自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2021年記事 全7ページ
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ヤリスクロス・ハイブリッド「5」
内装質感、使い勝手

間違いいっぱいの自動車選び。ヤリスクロスHVの試乗レポート。

5ページ目です。

「内装(フロントセクション)」

トヨタ
  • グレード:“ハイブリッドX”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円
  • デビュー年:2020年8月
ヤリスクロスの内装・インパネ1ヤリスクロスの内装・インパネ2

内装:インパネやフロントシート

ヤリスクロス・インパネ夜間

内装はヤリス!という感じです。価格にお得感がある分、内装質感は低めで、それでも夜間のメーターやステアリングスイッチは美しいです。

内装1着座感としては運転席シートが、低い方に大きく動く感じなので、包まれ感は高いです。

それから夜間はベーシックグレードでも、ステアリングスイッチの照明で、質感を感じさせてくれます。

 

質感高いと感じた部分

ヤリスクロス・インパネ昼間

筆者のお気に入りの部分はここです!

内装2内装3

エアコン操作部と、その上のパネル。未来的な印象受けません?
ここの内装は表面に砕いた樹脂を吹き付けたような印象で、近づいて見てもキレイです。

ただちょっと、傷は付きやすいタイプだと思います。爪で触るとそれだけで擦り傷になると思うので、触るの禁止かもです。

内装4

ドアトリム(内張り)はグリップ部分が大きく張り出していて、手を入れてハンドルを握ります

慣れないと開け方に戸惑っちゃうかもしれませんが、受ける印象は立派です。

大きさを強調するナビパネル

ナビはドカンと、立体的に浮き出して、大きさが強調されています。

内装5内装6

圧迫感あるのは事実だけど、せっかく買うなら大きい方がいいですよね。

筆者の好みでいえば、もう少し低い位置で、インパネにビルトインしていて欲しいところ。でも、どうせ買うなら...と、ジレンマに陥っちゃいます。

シートは前後ともツルツル

シートは良い意味でも悪い意味でもツルツルです。
上位グレードでは異なるシートになるので、このシートに限ります。

フロントシート1フロントシート2

良いのは、スルッと滑るように座れます。これが気持ち良い!いつでもしっくりくるポジションに、体を持っていってくれます。

悪いのは、運転中に滑りやすい点。長時間ドライブでは、座り直す回数が増えます。

質感的にも、シンプルすぎて微妙ですが、オプションでターン機能付きのシートを選べば、普通のシートに変更できるそうです。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

内装:助手席側の視点

ヤリスクロス・内装・助手席

ヤリスクロスの助手席は良いです!ことハイブリッドモデルなら、特等席と思えるくらい。

ちょっと高級なイメージ

内装・助手席1内装・助手席2

リアシートは大きく後ろまでスライドするので、コンパクトなヤリスクロスでも、助手席のスペースに不満はありません。

また質感的には、ダッシュボードの高さが高く、包まれ感が高いです。

スペース的な広さと包まれ感によって、もっと大きいクルマに乗っているような感覚を受けます。

弱点としては、シート表地が滑りやすく、走行中は頻繁に座り直しました。またシート高は低い設定で、上げることはできません。
身長によっては前が見にくいと思います。

スペース的にもフロントシート優先

適度なスペースのほうが落ち着くという方でも、きちんとそうして座れます。

内装・助手席3内装・助手席4

筆者の身長(172cm)だと、シートを前に出して座ってもちょうど良かったです。

足は踏ん張れるように置けますし、膝裏のサポートも長すぎず、膝が浮きすぎず。この状態ならなんとか、リアシートにも人が乗れます。

メインメーター周辺

ヤリスクロス・内装・メインメーター周辺

個性的なデザインが目を引くメインメーター。表示もくっきり鮮やかです。

ヤリスクロス・メインメーター

複雑というか開こった形状をしていて、ヤリスクロスの内装で見せ場になっています。

メーター1メーター2

キレイで反射も目立たず良いんですが、写り込みは気になります。メータースクリーン(透明なカバー)の透過率が高いようで、色鮮やかな反面、映り込みもハッキリします。

筆者のドラポジですと運転中、顔が写り込んで嫌です。自分の顔見ると、テンション下がっちゃうw

ステアリングスイッチ

わかりやすく押しやすいステアリングスイッチです。

ステアリングスイッチ1ステアリングスイッチ2

左側が、モニター切替や設定。右側が運転支援に関する機能。

ステアリングスイッチ3

上部のボタンは、親指を引っ掛けれうように押せるので、無意識に操作できます。

C-HRもこのタイプで印象良かったです。

押し心地は、スイッチパネル自体の剛性が低く、ベコベコと動きます。コスト削減て大変だなぁと思います。

ドリンクホルダーの気配り

センターコンソールのドリンクホルダーは深さがあって、運転の邪魔になりにくいデザインです。

ドリンクホルダー1ドリンクホルダー2

500mlのペットボトルを置いても、シフトセレクターの操作に支障をきたしません

シートポジションを下げればこうはいきませんが、限界まで下げなければ大丈夫です。そしてもちろん、ジュースはドアポケットにも置けます。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ヤリスクロスのメインメーターヤリスクロス運転席

動画:ヤリスクロス内装・昼と夜

ヤリスクロスの内装について動画にしました!

魅力的な部分、気になる部分、どうでもよいけど取り上げたい部分をまとめています。

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ

yarisCross (ヤリスクロス)

  • 試乗グレード:“ハイブリッドX”
  • 型式:MXPJ10
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:228万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc+モーター
  • エンジン型式:M15A-FXE

その他概要

  • 車重:1160kg
  • ボディサイズ:4180×1765×1590mm
  • 発売開始:2020年8月
試乗レポ・ライター

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