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2022年記事 スバル

レヴォーグ(VN5)試乗「7」
内装リアシート

間違いいっぱいの自動車選び。2代目レヴォーグ・2021年式の試乗レポート。

7ページ目です!

「内装(リアシート周辺とラゲッジ)」

スバル
  • グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:349万円
レヴォーグ内装1レヴォーグ内装2

内装:リアシート

レヴォーグ・リアシート

狭くはないし、乗降性だっていわれてるほど悪くはない。4700mmを超えるボディ全長は魅力です。
最も強く残った印象は、リクライング機構って意味あるの?という部分。そんなリアシートでした。

シートのデザイン

質感高そうに見え、見た目の印象が良いリアシートです。

締まってそうな見た目よりゆったり

座面はサポート性が強そうなデザイン。立派感あります。

リアシート1リアシート2

でも座ってみればきつくなく、圧迫感なく座れます。サポート強そうで実はゆったりという印象はフロントシートと一緒です。

シート表地も滑りやすいとも感じられ、スルッと座れ、衣装が引っかかる違和感も感じにくいです。
その分、お尻の位置がズレやすいのもありまして、一長一短です。

リクライング機構はカタログのためかも

リアシート3

レヴォーグのリアシートにはリクライニング機能がついています。

背もたれの角度を寝かせる機構ですが、これって意味あるのか悩みます

使ってみれば(最も寝かして)、座りにくいことこの上なし。上半身が不自然な体勢を強いられますし、座面との角度がズレすぎて、走行中は気持ち悪くなってしまうほど。

見た目的には広く見えますし、上級車っぽい角度になりますし、有難がって紹介するレビュアーもいっぱいです。

リアシート4リアシート5

通常状態で背もたれがよほど立ってるモデルは別ですが、普通は通常状態で設計されていると思います。

レヴォーグでは通常が座りやすかったので、試乗車がもし寝ていたら立ててみてください。

リアシートのスペース

リアシート6

身長172cmの筆者がドラポジを撮った状態でその後ろに座ると、レッグスペースはよくあるくらいのスペースです。

膝前や足元は普通という意味です。横方向はボディサイズをしっかり感じられる余裕があります。
内側に座る感じで余裕がありますし、シートサイズも横幅の余裕が良いです。

開放感

リアシート7

フロントシート間のスペースは確保されていますので、この隙間からの開放感は高いです。

頭上のスペースや足元のスペースでは語れない部分で、「小さくても広い」と呼ばれるクルマとの差といえるのではないでしょうか。

ヘッドレストは標準的と思えるサイズ。縦長タイプです。

リアシート8リアシート9

手を伸ばすと、指先が触れるくらいの位置にヘッドレストがきます。ヘッドレストがもっと小さいクルマもありますが、レヴォーグ、筆者の感覚ですと圧迫感は感じません。

リアシート乗降性

地味に重要な乗降性。年々、衝突安全の関係からボディ構造がたくましくなり、乗降性が悪くなってきているように思います。

レヴォーグでは走り優先というイメージもあり、乗り降りのキツさを予想していたんだけど、実際はそんな事なかったです。

リアシート11リアシート10

写真左:ドアを大きく開けるには、体の大きな方でないと厳しそう。ただ開けてしまえば、足の運びはラク。サイドシル(ステップ部分)もそれほど邪魔になりません。

写真右:ドアを大きく開けられない場合は、ドア下部が邪魔です。足はガッツリと引っかかります。
ただシート外側が削られているので、コツを覚えればそんなに苦はありません。

足を揃えて、ぴょんと飛び出すように出るのがラクです。
小柄な女の子は、パパに開けてもらってね!って気はします。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

試乗:リアシート快適性

レヴォーグ・リアシート快適性

リアシートの乗り心地と静粛性について。

乗り心地の印象

ボディ斜め後ろレヴォーグのリアサスは固いです。

なのでリアシートの乗り心地も固いと感じる場面が多いです。衝撃も感じますし、ハネも感じます。

リアサスペンションの近くに座るリアシートでは、リアサスの影響を受けやすいと思っています。

ワゴンだから仕方ないかも

大きな荷室を持つワゴンボディですから、リアが固いのは仕方ないかも。荷物積んだ時の事考えられてるはずです。

優先順位低め?

座れないわけじゃ全然ないですが、フロントシートとの違いは大きいです。理由は硬さにプラスしてもう一つ。

ボディサイドハンドルが細かい操作でもしっかり反応してくれるという長所からくる、反対の部分です。

コクッとかググッとか、ドライバー以外は不快でしかない挙動が出やすいという点があげられます。

筆者はできるだけ滑らかに走れるよう、ゆっくりとしたハンドル操作を心がけますが、30分乗れば1回くらい、コクっとした挙動をだしてしまいます。
走っていれば周囲との関係もありますし、常に完璧に走るのは難しいですからね〜。

静粛性の印象

静粛性はフロントシートと変わらないくらいの印象です。

ボディ後端から回り込んでくるノイズは気にならないですし、エンジンノイズはそもそも静かです。

内装:ラゲッジスペース

レヴォーグ・

簡単ですがラゲッジスペースの印象です。

スペースや積み出しの利便性

ラゲッジスペースは奥行き1m強。全長4700mmクラスのワゴンやSUVとして標準的なサイズです。

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

持っていた荷物を入れてみるとこのような感じ。

ラゲッジフロアは高いです。低いほうが良いと言われていますが、これくらい奥行きがあると、適度な高さがある方が、奥まで使いやすいと思います。

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

ラゲッジボードには取手が付いていて、開閉して使用する事が想定されていそうです。2段式と考えても良いかも。

収納式のトノカバー

ラゲッジボードを外すと、大きな窪みが用意されていました。

奥にはジャッキ等が見え、手前側にはロール式のトノカバーが収納されています。

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

右の写真が収納されたトノカバーです。

ラゲッジスペース7

トノカバーを装着すると、高さ方向のスペースは思ったより制限されます。

取り付けは、突っ張り棒の原理で車体に装着し、ロール状のメイン部分を引っ張り出します。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。

レヴォーグメーター(昼)レヴォーグメーター(夜間)

開けても低いテールゲート

テールゲート

テールゲート(ハッチ)は全開まで開けても位置的に低いです。

身長172cmの筆者でラクラク手が届きました。

写真の位置掴めば持ち替えなく閉められますから、良いですよね(中の取手だと持ち替え必要)。

低いけど重い

ただ重さは重いです。閉めるにはそれなりのチカラが必要です。SUVより低いけど重さは同じくらいのイメージ。

ラゲッジスペース8

あと最後に、リアシートはラゲッジ側から倒せます。

ワンタッチです。

スバル レヴォーグ

スバル

levorg (レヴォーグ)

  • 試乗グレード:“GT EX”
  • 年式:2021年式
  • 型式:VN5
  • 新車価格:349万円

エンジン概要

  • 排気量:1800cc+過給器
  • エンジン型式:CB18

その他概要

  • ボディサイズ:4755×1795×1500
  • ホイールベース:2670mm
  • 車重:1550kg
  • 発売時期:2020年10月
試乗レポ・ライター

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