自動車の試乗比較、中古車選びにも・スバル

レヴォーグ(VN5)試乗「4」
エンジンやミッション

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「パワートレーン・ドライブモード(質感と加速減速感)」

スバル
  • グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:349万円
レヴォーグ内装1レヴォーグ内装2

間違いいっぱいの自動車選び。2代目レヴォーグの試乗レポート。

スバル・レヴォーグ(2代目VN5)グレード「GT EX。縦型のナビとアイサイトXを搭載するグレードで、年式は2021年式。

  1. レヴォーグ 感じた特徴を端的に
  2. レヴォーグ 走りやすさは山道特化!?
  3. レヴォーグ 乗り心地など快適性
  4. レヴォーグ エンジンとミッション
  5. レヴォーグ 試乗時の燃費、大型モニター
  6. レヴォーグ 内装(フロントシート)
  7. レヴォーグ 内装(リアシート)
  8. レヴォーグ 小さな長所短所と評価総合

関連ページ

  1. 記事と動画・モデルのコンテンツ一覧
  2. レヴォーグとカムリの比較

試乗:エンジン印象

レヴォーグ・エンジンルーム

レヴォーグのGT系は、ターボ付きCB18とリニアトロニックと呼ばれるCVTの組み合わせ。1800ccターボです。グレード名に「R」と付くタイプが2400cc搭載グレードです。

エンジンの主張はそこそこ

高回転でも静かだし、振動出す回転数は限定的だし、加速感も意外とマイルド

エンジンルーム1踏んだ時は水平対向らしいというかV型にも似たエンジンサウンド。
でもそれを除けばジェントルといっても良いんじゃない?って思うエンジンです。

低回転域除けば振動少ない!

振動を感じるのはごく低回転時くらい。それ以外は回転数を忘れるほどにウルトラスムーズ!通常走行中は音も静か!

迫力いう表現ならば、最近のトヨタの方が迫力あるんじゃない?
と思えるところがあり、レヴォーグのこれは、ジェントルに静かに主張する、みたいな感じかな。

主張はさりげなくしっかり。大人です。

ターボらしさは効き始めが刺激的

エンジンルーム23000回転弱くらいでグッと力強さを増す感覚は、ちゃんと残されてます。
アクセル踏力が大きい時ですね。

特定領域からググッと力強さを増す感触は、やっぱりターボらしさ。

お好きな方にはたまらないと思いますし、そんなに唐突というわけでもないので、日常走行ではターボらしさを出さすに運転することも容易です。

すごく静か!かつ、個性も楽しめる!

エンジンルーム3例えばアクセル開度が30%以下の時、タコメーター見てないと回転数がわからないくらい。

静かで、アイドリング中でなければ振動も感じません

で、踏んだ時は、うるさくない程度の音量で、でもやっぱり水平対向らしい音質で、音を聞かせてくれます。

アイドリングストップ付き

レヴォーグはアイドリングストップ付きでした。これが密かにスバルらしさを味わえるポイント。再始動の時にボロロン!とした音を楽しめます

電動パーキングブレーキ気になったらOFFにすれば良いだけです。中央の大きなモニターから設定できます。

それからサイドブレーキは電気式(電動パーキングブレーキ)ですが、ブレーキホルードはないかもしれません。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

試乗:ミッション(CVT)

レヴォーグ・シフトセレクター

普通になった?とも感じられるCVTの制御。またメカ的には、ロー側がワイドレンジになったと思えるような感覚もあります。

黒子のように滑らか

ペダルレイアウトアクセルペダルをラフに扱っても、気になるショックを出しません

ドカンと離してもギクシャクしませんし、ドカンと踏んだ時は加給による変化を除けば唐突感はありません。

ダイレクト感は希薄

シフトセレクター滑らかな分、加えて静かな分、ダイレクト感は希薄です。

加速時は回転数だけ上がってるように感じる時がありますし、アクセルを緩めた時のメリハリもありません。

特にアクセルOFF時。いきなり巡航回転数に下げるような制御ではありませんが、減速感は非常に希薄
リズム取るとかコントロールしたいとかはキツイかな。あと助手席の同乗者だって、わずかな減速感で安心を得られるってものです。

必要な時はシュンと回転を上げてくれる

先代レヴォーグはラバーバンドを嫌って、苦手な低回転を使わせるような制御でした。2代目レヴォーグはちょっと異なり、瞬時に2000rpmくらいまで上げます。

また「S」モードでは、時速50kmで1800rpmあたりを保ち、再加速に備えます。

MTモード

普通といえば普通ですが、こっちの方が加速力に不満を感じません。

踏んで加速しないからもっと踏んで、加給効き出すと加速しすぎちゃう。そうした場面が少ないです。

MTモード

パドルシフトパドルスイッチ

ギヤ比固定でキープしてくれるであろう7段のMTモード。文量増えちゃったので、よろしければ動画見てください。

試乗:2つのドライブモード

レヴォーグ・ドライブモードセレクター

ドライブセレクターの名称はSIドライブ。そしてドライブモードは「S」と「I」の2種類。スポーツとインテリジェンス。わかりやすいです。

切り替えはステアリングスイッチ右手側

SとI切り替え切り替えは右手側の親指部分。もっとも押しやすい一等地。
さらに、独立してそれぞれのスイッチに分かれています。

不慣れな試乗でも手元を見ないで操作できます。

他のスバル車でもそうだけどこれって、もっと運転を楽しくというメッセージにも受け取れます。
気分を変えたり変化を楽しんだり、違いを感じると興味深まると思います。

「S」と「I」の違い

「S」にすると使用回転数を上げて、少し高めの回転数をキープ。またステアリングは少し重くなる様子
スロットル特性の変化はわかりにくく、瞬間的なブーストの立ち上がりも変わるのでしょうけど、回転数やギヤ比の変化が大きいくらいのレベル。

スロットル特性は「I」でも早開きっぽいのと、エンジンノイズが静かで振動も少ない。大きな変化も感じにくいです。体感的な変化は控えめ。

でもやっぱり違いはあります。これにS#モードなどあったらもっと楽しいんだろうなって気になります。

もうちょっと演出が欲しい!

メインメーター「S」と「I」を切り替えても、視覚的にハッキリした演出はなさそうです。

切り変えた瞬間は音が鳴ります。でも走ってるうちに忘れちゃう。

通常走行中はエンジン静かですし、どっちで走行中か忘れちゃった事もしばしば。

安直なところでいえば視覚的な演出。せっかくのフル液晶メーターですしね!

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

レヴォーグメーター(昼)レヴォーグメーター(夜間)

動画:燃費とパワトレ「前編」

エンジンやミッションの印象と、テーマを定めた燃費チェックをしています。

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試乗時の燃費

スバル レヴォーグ
スバル
levorg(レヴォーグ)
  • 試乗グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 型式:VN5
  • 新車価格:349万円
エンジン
  • 排気量:1800cc+過給器
  • エンジン型式:CB18
その他
  • ボディサイズ:4755×1795×1500
  • ホイールベース:2670mm
  • 車重:1550kg
  • 発売時期:2020年10月
試乗レポ・ライター

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ヒラリー男爵

ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。

経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。

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