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2025年執筆、スイフトとマツダ2の比較。
ハンドリングで選ぶかエンジンで選ぶか?もしくは価格か内装か?
拘りのコンパクトカーと評される2台の比較。
※2025年執筆 著者:ヒラリー男爵

スイフトとマツダ2で感じる加速感と減速感。

スイフトが1200ccマイルドハイブリッド。マツダ2が1500ccの純ガソリン車。マイルドHVの運転感覚はガソリン車とほぼ一緒です。
燃費性能高く、抵抗の少なさは乗ってもわかる(下に燃費の動画ぜひ)。
気になったのは質感的な部分。目立つ振動とスロットル特性からのドライバビリティ。
信号待ちなどアイドリング中の振動はよく伝わってきて、アイドリングストップの効果を感じたのは本音。
現状だと他メーカーの3気筒エンジンよりネガが目立つけど、まだ登場したての新しいエンジン。トヨタだってダイハツだって出始めの3気筒はきつかったからね。スズキも歴史重ねながらこっそり改良されていくはず。
ドライバビリティは後述。
今回マツダ2に搭載されていたのは、4気筒1500cc「P5-VPS」の高圧縮エンジンと呼ばれるタイプ。
同じ排気量なら圧縮比上げるとパワーも上がるはずだけど、燃費を優先したのかなというフィーリングが顔を出し、パワー感は普通。
そうは言っても質感は相変わらずクラス最強!粒の揃った音、全域で少ない振動、高回転で盛り上がるパワー感、アクセルOFF時のレスポンス。
車体とエンジンの結合も立派で、変わらぬからこその魅力と思えます。
通常のP5-VPS、パワフルかどうかでいえば悩むところ。マツダ3乗って試してきます。
出だしは元気よく、30km/hあたりから極端に穏やか。スイフトもマツダ2も燃費優先の領域を大きくとっている印象を受けます(排ガス規制も関係あるかも)。
正確には同じだけアクセル踏むとして、発進時はやけに敏感で元気いい。それが低速巡航ではレスポンス落とされ、細かな操作に反応してくれない。


速度によってスロットル特性を変えているか、空燃比(酸素と燃料の割合)が薄い領域を増やしているか、応答性に差を感じる。
同じ量のアクセルを踏んでも、速度による差が大きい。ので、出だしは飛び出し感、走り出してからはトルクの薄さに繋がる。
スイフトでもマツダ2もスポーツモードにすれば気にならなくなる。なので敢えての特性かと。燃費優先が求められるでしょうからね。
マイルドハイブリッドだからとかそんなハナシじゃない。マツダ2の方がより発進時のレスポンスが強められていて、軽さ感や敏感さが強調されています。
両車ともに昼のロングドライブを試し、田舎道まで走って燃費の印象は、スイフトが良かった。
スイフトは先代も燃費良かったから(夜間など30km/Lに達するときも)、マイルドハイブリッドだからというわけじゃなく、燃費良さそうな特性を活かして走ると平均燃費が伸びる。
ハイブリッドは減速でチャージして加速で放出。加速減速多い場面で生きるけど、スイフトは抵抗の少ない転がりを活かして燃費につなげる。ポンピングロスの少ない3気筒エンジンの特徴が出てます。
スイフトの動画、パワートレーンの印象などレビューしながら、燃費チェックした時の様子を動画にしています。
スイフトとマツダ2、乗り味や内装比較します。

スイフトとマツダ2、ハンドリングの比較。どっちも異なる魅力があって、どっちも魅力的!両車ともに大きな長所です。
細かな操作によく反応してくれて、大きく素早い操作でも変わらぬ反応。
正確性が高いステアリングと言えます。
細かい操作に反応してくれるのはボディがコンパクトなのもあるでしょう。でもステアリング周りの剛性感だって高いはず。とにかく乗っていい。
このあたり良いと言えるのは、過敏じゃないから。微調整がほんとの微調整で、操作量はほんの僅か。過敏に動かないから小さいチカラで微妙な調整が神経使わない。
スイフトを徹夜で1日運転して、とにかく疲れなかったのはここが大きいと思います。
路面からのフィードバック、クルマがどっちに行きたがってるかをハンドルから感じられる。反力の変化で教えてくれる。ここが変わらぬからこその魅力と思える。
例えば路面の僅かな傾きとか、段差でハンドル取られそうな感触。それを手から感じられるから安心だし楽しい。
クルマが行きたがってる方向が直進。こう考えられる方にはほんと向いてる。クルマが行きたい方向を尊重し、ドライバーは素直に従ったり、誤魔化していなしたり、必要ならムチ打つ。これがクルマとの対話で、楽しい部分。
スイフトでも路面からハンドルへの入力は打ち消され、落ち着かせる方向。だからこそ、マツダ2の存在意義って大きい。

スイフトとマツダ2、静粛性の比較。他のコンパクトカー含めて比較してもレベル高い2台。例えばヤリスやパッソ、フィット、ノートより印象良かったです。2台の違いでは、聞こえ方の違い。

ノイズが後ろから聞こえてくる感覚。エンジンルームやフロントタイヤからのノイズが大きく削られ、後ろからのノイズが回り込んでくるように聞こえます。
これによってドライバーは、遠くの方にノイズがあるように感じられ、結果的にうるさく感じない。
音圧系とか数値ではなく、実際の聞こえ方を重視してくれるのは凄く嬉しい。代わりにリアシートは普通にうるさいです。

マツダ2、価格考えたらうるさくて当然と思っていたら、実は意外にも、普通に静か。
エンジンノイズが耳障りでなく、振動から安っぽい共振するようなビビリ音も聞こえない。ここは予想通り。
予想以上だったのはタイヤノイズや他車からのノイズ。これならスイフトと勝負できるんじゃない?ってくらいに抑えられてる。リアのハッチからのノイズは同様。
ホイールハウス内やエンジンルーム除くと、作り的にも意識の高さがわかります。

スイフトとマツダ2の乗り心地印象。
サスペンションは縮み側も伸び側も小さく動き、その小さい領域で衝撃を吸収。
段差あればカチンとはくるし、音も出やすいけど、その硬さから考えたら乗り心地は悪くない。
バネが硬めでショックアブソーバーは存在感を出さす。突っ張らずフワつかず、良い仕事してる。
クルマは落ち着き、ブルブルもフワフワも少ない乗り心地。タイヤの接地圧変化だってきっと少ない。
最近のフィールだし質は高いし、車重の軽さを感じさせない。今後のコンパクトカーはこの方向に進むのか、スイフトに追いつくのかってレベル。
マツダ2はハンドリング優先。ドカッと来たかと思えばクルマは跳ねる。
最近の感覚でいえば跳ねやすくて、それが軽さ感、軽快感に繋がり、コンパクトらしさにも繋がる。
なおバンプラバーはウレタン製と思われ、サスタワーもしっかりしてる。お金や熱意はしっかりしていると思います。

比較しての印象を一言で!
比較するうえで、最もわかりすいポイントはここだと思う。コンパクトカーって長所短所が明確で、比較がほんと楽しいよね。
価格は装備考えるとスイフトが高い。その分新しさや美しい内装、上級グレードならブレーキホールドが手に入る。
実際に買ってしまえばどちらでも、長所の印象が大きく、手放せないほど好きになると思う。
わがまま言えるのなら、マツダ2にスイフトのサスペンションと内装、運転支援装備をドッキング。ステアリングラックはどっちも捨てがたいからめっちゃ悩む。
クルマってセミオーダーみたいな商品。だけどフルオーダー的に脳内で楽しむのも面白いです。
YouTubeチャンネルで、比較動画を公開中。意外と思える点が多いと思う。筆者ヒラリーのもつ20年以上の経験と、繊細な感覚、他じゃ聞けない切り口。乗り味をしっかり言語化して比較してます。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転。
受け売りでなく、紹介ではなく、レビューです。
評論家との違いは、自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。