自動車の試乗比較、中古車選びにも・ホンダ

2024年記事 全6ページ
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WR-V試乗評価「5」
リアシートとラゲッジ

間違いいっぱいの自動車選び。ホンダ・WR-Vの試乗レポート。

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「リアシート快適性はフロントシート以上!」

ホンダ
  • グレード:“Zプラス”
  • 年式:2024年式
  • 車両価格:249万円
WR-Vの内装・昼WR-Vの内装/夜間

内装:リアシート

WR-V:リアシート印象

WR-Vのリアシートは特等席と呼べる空間。210万円スタートのSUVで、これ以上のリアシートはあるのかないのかと思うレベル。

着座姿勢よく座れる!

リアシートの魅力で最も大きな魅力は、着座姿勢に優れ、快適に座れる設計。広いだけなら軽自動車だって広いし、フィットやヴェゼル、フリードだって広い。

リアシート1リアシート2

WR-Vはシート背もたれ、座面、足元。これらの角度や硬さ、位置、こうした要素に一貫性があって、座りやすく作られています。

筆者の身長は172cmと平均的。もう少し小柄な方ですと、座面が長すぎかもしれません。そこは、座面先端が柔らかいので、膝裏への圧迫感は小さいと考えられます。

アルファードみたいなキャプテンシートを望まなければ、もしくは足を投げ出して座るセダンを望まなければ、極上とも。
またシートバックには高さがあるので、ヘッドレストを伸ばさずとも座れます。

足元の傾斜が効きます

足元は先端が盛り上がっていて、足を置くのにちょうどいい!

リアシート3リアシート4

これは無意識にフットレストとして機能しますから、運転が荒いドライバーに同乗したら、踏ん張って体を安定させてと、機能するはずです。

スペースだって広い!

リアシート5

スペースだって広いです。

写真は助手席を最も後ろに下げた状態で、その後ろに座っています。

圧迫感もしくは乗降性で足の運びに制限がでるものの、普通に座れます。

シート良いし立派だし

シート自体のクッションではスッと沈んで底突き感ないのが良いです。薄べったい感じじゃない。

リアシート6ドアトリムリアシート7アームレスト

ドアトリムは相応に立派。加飾や切り替えが入ります。アームレストも標準装備。ドリンクは片側3本、置ける計算です。

今回は上級グレードのZプラスなので、腕を置く部分など、もう少しを望みたいところですが、言い出したらキリがありません。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

内装:リアシート快適性

WR-V:リアシート快適性

WR-Vのリアシートで感じた、快適性の高さ。

快適性高い!フロントシート以上かも!

WR-Vのリアシートは、シートアレンジなどユーティリティ性能が低い代わりに、シート自体が立派です。

リアシート8リアシート9

筆者の感覚ですと、フロントシートよりよほど座りやすく、しっかり落ち着いて座れます。

着座位置は高く、ソファに座る感覚ではないものの、スッと凹んで体に吸い付くクッション性が良いです。

凹んでほしい部分が凹む上に、快適な着座姿勢。どこも違和感なく座れます。

フロントシート小さめ、窓は全開に開きます

フロントシートは小ぶりです。特にショルダーは小さく絞られ、ヘッドレストも小さい

リアシート10ヘッドレストリアシート11

こうした部分もきっとリアシート優先。穴が開いているヘッドレストほど、限界に挑戦はしてないけどね。

リアのウインドーは全開まで開きます。

中央にエアコンの送風口

さらに!中央にはエアコンダクト付き。これがない車種でも足元にダクトが伸びているわけですが、直接体に風を当てるのは効率が良いです。特に夏のクーラーだとね。

リアシート12エアコンダクトリアシート13・12Vソケット

給電ポートはあるだけ良いと思える12Vソケット。15Aタイプです。

オプションでUSB給電ポート(5V3A)が追加可能です。

 

内装:ラゲッジスペース

WR-V:ラゲッジスペース

WR-Vのラゲッジスペースについて。

スペースは奥行きが広い

横に広いから使いやすいと感じるWR-Vのラゲッジスペース。大きな荷物以外、奥に入っちゃうと取りにくいからね。だったら幅広がいいという理屈。

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

スペースは手元のメジャーで図ってみました。

奥行きは中央部で84cm。横幅は狭い部分で100cm

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

ボディ全長を考えると、奥行きは広く確保されています。全長4500mmのミドルクラスと勝負できるスペース。

幅はもっとも狭い部分がフラットに作られていて、荷物を積みやすいと思います。

ハッチが重い!

ラゲッジスペース5テールゲートを開けて、上がる高さは他のSUV車と同じくらい。閉める重さはけっこう重いです。

開けるときは、ギスギスせずゆっくり開いてくれるのが好ましいけど、閉める時はグッとチカラが必要です。

今回のWR-Vは登録から3ヶ月、距離5000km。まだ新しいのが影響しているのかもしれません。

車内が見えず、車内からも見えず

トノカバーがリアウインドーと同じようなサイズ形状。テールゲートを開けている間、外さないといろいろ不安です。

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

後ろから中が見えないし、中からは外が見えず。
トノカバーは紐でつられているタイプ。フックから紐を外せば取れるけど一癖あって...。

簡単に外す方法、次ページで取り上げています。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」一部の画像は拡大します。

メーター(昼間)メーター(夜間)

動画:夜の内装と特徴比較

WR-Vに試乗して感じた、乗り味に関する動画です。乗り心地や静粛性、エンジン質感、ハンドリングなど触れています

WR-V・乗り味詳しく!

ホンダ WR-V

ホンダ

WR-V

  • 試乗グレード:“Zプラス”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2024年式
  • 型式:DG5
  • 新車価格:249万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • 型式:L15D

その他概要

  • ボディサイズ:4325×1790×1650mm
  • 車重:1230kg
  • 発売開始時期:2024年3月〜
試乗レポ・ライター

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