2ページ目です!
2025年執筆、CX-5とハリアーのガソリンモデル比較。
2024年式どうしの人気SUVで、燃費と乗り味の比較。
※2025年執筆 著者:ヒラリー男爵
交通量に左右されにくい夜間に比較。同じところを走って動画撮影をしつつ、燃費比較を行いました。
条件は大人2人乗車、ACがonでドライブモードはノーマル。2人のドライバーが半々で運転します。
CX-5とハリアーで、同じコースを同じ条件で走りました。
時間も交通量に左右されにくい夜間。比較した時の燃費です。
カタログ燃費(WLTCモード燃費)は14.6km/L。
燃費は13.8km/Lが表示されました。
同条件にてハリアーでの燃費。
カタログ燃費(WLTCモード燃費)は15.4km/L。
燃費は14.0km/Lが表示されました。
燃費比較を動画にしています。リンクは当ページ下部にあります。詳しくは動画でぜひ!
CX-5とハリアー、2024年式どうしで燃費の比較と、乗り味を比較します。
ハリアーは乗るたびに乗るたびに違いを感じたので傾向です。ガソリンモデルには計7台乗ったりレビューしてきました。
CX-5も複数乗ってまして、ビッグマイナー後は同じ印象の乗り心地です。
基本は、語ることはないくらいに違和感なく快適。どなたにもオススメしやすい乗り心地。
衝撃の弱さに揺れの小ささ、過不足ない静粛性。快適なだけでなく違和感を感じないのが魅力。速度を上げても印象は一緒です。
マツダって足が硬いイメージですが、CX-5のガソリンモデルは、多くのユーザーに訴求する味付けです。
新しい考え方のダンパーによるものなのか、昼夜の外気温やoddメーターの走行距離によって感じた印象はいくつか。温度で変わりやすいタイヤやダンパーという可能性が考えられます。
良い時は柔らかいのに重厚。柔らかいのに跳ね上がりません。ただ、目で見てわかるくらいロールも大きい。
それ以外は、CX-5ほど滑らかではなく、ゴツゴツ感を感じやすく。
どちらにしても得意なのは、時速50〜60kmあたりの低速域。この速度では荒れた路面もスルスルっと越えていきます。
ステアフィールその他ハンドリングの比較です。
最近では路面の様子を伝えてくれるタイプのパワーステアリング。路面のフラット感や段差、傾き、ザラつき、タイヤの様子が手からわかりやすい。
小さな振動で伝えてくれる情報もありますし、反力変化で伝えてくれる情報もある。手の力を抜いてクルマの行きたい方向に逆らわず、でも動きすぎは往なして。
挙動滑らかな運転に繋がりますし、内側にスーッと吸い込まれる瞬間は喜びを感じられます。
クルマの前後バランスで言えば、フロントの方が動きやすいタイプと感じられます。
単純に滑らかな回し心地でいえば、ハリアーの方が滑らか。ハンドルは中心からズシッと重く、スポーツモードではより重く。回し心地は重いんだけど滑らかに回ります。
CX-5と比較すれば、反力の変化は感じられず、ザラつきや衝撃はしっかりカット。モーターが強く打ち消してくれるタイプです。
まとめると、ドシッとしてザラつきとともに情報もカット。ラクに乗りたいならこっちといえます。
小さい操作に対する反応は良いのですが、17インチのグレードSは、舵角少ない領域は曖昧さがあります。
クルマの前後バランスで言えば、フロントの方が動きやすいタイプと感じられます。
CX-5とハリアー、リアシートに乗った印象。乗り心地はどちらも悪くなく、スペース的には多少ハリアーが広い感覚。
ホイールベースはCX-5の方が長いです。
表地の作りやクッション性、シート形状など、考えて作り込まれた印象を受けます。
そのあたり省くと、大きな印象はひとつ。
お尻を深く座り、しっかりきちんと座ると座りやすい。切り返しで揺れからサポートしてくれます。逆にダランと座ると、体が安定せず落ち着いて座っていられません。
理想もいいけどリアシートくらいは自由に座らせてなんて、思っちゃいます。
特別なことなく、普通に柔らかいクッション性。
上級SUVっぽさが弱い代わりに、適当に座れます。好きに使ってよという感じで、座り方を矯正されません。
比較しての印象を一言で!
先代から続くプラットフォームを改良しながら進化してきたCX-5。マツダで1番人気というだけあって、多くの方に訴求できる乗り味は魅力。
マツダだからといって極端にスポーティ重視という感じではないです。柔らかいわけじゃないけど普通にコンフォート的。
加えて、クルマと対話しようと運転すれば、様々な情報が返ってくる。なので運転が楽しい。ハンドルまわりがそうだし、アクセル操作は渋滞でも楽しいと思える操作と反応がしっかりある。ついでにMTモードも楽しすぎる。
上級SUVとして歴史長く、ずっと人気だからこそのブランドイメージは、国産同クラスでトップと思えるもの。問答無用で立派なクルマに乗ってるね!というイメージに注釈はいりません。グレードSだってハリアーはハリアー。魅力は変わらず。
全体的な乗り味的としてはCX-5ほどハイバランスではないものの、ハリアーだって熟成に期待。新しいプラットフォームですから、マイナーチェンジその他で総合力はアップするはず。
現状では、踏めば豪快で音は緻密な2000ccエンジン。お好きでしたらこれは大きな魅力。良いエンジンだと思います。
滑らかさの強いステアフィールも、面白みにこだわらなければ質良いものだと思います。最近のトヨタ車に共通する感触です。
当HPのYouTube公式チャンネルで、CX-5とハリアーの比較動画を公開しています。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転。
受け売りでなく、紹介ではなく、レビューです。
評論家との違いは、自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。