間違いいっぱいの自動車選び。ヤリスクロスHVの試乗レポート。
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トヨタ・ヤリスクロス(型式MXPJ10)グレード「ハイブリッド・X」2021年式です。
ECOモードだってPWRモードだって、条件良ければ素晴らしい高燃費で走行できるのが、ヤリスクロスハイブリッド。
思うのは、燃費スペシャルSUV。
「イニシャル+ランニングコスト+売却益」で考えたら素晴らしいお得感。もう、先生と呼びたいくらいです。
いくつかのパターンで燃費をチェックしてみました。
詳しくは動画をご覧くださいませ。
ヤリスクロスのハイブリッドとガソリンで、燃費比較をしてみました。
同じコースを走り、パターン燃費としてECO、ノーマル、PWRモードを試します。
写真左:条件良い時は、30km/L台後半の燃費もラクに表示されます。
写真右:市街地や山道では、20km/L付近。20km/Lを挟んでプラスマイナス1割の燃費が表示されます。
イメージ的には、20km/Lを切るのは通勤時間帯か、山道でどんどん踏んでいく乗り方をした時。そんな感覚です。
良い時は褒めすぎず、ダメでも叱りすぎず。
ヤリスクロスのティーチング機能はドライバーをハイレベルに伸ばすシステムですw
6.5km走って80.4km/L、この燃費で77点?
ええええええって思いました。
14.1km走って21.2km/L。雑に走ってみたけど51点!
これはこれで、ええええええって思いました。
EV走行とはエンジン停止中の走行を指すと思うんだけど、EVで走れる時間が長いです。
左の画像は山道を14km走った時。
こうした時もEV区間で燃費を稼いでくれますし、ガンガン踏んで充電したバッテリーは、この後の走行でEV比率80%レベルで走れます。
普通に走っているだけでも、EV比率70%は当たり前。
高速走行時は別ですが、日常なら走っているうちの3割しかエンジン回ってない感覚です。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ハイブリッドシステムは3気筒1500ccエンジンを中核にした新しいシステム。「M15A-FKE」というダイナミックフォースエンジンの1500cc版です。
前述の通り燃費は抜群。質感などその他の部分を見ていきます。
質感で気になる箇所は3気筒エンジンだと思います。国産1500ccクラスで3気筒って少ないですしね。
そんなヤリスクロス・ハイブリッドの3気筒らしさ、走行中はそこまで気にならず。音はマイルドで、振動は限定的。
純ガソリンのヤリスクロスは音も振動も目立ちますが、ハイブリッドの方はエンジン始動してもそこまで気になりませんでした。
加えて加速力の違いから、ハイブリッドの方が振動など目立つ場面/時間が少ないです。
気になるのは停止中です。停止中にエンジンがかかると、一般的なアイドル回転数より高い回転数で回りますので、ノイズも振動も気になります。
体感できた中では、最大でおよそ1分、エンジンが回っていました。この時は率直に言って煩わしいです。
ヤリスクロスのハイブリッドは、ガソリンモデルより明確に速い加速力を持っています。特に巡航からの再加速では、大きな差があります。
極低速からの強い加速時はモーターの音を感じながら、スッと加速してくれて気持ちいいです。
速いと感じるほどの加速ではないですが、モーターの存在感が弱かった以前のハイブリッドと比較すれば、しっかりモーターの力強さを感じられます。
また例えば日産のe-POWERと比較すると、瞬発力では劣り、踏み続けた際は伸びる感じがあります。
アクセル操作に対するレスポンスは、エンジン始動中の再加速は良好、停止からの再加速は一瞬のラグがあります。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
ヤリスクロスにはECO、ノーマル、PWRの3つのドライブモードが用意されています。
ECOとノーマルは、燃費の差はあっても、運転感覚は近いです。
PWRモードだけ違いが大きく、踏んだ瞬間の加速に優れます。
特に低速、30km/h位からの加速時は、モーターの存在をしっかり感じられ、音も、キュイーンと高い回転数で回るモーターの音が聞こえます。気持ちいいです。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。