオから続くスバルの特徴。AWDと同じようにバシッっと表記して欲しいと思いました。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

レヴォーグメーター(昼)レヴォーグメーター(夜間)

動画:レヴォーグ内装

レヴォーグの内装の質感や使い勝手、小さな長所短所を動画にまとめました。

スバル レヴォーグ

スバル

levorg (レヴォーグ)

  • 試乗グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 型式:VN5
  • 新車価格:349万円

エンジン概要

  • 排気量:1800cc+過給器
  • エンジン型式:CB18

その他概要

  • ボディサイズ:4755×1795×1500
  • ホイールベース:2670mm
  • 車重:1550kg
  • 発売時期:2020年10月
試乗レポ・ライター

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