間違いいっぱいの自動車選び。ホンダ・WR-Vの試乗レポート。
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ホンダ・WR-V(DG5)グレード「Zプラス」、2024年式です。
購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その1。
ハッチを開けたまま荷物の移動を行っていると、運転席から後ろが、何も見えない。そう、リアウインドー分と同じサイズのトノカバーが!
自分以外が作業していても不安だし、一人だったら防犯上の不安があるし、ハッチ空いてるのに後ろが見えないのは、想像以上に不安でした。
仕方なくトノカバーを外そうと試みると、紐がフックから外しにくい。相当に小さなフックに掛けられています。
ラゲッジ側から外そうとすると、紐が伸びているので難しい。
で、名案が浮かびました!
ハッチを閉めた状態で、リアシート側から照を伸ばして外せばいいなと。
こちらの方が、外すのも付けるのもスマートでした。
走行中、車線内をワイドに使おうとすると、ハンドルに介入してくる車線逸脱アラート。ホンダの名称で言うと「路外逸脱抑制」。
意図的に走行ラインを考えている時には邪魔以外の何物でもないこの機能ですが、居眠り運転とか考えると重要な機能。
他メーカーだとOnかOffのどっちかだったりするわけですがホンダの答えは...
4種類から選択可能!「早い」「普通」「遅め」「警報のみ」の4段階。
筆者の場合、遅めの設定にしておけば、邪魔に感じませんでした。いざという時には、ググッと車線中央に戻してくれると思います。
アウタードアハンドル、ゴキッとした引っ掛かりがあります。ちょっと引いたあと、ゴキンと引っ張る感覚。
エンジンフードを閉める時、丁寧に落としても締まりません。丁寧に押しても締まりません。相当な思い切りが必要です。
ボンネットは落として閉めるのが正解。なんだけど、それなりの高さから落としても締まりません。
ならばと元おクルマ整備士が、経験を生かしたギリギリのチカラで押しても閉まらず。
どうやったら閉まったか?動画見てください。
この2箇所。ホンダの展示車でも一緒でした。係の方も最初、閉まらなくてどうしようかと焦っていらっしゃったくらい。
インドでクルマの使われ方はわかりません。もしかしたら荒っぽい使われ方まで考慮されての作り、頑丈さを重視した作りなのかもしれません。
WR-Vで気付いた小さな長所短所。動画でわかりやすく!
準備中です。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
購入の決め手になるほどではないような、乗って感じた小さな長所短所その2。
ボディ外板の構造では、効率優先かなと思える部分がいくつか。知らなきゃどうでも良い部分なので、一箇所だけ取り上げます。
場所はテールゲートのヒンジ。狙いはわかりませんが細く、ルーフ側に切れ込みが見える形状です。
一般的な国産車と異なる作りではありますが、どちらにしてもクルマの組み立ては、大変な体力勝負。経験ある知人がノイローゼになりそうと言ってました。
WR-Vはベースグレードからパドルシフト付き。フローティング的な作りで触り心地や操作感も悪くないです。
右手側のレバー、ヘッドライトはAUTOが基準位置。これは他メーカーと一緒。
制御に関してホンダ車は多少異なり、停止から発進後、少し速度が上がってから点灯します。フィットで試したらメーター読み7km/hで点灯。
自宅駐車場とかコンビニとか、向きを変えてから点灯して欲しいときってあります。眩しいのは迷惑ですからね。
一方でコンビニから出る時など、手動で点灯しなければならない時もあります。一長一短です。
ステアリングスイッチはホンダ車らしく操作しやすいタイプ。設定画面の階層はちょっと慣れが必要ですがそれくらいです。
左手側は設定に使用するスイッチとオーディオ関連。
右手側はクルーズコントロールに絞られています。
左手側でよく使うのは、ホームボタン、上下選択と押し込んで決定のホイール、戻るボタン。
右手側はACCの機能に絞られているのがユーザーフレンドリーです。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」一部の画像は拡大します。
押し出しの強いボディデザインはわかりやすく、乗っても大きく感じられるし、走行フィールだって重厚感の高いもの。
価格最優先のSUVなんて言われるけど、重厚感とリアシートの良さ、内装の仕立ても合わせて、上級車的な狙いを感じます。
乗り味は個性的ってわけじゃないけど長所短所がわかりやすい。運転しやすいハンドルとブレーキは魅力的。逆にエンジンは振動と特性でもうちょっと。
WR-Vって一般的な国産車とは異なる部分も、あるといえばある。その代わり、最近のホンダにはないフロントマスクなど、価格以外の面で特徴を持った1台だと思います。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。