間違いいっぱいの自動車選び。2代目レヴォーグ・2021年式の試乗レポート。
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スバル・レヴォーグ(2代目VN5)グレード「GT EX」です。
レヴォーグのGT系は、ターボ付きCB18とリニアトロニックと呼ばれるCVTの組み合わせ。1800ccターボです。グレード名に「R」と付くタイプが2400cc搭載グレードです。
高回転でも静かだし、振動出す回転数は限定的だし、加速感も意外とマイルド。
踏んだ時は水平対向らしいというかV型にも似たエンジンサウンド。
でもそれを除けばジェントルといっても良いんじゃない?って思うエンジンです。
振動を感じるのはごく低回転時くらい。それ以外は回転数を忘れるほどにウルトラスムーズ!通常走行中は音も静か!
迫力いう表現ならば、最近のトヨタの方が迫力あるんじゃない?
と思えるところがあり、レヴォーグのこれは、ジェントルに静かに主張する、みたいな感じかな。
主張はさりげなくしっかり。大人です。
3000回転弱くらいでグッと力強さを増す感覚は、ちゃんと残されてます。
アクセル踏力が大きい時ですね。
特定領域からググッと力強さを増す感触は、やっぱりターボらしさ。
お好きな方にはたまらないと思いますし、そんなに唐突というわけでもないので、日常走行ではターボらしさを出さすに運転することも容易です。
例えばアクセル開度が30%以下の時、タコメーター見てないと回転数がわからないくらい。
静かで、アイドリング中でなければ振動も感じません。
で、踏んだ時は、うるさくない程度の音量で、でもやっぱり水平対向らしい音質で、音を聞かせてくれます。
レヴォーグはアイドリングストップ付きでした。これが密かにスバルらしさを味わえるポイント。再始動の時にボロロン!とした音を楽しめます。
気になったらOFFにすれば良いだけです。中央の大きなモニターから設定できます。
それからサイドブレーキは電気式(電動パーキングブレーキ)ですが、ブレーキホルードはないかもしれません。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
普通になった?とも感じられるCVTの制御。またメカ的には、ロー側がワイドレンジになったと思えるような感覚もあります。
アクセルペダルをラフに扱っても、気になるショックを出しません。
ドカンと離してもギクシャクしませんし、ドカンと踏んだ時は加給による変化を除けば唐突感はありません。
滑らかな分、加えて静かな分、ダイレクト感は希薄です。
加速時は回転数だけ上がってるように感じる時がありますし、アクセルを緩めた時のメリハリもありません。
特にアクセルOFF時。いきなり巡航回転数に下げるような制御ではありませんが、減速感は非常に希薄。
リズム取るとかコントロールしたいとかはキツイかな。あと助手席の同乗者だって、わずかな減速感で安心を得られるってものです。
先代レヴォーグはラバーバンドを嫌って、苦手な低回転を使わせるような制御でした。2代目レヴォーグはちょっと異なり、瞬時に2000rpmくらいまで上げます。
また「S」モードでは、時速50kmで1800rpmあたりを保ち、再加速に備えます。
普通といえば普通ですが、こっちの方が加速力に不満を感じません。
踏んで加速しないからもっと踏んで、加給効き出すと加速しすぎちゃう。そうした場面が少ないです。
ギヤ比固定でキープしてくれるであろう7段のMTモード。文量増えちゃったので、よろしければ動画見てください。
ドライブセレクターの名称はSIドライブ。そしてドライブモードは「S」と「I」の2種類。スポーツとインテリジェンス。わかりやすいです。
切り替えは右手側の親指部分。もっとも押しやすい一等地。
さらに、独立してそれぞれのスイッチに分かれています。
不慣れな試乗でも手元を見ないで操作できます。
他のスバル車でもそうだけどこれって、もっと運転を楽しくというメッセージにも受け取れます。
気分を変えたり変化を楽しんだり、違いを感じると興味深まると思います。
「S」にすると使用回転数を上げて、少し高めの回転数をキープ。またステアリングは少し重くなる様子。
スロットル特性の変化はわかりにくく、瞬間的なブーストの立ち上がりも変わるのでしょうけど、回転数やギヤ比の変化が大きいくらいのレベル。
スロットル特性は「I」でも早開きっぽいのと、エンジンノイズが静かで振動も少ない。大きな変化も感じにくいです。体感的な変化は控えめ。
でもやっぱり違いはあります。これにS#モードなどあったらもっと楽しいんだろうなって気になります。
「S」と「I」を切り替えても、視覚的にハッキリした演出はなさそうです。
切り変えた瞬間は音が鳴ります。でも走ってるうちに忘れちゃう。
通常走行中はエンジン静かですし、どっちで走行中か忘れちゃった事もしばしば。
安直なところでいえば視覚的な演出。せっかくのフル液晶メーターですしね!
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。