自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2021年記事 全7ページ
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ヤリスクロス・ハイブリッド「4」
ハンドリングなど走行感覚

間違いいっぱいの自動車選び。ヤリスクロスHVの試乗レポート。

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「ステアフィールやボディ見切り」

トヨタ
  • グレード:“ハイブリッドX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円
  • デビュー年:2020年8月
ヤリスクロスの内装・インパネ1ヤリスクロスの内装・インパネ2

試乗:ステアフィール、曲がる感覚

ヤリスクロス・ハンドリングやステアフィール

マイルドでゆったりステアフィール

ハンドル操作に対する反応は穏やかです。
ハンドルの中心からコブシ2個分、10時2時くらいまでが相当にマイルドで、これがヤリスクロス・ハイブリッドの大きな特徴です。

ハンドル回して、フロント外側のサスペンションが縮んで、そして曲がりだす。インパネやボンネットを目で見てわかるくらいの感覚です。

好みの方も多そう

フロントタイヤ1日常走行の多くで、ラフな操作も許容するゆったり感
初めてのクルマですとか、お姉様お母様、様々なユーザーにスポットが広いと思いました。

反応がゆったりというと聞こえは悪いですが、敏感すぎるクルマよりは筆者も好み

この方が乗りやすいと感じる方も多いと思います。

ゆったりが悪いわけじゃない、はず

フロントタイヤ2ラクと感じる事も多いですし、リアシートに同乗する時にはグラグラが気になりにくいです。

中心から敏感なクルマが増えてきたからこそ、こうした存在が貴重ですね!

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

ハンドリングの辛口的な部分

ヤリスクロス・ハイブリッドの辛口ポイント

辛口というか細かいというか、運転好きな方はもしかしたら、ちょっと気になっちゃうかも。そんな点です。

電子制御的な点

ヤリスクロス・ハンドリング

走行中、スッと曲がる時があったり、そうでない時があったり。

ステアリング・ハンドル条件によってちょっと強い、ステアフィールの変化を感じていました。

電子制御によるコントロールと予想するも、変化は明確。他に理由がありそうです。

そして気づいたのが、パワステ特性の変化。

  • アクセル踏んでる時・・・重い
  • アクセルoffの時・・・軽い

※LTA(レーントレース)はオフの状態です。

ガソリンモデルは違和感ありません

ヤリスクロス・ガソリンモデルのメーター

ヤリスクロスのガソリンモデルはこうした特性がなくて普通でした。

ガソリンモデルはサスペンションがシャキっとしていて、代わりに少し荒っぽい。これもハイブリッドモデルとの違いです。
硬い分=反応が早い。機敏に反応します。

試乗:ボディ見切りと車両感覚

ヤリスクロス・ボディ見切り

ボディの隅がわかればスペースをギリギリまで使えます。
タイヤの位置が感じやすければ、あらゆる走行が楽ちんです。

そんな、ボディ見切りと車両感覚の取りやすさについて。

左右のAピラー

視界、ボディ見切り1視界、ボディ見切り2

Aピラーはドライバーに近く、邪魔になりにくいです。根元の部分だけ、うねった形状が形状が異なります。

視界、ボディ見切り3

ドアミラーは位置、サイズ的に見やすいものの、ボディとの隙間はもう少し欲しいと思いました。

フローティング構造が全く機能してないわけじゃないけど、もう少しを望みます。

左前の車両感覚

視界、ボディ見切り4視界、ボディ見切り5

左の画像は、運転席から覗き込んだ時の画像。強いプレスラインが視認できます。

右の画像は、外からボンネットを写した時の画像。プレスラインが、ヘッドライト内側に繋がっています

慣れないとこのプレスラインの、もっと外側があるんじゃないかと気になっちゃいます。
結果、セーフティ過ぎて外側余らす、ということに。

不安で見切りは悪いんだけど、クルマ大きくないんで、けっこう適当に寄せても、余裕ある感覚です。

視界、ボディ見切り6

真横は簡単に手が届いちゃうくらいの位置なので、クルマのウエストラインより高い壁に寄せる時などは簡単。

小さな車の長所ですね。

フロント正面などその他の感覚

視界、ボディ見切り7視界、ボディ見切り8

ナビモニターは出っ張っているけど、視界にはかかりにくいです。理由は、インパネ先端が高いからかもしれません。

狭い場所では普段よりシートポジションを上げて運転されると、感覚が取りやすいと思います。

フロント真正面を寄せるのは問題ないです。ギリギリまで寄せるのもやりやすかったです。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ヤリスクロスのメインメーターヤリスクロス運転席

試乗:ブレーキの印象

ペダルレイアウトフロントサスペンションがフワッとしている事もあり、同乗者想いのブレーキにはちょっと神経を使います

停止直前も、抜くタイミングと量が掴みにくく、カクンとしないブレーキはやりにくい方です。
ACCで停止してもカクンと停止します。

またブレーキホールドで停止中からの発進時も、コクン!という感じで、唐突感あります。

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ

yarisCross (ヤリスクロス)

  • 試乗グレード:“ハイブリッドX”
  • 型式:MXPJ10
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc+モーター
  • エンジン型式:M15A-FXE

その他概要

  • 車重:1160kg
  • ボディサイズ:4180×1765×1590mm
  • 発売開始:2020年8月
試乗レポ・ライター

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