自動車の試乗比較、中古車選びにも・ホンダ

2024年記事 全6ページ
 & 

WR-V試乗評価「1」
概要的な特徴と印象

間違いいっぱいの自動車選び。ホンダ・WR-Vの試乗レポート。

1ページ目!

「上質な方向性!削った安さじゃ、ないでしょ!」

ホンダ
  • グレード:“Zプラス”
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:249万円
WR-Vの内装・昼WR-Vの内装/夜間

試乗車概要:WR-V

WR-V:夜のボディデザイン1

2024年デビューのWR-V。価格的なお得感、安さがアピールされるコンパクトSUVです。

ボディデザイン・フロント装備削って、インドからの逆輸入車で、安くて普通とばかりが言われるけど、全然そんな事ないです。

乗れば明確な長所あるし、明確な短所あるし、道具的な作りではなく上級志向。それに特別安いということもない。

価格は210万円スタート。クラス不在でヒエラルキーを気にせず選びやすそうとも思える。

大きな声で言いたいのは、一般的な国産車と異なる部分が、わかりやすく存在しています。ここが面白い。そのあたりレビューでじっくり!

試乗車概要

WR-V:夜のリアデザイン

試乗したのは2024年式のホンダ・WR-V「Zプラス」。車両型式はDG5

ボディデザイン・サイドWR-V「Zプラス」の車両価格は249万円。中心の「Z」からボディ加飾が追加されるグレードです。

「Z」は235万円。基本的には「Z」と同一と思われます。

oddメーターが示す走行距離は約5000km。美味しい時期にあると思われるWR-Vに試乗してきました。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

クルマのキャラクター

WR-V:夜景とSUV

WR-Vのボディサイズは、全長4325×全幅1790×全高1650mm

全長短くワイドで、全高はミニバンほどは高くないという、SUVらしいボディサイズ。ヴェゼルとほぼ同じサイズです。

数値上はコンパクトSUVに分類されますが、見た目に大きく見えますし、乗っても大きさ、横幅の広さを感じます。大きい=立派と考えれば、満足感高いはず。

大きさを感じる分それは、運転席からの視界、内装造形、ドアミラーの見え方など。

ドアミラー運転席からの見切り

そしてどこでも言われてないけど、サスペンションの質は高いし、ステアフィールは上質さが意識されていそうだし、適度なダイレクト感だって併せ持つ

そう、こうした乗り味まで含めて、大きさと重厚感、ミドルクラスSUVっぽくとも感じられる。
200万円台前半の価格帯、これで並と言ったら申し訳ないレベル。

ただね、気になる部分もけっこうあります

WR-Vの価格(2024年)

WR-Vのグレードと価格(2024年現在)。

  • X:210万円
  • Z:235万円
  • Zプラス:249万円

中心の「Z」を基準にすると、ベーシックな「X」は快適装備が簡略化されます。
上級の「Zプラス」は主に外装の加飾が追加されます。

ルーフレール風の装飾3つのグレードでそう大きな違いは感じませんが、一説によると「X」は防音材が一部簡略化されるそう。

またハイブリッドと4WDは用意されません。

乗って感じた特徴

WR-V:内装

WR-Vの印象を簡単に。詳しくは続くページをご覧ください。

内装で感じた特徴

内装オーソドックスな造形で新しさはありません。でも上級車感覚を重視しているのであろう点はあちこちから感じられます。

遊び心より落ち着き、無駄を省くというよりは部品点数多く。道具的な狙いより立派な満足感を狙っているのだろうなと思います。

リアシートの良さは素晴らしく、フロントシートより座りやすいほど。通常コンパクトクラスでは妥協される部分ですから、こういった部分も上級車志向です。

乗り味で感じた特徴

ボディデザイン・フロント斜め誤解を恐れずいえば、カローラクロスのガソリンモデルみたい。

実際の車重ではなく、重厚感を意識させる乗り心地やステアフィール。そして走りやすさ。似てる部分を感じます。
WR-Vの方が少し硬いけど、サスの質感で勝る部分がある。クラス違えど比較は悩むであろう関係。

カローラクロスも元はタイからの逆輸入車(現在は国内)でしたから、方向が一緒なのかな。カロクロを良いといえばWR-Vだって悪いとはならないはずです。筆者はどちらもレベル高いと思います。

感想まとめると...

WR-V、サスペンション質感とハンドリングは期待以上!逆にエンジン質感は期待以下。幅広い回転数で大きな振動を出します。

サスペンション質感、ハンドリング、前後バランス、ブレーキ扱いやすさがストロングポイント。エンジン質感と静粛性がウィークポイント、感想まとめるとこうなります。

ボディデザインに思うこと

迫力あって大きく見えて、でもちょっと大味。細かいこというより押し出し感で勝負みたいなクルマ。男っすね!

フロントマスクテールライト

写真を撮影していると、かっこよく撮るのが難しい。なので写真だと魅力が伝わらないかもしれない。そうしたタイプのボディデザイン。

最近のホンダ車ではない力強さ。これも大きな魅力。あと細かな部分で、一般的な国産車と違いを感じました。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」一部の画像は拡大します。

メーター(昼間)メーター(夜間)

動画:WR-V試乗レポート

WR-Vに試乗した時の動画です。長所とか短所ではなく、「特徴をわかりやすく」がモットーです。

準備中です。

ホンダ WR-V

ホンダ

WR-V

  • 試乗グレード:“Zプラス”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2024年式
  • 型式:DG5
  • 新車価格:249万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • 型式:L15D

その他概要

  • ボディサイズ:4325×1790×1650mm
  • ホイールベース:2650mm
  • 車重:1230kg
  • 発売開始時期:2024年3月〜
試乗レポ・ライター

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比較評価
エンジン質感 5段階評価

低回転を除き、広い回転数で振動が目立ちます

足回りの質感 5段階評価

硬めなタイプながら優しく動いてくれる部分あってレベル高い

内装の質感 5段階評価

オーソドックスな造形ながら、承久志向の狙いが感じられる

外装の質感 5段階評価

一般的な国産車とは異なる点がいくつか

ハンドリング 5段階評価

前後バランス良く落ち着きあって、ステアフィールも良い

お買い得度 5段階評価

ベーシックグレードほど魅力が引き立つと思う






試乗や比較が難しい中古車も、より具体的なレビューでぜひ!
自分の言葉で!研ぎ澄ました感性で!

違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。

特徴を明確に!写真もできる限り!

評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。

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